こどもたちを戦場に送るのはやめましょう | ちょんまげインプの部屋

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いらっしゃいませ、変態(いろんな意味で)の部屋へ。
これであなたも立派な変態。
今後ともどうぞよろしくっす。

(以前、ちょんまげのついたインプレッサに乗っていたのでこんなタイトルです)

うちには「DDG-179」という妙ちくりんな名前の7歳児がいます。

過去に昭和自衛隊サバゲの見学に連れてったり、あとはJSOL東海に連れてったりしたせいで、

「サバゲ=なんだかおもしろい場」

という認識があったようで、ジェロファス(ジェロニモで開催されるファスガンゲーム)の前に

「サバゲいく?」

と聞いたところ即座に

「いく!」

と言い出したため、サバゲ10年ぶりのヨメも含めて一家で参加することにしました。

 

今回は開催決定からの日が浅かったこともあって人数は8人でしたが、娘を除いてなんと全員が陸自装備という。

10年ぶりサバゲのヨメ。

ゼロイン用のマト(赤丸の中)はあんなに遠くに。

娘。

ちなみに此奴、前の晩には

「さばげーたのしみー」

とか言ってたくせに、いざ現場にくるとびびって

「えーあたしさばげーしなくてもいい~やらない~」

とか言い出しました。

そこで、

「じゃあマト当てごっこしようぜ~」

とかいって撃たせてみたら面白かったようで、それでゲームにも参加することに。

ちなみに娘が使ったのは、ファーストスナイパーさんにお借りしたコレ。

MP9のガワに赤外線発光デバイスをつけた、もはやエアソフトガンでもなんでもない「発光器」のため、7歳児でも問題なくプレイさせていただくことができました。

めっちゃくちゃ軽いし、秒速ン十発の発射速度だし、トリガーは単なるスイッチだし、それでいてドットサイトはちゃんとついてるしで、ある意味最強ウェポンです。

娘には、ドットサイトを覗かせて

「ここの赤い点を敵に合わせるだけでいいから」

と伝えたのですが、しっかり狙えてました。

 

ゲームはいつもと同様のルールでしたが、娘だけライフを増やすハンデをもらいました。

 

わしと娘(しぉじさん撮影)

わしはお気に入りの3型裁断熊笹迷彩装備。

娘は目立つ色の服ですが、背が低いので隠密行動には問題なし。

一家団欒パトロール(笑)

最初は復活3回ありのゲーム。

娘を連れて山奥に進んでしばらく動向を探るも、一向に前方からの気配がないため敵は後方からの回り込みを企図してるのではと思い、自陣方向を警戒していると、敵が3人ばかり遠くから進んでくるのをなんと娘が発見。

そこで娘に「撃てるところに敵が来たら撃っていいぞ」と指示すると撃ち合いが始まりました。

で、娘は被弾しつつなんと続けて3人を倒しました。

よく見つけたな~と褒めると

「あたし、(空の)こんなちっさなひこーきも見えるんだよ」

とドヤ顔でした。

そのあと別な敵にわしが撃たれて戦死、わしは娘の世話役なのでしばし現場に残ってましたが、そこでその敵と撃ち合いを演じ、ライフの多さで撃ち勝ちました(笑)

↑seekさんのガンカメラ画像(ありがとうございます)

戦死して手を振るワシと、撃ち合いする娘。

ハンデと目のよさと得物のよさで、小2女子がサバゲデビューの緒戦で4キルをとるという、なんともアレなスタートでした。

 

とはいえ娘は撃ち合いよりもドングリや栗ひろいが気に入ったようで・・・

その後はやったりやられたりを繰り返しました。

ヨメはキルを取るまではいっていない様子。

(わしが戦死退場する時の妻子)

 

ジェロニモ名物・瓶コーラ。

お昼は仕出し弁当。

ごはん大盛・・・

 

午後も同じようにやったりやられたり。

ただ、午後はライフのハンデはなしです。

構えかたはアレですが、ドットでちゃんと狙ってました。

 

途中であった「キツネ狩り」。

最初は、ファスガン初参加の方がキツネになり、7人で狩りだしました。

しかし、ゲームスタート直後に、フィールド入口付近で潜んでいたキツネにハンターが一挙に3人やられてしまいました。

そこでワシら一家が回り込みを企図したものの、その隙にキツネはフィールド奥に逃げ込んでしまい・・・

それを知ったのも数分後のことで、そこから4人でフィールド内を探索したものの、なんとキツネは妻子がすぐ近くを通過したのをやりすごしてまた逃走したようで、完璧に翻弄されハンター勢の負けとなりました。

 

次はワシがキツネ。

当初は娘がキツネをやってワシがお守りかと思ったら娘が「きつねかわいそう!」と嫌がり、それでワシがキツネに。

ハンターは6人。

5分前にフィールドinし、過去何度か隠れたところではなく、また別のところに陣取ります。

首をぐるぐる動かして警戒すると、駐車場側から接近する敵が2人。

ただし姿がちらちら見えるだけで狙えないので、時期がくるのを待ちます。

その間も何度も後ろを振り返って警戒。

後方はまだ安全の様子。

そして先ほどの敵が、少し分離して接近してきました。

そのまま進め・・・そこから顔を出せ・・・ほい来たスパパン!

フォンフォン!

倒しました。

もう一人は姿を隠してしまい、その後しばらく動きなし。

反対側を見やると、はるか遠くのフィールド端を3人が進む姿が。

妻子とあと一人っぽい。

遠いけどやるか!

ということ3連射。

大人1人を倒し、あと2人めのヨメも倒したっぽいのですが、すぐ伏せられて状況不明。

子は背が低くて当てられなかったようです。

しかし妻子が生き残っていたとしても、ここまで来るには相当に時間がかかるはずなので、とりあえずは時間が稼げました。

しばし全周を警戒すると、かすかに枯草を踏む音が近づいてきます。

草木の合間にかすかに人影が動くのが見えます。

左右に振れつつ次第に接近してきていることから、最初の発砲音からおおよそワシの位置を把握している様子。

これはてごわいなあ・・・と思ううち、敵の姿が見えだしました。

お互いに草葉の濃いところにいるので外す可能性が高いため、迂闊な発砲はできません。

銃を構えて予測位置まで敵が来るのをまちます・・・早くこい・・・もう少し・・・今だスパパン!フォンフォン!

これで3~4人を倒せたはず。

ここで遠くから「フォ~ンフォ~ン」という、時間切れの音が聞こえました。

となるとワシももうそろそろ時間切れになるな、と思って退場しかかると、ヨメと子がいました。

「あれ?ゲーム終わりでしょ?」

「え?まだ終わりのサイレンなってないよ」

「うっそ?」

・・・とヨメと会話してたら、子が容赦なくワシに銃を向けて狩られてしまいました(;゚Д゚)

 

あとは攻防戦(防御側は復活なし、攻撃側は2回復活あり)。

セイフティ一帯を防備する側と、森から攻撃する側に分かれます。

物理的な被弾がないので、セイフティでも交戦があります。

このように車を楯にもできます。

表は防御側でしたが、妻子がまずやられ、その敵を倒したものの残る3人に浸透されて交戦、倒され、残る一人も奮戦の後にやられてしまいました。

 

その裏は攻撃側。

しぉじさんは左翼から攻撃、ヨメは中央から陽動、ワシは子を連れて右翼から攻撃とします。

しかし回り込みをしようとする前にどこからか撃たれていったん後退、中央のヨメもやられて後退してきました。

駐車場側の右翼は完全に敵の射界に入っているようで近づけそうにありません。

そのため敢えて中央から接近してみます。

獣道を避け、草木をかきわけて斜面を登り、セイフティのネット際まで接近すると、どうも敵には気づかれていない様子。

そこで左翼のしぉじさんが敵と交戦しだしました。

右翼あたりをうろついてるヨメも敵に撃たれたりしており、ことによったら敵は中央から意識をそらしているかもしれません。

いくか…とセイフティに侵入すると、しぉじさんが敵を倒したようでした。

セイフティ裏まで進むと敵影が。

その敵はおそらく遠くの左翼のしぉじさんを警戒して、わしが出てきた時に敵か味方か一瞬迷ったっぽく、そこで撃ちあった際にワシが倒すことができました。

その時駐車していた車から突然「ぷっ!」とクラクションが鳴らされ、驚いて車内を見ると敵がワシに銃を向けようとしているところでした。

咄嗟に射撃をして倒しましたが、あとで聞くところによると

「ワシを発見して撃とうとした時にうっかりクラクションを押してしまった」

とのことでした(笑)

残る1人は・・・とセイフティに戻ると銃をこちらに向ける人影。

スパパン!GET!

・・・というわけで、敵を殲滅して勝利となったのでした。

 

 

ここでおひらきとなりました。

ワシは左ヒザと右足首が痛く、ヨメは靴擦れと、ジジババにはキツい一日となりましたが、さすがにこどもの体力はすごく、ゲームが終わっても走り回っていました。

帰りは渋滞よけでの時間調整をせず、食事もせずに帰ったのですが、もう千葉市内を抜けるのにえらい時間がかかりました。

千葉の道路行政、なんとかなりませんかね~(右折レーンがない交差点が多く、右折待ちを譲らない車も多いので交差点で必ず詰まる)

高速も渋滞にはまって、左ひざがさらにキツかった・・・

 

味噌っかすの子にお付き合いくださった寛容なみなさん、本日はありがおとうございましたです!