昭和時代の自衛隊装備で集まるサバイバルゲーム、「昭和自衛隊サバゲー」が今年も開催されました(主催:さぶろぅさん)。
そりゃもう数か月も前から予定を空けて参加するしかありませんよね!
開場となった「ジェロニモ」には40人もの昭和な方々が集結。
もう、コレですよ。
陸自はODか熊笹の方々が勢ぞろい。
他にも海自の方、米軍の方も。
しかし普通のサバゲ定例会だとまず見かけない変態…いや、陸自の旧装備がここまで集まると、むしろ厳粛な感も出てきます。
普通の定例会でこんな装備してるとまず変人扱いされるものですが、変人ばかり集まるわけですから、ここではこれが普通なのです。
ヌーディストビーチだと服を着てるほうが変、それと同じです(知らんけど)。
いやあ普通って素敵!
なんて素晴らしい場所なのでしょう!
ちなみにちゃんと予行演習で練習をしてから開会式に臨みました。
前回はODと熊笹迷彩が半々くらいでしたが、今回は大部分が熊笹。
ワシは前回熊笹で今回ODだったので、少数派です。
今回のワシ。
64はこの日のために昨年購入したものですが、試射をしてる途中でウンともスンとも言わなくなり、急遽KK君にお借りしたもの(ありがとう)
ちなみに今回はフリマがとても充実してて、なんと10ブース以上も出店がありました。
(これはワシのブース)
赤城兵団さんが持ち込まれた、なんとキャリバー50の無可動実銃。
しかし自分のブースの準備や前述の銃の不具合で、ぜんぜん買い物できなかったのが残念。
(画像は部員さんから。ありがとうございます)
表では、たまたまスタートコールをトランシーバーが受け漏らし、3分も知らずにそのままフラッグで待機していました・・・。
そして裏取りしてくる敵を押さえに行き、進出してくる敵をやり過ごし、さらに進むと茂みの中に1人発見。
その人にはアタマに敵のマーク(鉄帽に白いビニテを巻いてる)があったのに何故か味方だと勘違いし、悠長に手なんて振って合図をしたら撃たれ・・・
裏ではまた裏取りしてきそうな敵を迎え撃つためにこちらも林を移動すると、敵の2人班と出くわし1人を倒します。
もう1人がバシバシ撃ってくるのを横跳びに避け、回り込もうとするも敵も気配を消しました。
動けば枯れ葉や藪の音でばれてしまうためうかつに動けません。
埒があかないので後退して開豁地に戻り、正面から進もうとしたらどちらかのフラッグが落ちたのかゲーム終了。
お昼はジェロニモ名物「カレー」。
自前の飯盒で喫食する人がたくさんいました。
おいしいし、おかわり自由(今回はおかわりしなかった)
昼休み、女子参加者2人の写真を撮らせていただきました。
女子だからお手軽層でしょ、なんて偏見はいけません。
見てください、どちらも66式鉄帽(もちろんライナー付き)で茶半、そして64式小銃を持ち、さらに防護マスクケースも下げています。
そして両肩の黒いゴムで分かると思いますが、エンピを背負っているのです。
いやもう気合入ってます。
あとは昼休み時間にT装備体験会がありました。
T装備とは治安出動装備のことのようで・・・
バイザーヘルメットを装着し防護ベストを着て楯で壁を作り、そこに投石に見立ててカラのペットボトルを投げつけます。
その次は暴徒役が突撃したり。
これは守る方としては楯があるとしても相当な恐怖だろうことは、横で見ていても分かります。
そして午後。
いよいよ「状況」ゲームです。
経験者らしき方々が、砲迫の支援をしてくださります。
さて最初の状況しか参加できなかったのですが・・・
まずは敵の武装勢力を制圧する側としてゲームに入ります。
最初に行動の要領が示されます。
(画像は部員さんから。ありがとうございます)
敵がどこにいてどう出てくるか不明ですが、とりあえず指示されたルートで警戒、索敵を行います。
分隊は2個班に分かれ、ワシは1班で副分隊長の後ろを進みました。
しばらく進むも敵情は得られず、フィールドの端のほうまで来てしまいます。
そこで副分隊長から「あの方向に敵影」と。
一度停止し、分隊長から進撃の指示が出て、塹壕陣地付近にいると思われる敵の背後を押さえるように、藪の中を我々は静かに進んでいきます。
するとやはり塹壕陣地付近に集結する敵勢力を発見。
しかし敵は我々に背を向け、また敵兵の数人が匍匐で反対側に進んでいくので、背後に進出した我々には気づいていない様子。
ブッシュの陰からそっと覗くと、必中距離で敵が視認できます。
分隊長から、砲迫の支援を要請、砲撃と同時に突撃という指示が下されました。
そこで敵を見ながら待機。
いま撃てば2人くらいは瞬時に倒せるな・・・と思いつつも、指示にない勝手な行動はできません。
しかしそのうち敵にも感づかれたようで、敵から射撃が始まりました。
そこで迫撃砲の砲弾が着弾し、それを合図に我々も発砲するも、敵はすでに我々と対峙する形になっていて、正面同士の撃ち合いとなってしまいました。
その中で先頭の副分隊長が被弾負傷により後送され、突撃をするのか?しないのか?と迷ううちに中間にいた分隊長も狙撃により負傷後退、ワシはその場で撃ちまくって2人を倒すものの2発も被弾し後送となりました。
HITされたら陣地で復活(3人揃ったら2人が復活できるというルール)して先ほどの戦闘エリアに戻って見ると、生き残った分隊員も後退して戦力の立て直しを図ろうとしているところでした。
先ほどは、逓伝(伝言)の練習をしていなかったため、命令が先頭に徹底できなかったのが失敗だったとのことです。
そこで改めて打合せをし、攻撃開始することに。
その時の状況(画像はジェロニモ様から。ありがとうございます)
しかしすぐに「状況終了!」のアナウンス。
うーん残念!
でも面白かった!
ワシは残念ながらここで時間切れで撤収。
ちなみに次の状況では、なんとクマが乱入。
猟友会コスの方、迫撃砲分隊の方とクマさん。
片付けをしていたら森の奥から悲鳴(?)が聞こえたので、さぞ楽しい状況だったのだろうと想像するだけでしたが・・・
最後まで状況参加はできませんでしたが、過去2回は午前だけで失礼したので、1回だけでも状況を体験することができたのは良かったです。
また、花粉もそれほどでもなかったのも幸いでした。
主催のさぶろぅさん、会場のジェロニモさん、そして一緒に戦ってくださった昭和自衛隊装備勢の皆さん、ありがとうございました&次の機会もよろしくお願いします!