あくまで自作装備の試験に行っただけなのです | ちょんまげインプの部屋

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いらっしゃいませ、変態(いろんな意味で)の部屋へ。
これであなたも立派な変態。
今後ともどうぞよろしくっす。

(以前、ちょんまげのついたインプレッサに乗っていたのでこんなタイトルです)

 

春風と花粉に誘われて・・・向かったのは千葉・ジェロニモ。

前回からまだ2週間しか経ってないのですが、自作装備の試験が2件もあるので仕方なくサバゲに来たのです。

あー仕方ない!

しかしなぜかこの週末は気温が18度くらいまで上がり、カイロいらず上着いらずの快適なサバゲ日和となりました。

 

今回も光線銃サバゲ「ファスガン」の定例会。

ファーストスナイパーさん、いつも遠路お疲れ様です!

今日は17~18人が参加。

そしてファスガン初めての方も多くいらっしゃいました。

中にはなんとM1919なんていうとんでもない銃を持ってる方も・・・

わしは相変わらず、89の電動に20式負い紐レプをつけて臨みます。

この20式用スリングと、あとは88鉄帽顎紐レプの試験があったのです。

また89には買ったばかりの照準補助具レプを載せ、そっちの使い心地も試します。

 

チーム分けがされ、毎度恒例の儀式「一列で向き合って撃ち合い」。

これで発信・受信のチェックをします。

BB弾サバゲしてると「うわ銃むけんな!」と思ってしまいます(^^;

 

というわけで、最初は無制限復活の肩慣らしゲーム。

ファスガン初、ジェロニモ初の方も多くいらしたので、ちょうどいいですね。

左端の陸自装備の方以外、ジェロニモもファスガンもお初のグループさんでしたが、皆さんトランシーバーをうまく活用して連携しまくり。

特に女子2人が動く動く。

特に左の方とよく前線で一緒になりましたが、大外を回り込んでくる敵と撃ち合って何人も倒したり・・・

右の方も、ブッシュの中も構わず走る走る・・・

15分と普通の定例会のゲームよりはちょっと長めでしたが、復活するともう息が上がります。

というわけで第一ゲームからハァハァ。

おまけに暖かいので、背中は汗びっちょり。

 

その裏は、ファーストスナイパーの社長さんが黄色・赤のカウンターを持ってフィールド内を歩き回り、自軍のカウンターをより多く押したほうが勝ちというルール。

当然ながらタマの出ないファスガンなので、セイフティも使用OKなので、なかなか社長が見つけられませんでしたが・・・

 

で、昼食。

やっぱりカップラーメンでしょう・・・。

撮影会(スナイパーとスポッター)

 

午後、ワシの大好きなキツネ狩りが。

何度も言いますが、普通のBB弾サバゲのキツネ狩りは大嫌い。

なぜなら射程が短いBB弾だと、キツネは発砲と同時に位置バレしてしまうので、すぐ狩りだされて終わってしまうか、キツネがずっと隠れて時間切れになるかという展開になりがちだから。

その点ファスガンは射程が長いので、キツネが撃ってもすぐにはバレず、ハンターもいつどこから撃たれるか分からないので緊張感がハンパない。

そして今回、キツネ3人のうち希望者が2名しかいなかったので、ワシもキツネになりました。

ハンターは12人、キツネは3人。

そしてハンデはなく、しかもキツネ側は時間切れを狙うのではなくハンターを全滅させるのが勝利条件となりました。

 

開始5分前に、キツネ3人は森の中に入ります。

この時期、木々の葉は少なく、森の中に隠れる場所が少ないのが悩み。

いつもなら森の最も奥に隠れるのですが、今回は侵入してくるハンターの殲滅が勝利条件なので、自分の射界を取れる所に陣取らなければなりません。

さらにキツネ仲間2人は森の奥に行くとのことなので

「ではワシが時間稼ぎをします」

ということで、森の真ん中、セイフティ方向が見渡せる斜面の上の、太い木と枯れ枝がまとまっている部分に落ち着きました。

ここは、隠れているまま撃つことはできませんが、索敵はできるうえに正面(セイフティ側)からはまず視認できません。

射撃するには2歩くらい移動しなければならないのと、背後からは丸見えなのが難点ですが、背後に敵が来る前に倒せばいいだろうということで・・・。

 

「ゲームスタート!」

という声がセイフティから聞こえてきました。

とりあえず敵の動向はどうか・・・

セイフティ脇の草木の隙間から、ネット越しにハンターが見えます。

1人…いや2人。

その2人は横を向き、フィールド入口付近を索敵しているようでした。

当たらなかったらこちらの位置がバレてしまうので一瞬躊躇するも、敵の人数を減らさないことにはいけません。

よしやるか。

周囲を見渡しても、まだ敵の侵入はなし。

木から出て狙い、スパパン、スパパン、フォンフォン!

2人とも倒しました。

すると他のハンターもまだセイフティ内に大勢いたようで、ハンター群は蜘蛛の子を散らすように左右に走っています。

さすがに、草木の隙間から一瞬しか見えない敵を倒すのは無理。

しかし味方ハンターがやられた場所から線を引けば、ワシの潜んでいる方向はバレるでしょう。

ワシの命運もこれまでかもしれません。

すると、敵が一人、ワシから見て右側からセイフティ直下の茂みを進んでいるのが見えました。

ははん、ワシがセイフティのすぐ下にいると思ったな・・・スパパン!

フォンフォン!

ふっふふふ、ワシはそこではないのだよ…。

そのまま数分。

ワシから見て左側の外周を1~2人回り込んできているのが望見できました。

彼らにはどう対処しようかと思っていると、背後の森の奥から発砲音。

てっきり左側から回り込んでくる敵を仲間が撃ったのかと思ったら、交戦の音です。

しかも左側でなくワシの真後ろ。

つまり、ワシの右側からハンターが回り込んでいたのです。

ワシはセイフティ側からしか身体を隠蔽していなかったので、見つかっていたら知らないうちに背後からやられていたかもしれません。

危なかった。

「Cフラッグの奥!敵!」

ハンターが叫びました。

意外に近い!

これは排除しないと自分が危ない。

巣から出て、射撃音にまぎれて森の奥に数歩進みます。

足音がしないので、敵は1人だけのようです。

あっ敵が後退してくる・・・スパパン!フォンフォン!

その敵を倒してすぐ巣に戻ります。

すると敵ハンターが1人、2人と、ワシの左側を森の奥に進んできます。

スパパン!フォンフォン!

1人倒すと、敵は森の奥から撃たれたと思ったのか、姿勢を低くしたもののワシからは身を隠せていません。

もう一丁、スパパン!フォンフォン!

いま6人倒したので、敵はあと6人。

まだまだ多いな…。

そこで後方から激しい撃ち合いの音。

フォンフォン!

まだ射撃の音。

フォンフォン!

状況はどうなってる・・・。

すると敵の声。

「残り1人ー!」

そうか、彼らはやられたか、かわいそうに。

しかしここで、「出会うのは全て敵」ということが確定しました。

となれば足音は全部敵。

巣から出て、勢いに乗る敵の出鼻をくじきにかかります。

ガサガサという音が接近してきます。

来い来い、そのまま来い。

野戦だとちょっと厄介ですぞワシは・・・

敵の姿が藪越しに見えました。

外すと面倒だ、もう少し来い・・・今だ。

スパパン!フォンフォン!

7人め・・・。

もう一人、今ので警戒したもののワシの位置は分からない様子のハンターを引きつけ、スパパン、フォンフォン!

ここでいったん、巣に戻りました。

あと4人か・・・

時間はあと数分。

敵がまだ複数、森の奥にいる気配。

ここで欲が出てきました。

ハンターは、動き回る足音を聞いても仲間と思うかもしれない。

しかしワシからすれば足音は全部敵。

なので巣を出て、足音のする方へと向かっていきます。

すると・・・ 

「アーッ!」(やられた音)

や・ら・れ・た…!

射撃の音が聞こえなかったので、どこから撃たれたのか分かりません。

くっそう・・・

しかしハンデなしで、12人のハンターのうち8人を倒したのは自分でもよくやったと思います。

もし敵が最初から大勢でローラーをかけてきたらと思うとぞっとしますが・・・

それに仲間のキツネが、もっともキツネが潜みそうな所にいて最初にやられてくれたのも、ワシにとっては奏功しました。

しかしワシが時間稼ぎをすると言ったのに、それが逆になって申し訳ない・・・。

 

その後はフラッグ戦。

復活1回ありでしたが、倒して倒され、フラッグを獲られ、また獲る寸前まで行き・・・で、足首を痛めるくらい動き回って楽しみました。

 

家庭の事情で2時すぎにはあがり、3時には撤収しましたが、それでも十分に満足な、楽しいサバゲとなりました。

もちろん各種装備の試験も撮影もできました。

ご一緒してくださった皆さん、ファーストスナイパーさん、ジェロニモさん、ありがとうございました!