オクで勝て! | ちょんまげインプの部屋

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いらっしゃいませ、変態(いろんな意味で)の部屋へ。
これであなたも立派な変態。
今後ともどうぞよろしくっす。

(以前、ちょんまげのついたインプレッサに乗っていたのでこんなタイトルです)

買う時はなるべく安く、売る時はなるべく高く。
それが、ネットオークションをする人の当然の心理。
ワシはここ10年ヤフオクのお世話になっていますが、つくづくヤフオクは「心理戦」であると感じています。
もちろんワシはヤフオクで生計を立てているわけではないのですが、それでもほしいものはなるべく安く競り勝ちたいですし、不用品を売る際にはなるべくいい値がついてほしい。
そこで必要になるのが、相手の心理を読むという戦術。
ちなみにヤフオク落札には「必勝の戦術」はありませんが、「必勝の戦略」ならあります。
それは、莫大な資産をもつこと。
それなら金の力で、いくらでもほしいものを競り勝って落札することができます。
でもそれじゃあ面白くない。
それ以前に、そんなお金ない(笑)
そこで、なるべく勝てる「戦術」ということで、相手の心理を読むことが必要になるのです。
というわけで、本当は敵を増やしたくないのであまり進んで書きたくはないのですが、ワシのヤフオクテクニックを紹介します。
ちなみに近年は、他にもメルカリなどの新たな手法も増えていますが、とりあえずヤフオクの話をば・・・
 
 
 
狙っているものを落札する時は?
*レア物をどうしても落としたいとき
「即決価格」が設定されるなら、競らずに即決でGET」
(理由)
なるべく安くGETしようと競り合っているうち、他の入札者が焦って即決をしてしまうかもしれない。
なのでどうしても欲しいものなら即決してしまう。
「そこまでの金額は出せないなあ」というものは、言い換えれば「絶対にほしいものでもない」ということにもなるので、「縁がなかった」と割り切る。
(「いや、でもなあ」と悩む暇があったら即決してしまう!それが嫌ならぐだぐだ言わない!)
 
自分の「予算枠上限」で最初に入札してしまえ」
(理由)
「なるべく安くGETしよう…」と手動かつ小幅で入札するうちに競争者が現れ、「高値更新」「高値更新」を繰り返していると、そのうちお互い「相手がそのうち諦めるだろう」と思ってついついヒートアップしてしまい、もともと想定していた予算を大幅に超えてしまうことが往々にしてある。
無駄な斬り合いを防ぐためには、予め可能予算額をぶち込んでおくのがよい。
例えば現在1万円のものがあったとして、それを「これは5万円だしてもほしいものだ。だから5万円までなら出す」と決めているのであれば、最初から5万円で入札してしまう、ということ。
それなら、チマチマ入札してくる敵がいても
(競合者)「えい1万円!えっ自動更新?じゃあ1万2千円!えっまた自動更新?」
とするうち、敵(つまり、アナタ)がかなりの額で入札していることを想像し、早々に
「こりゃあキリがない。諦めるか」
となることが多く、その結果こちらの想定していた上限額より安く落札することができる。
逆に言うと、チマチマと小幅で手動入札してくる相手は、邪魔に感じますが怖くありません。
戒めるべきは、アナタがそれを気にして熱くなってしまうこと。
ちゃんとそのレア物の相場を知っておけば、その相場より高めの金額を入れておき、あとはオークションが終わるまでほっておくだけでいいのです。
絶対欲しいものなら、他の追随を受けない額を入れておけばいいし、そこまでは無理でも「冷静なうちに出せると思う上限額」を入れておけばいい。
変にオークションの行方を気にしてチェックしてしまうと、小幅入札につられて自分もついつい我を忘れ(つまり相場を忘れ)、むきになってものすごい高値で落としてしまうことになってしまいますから・・・
 
それでも敵が上回ったら
「一度冷静になれ」
(理由)
冷静でないと相場感を見失いがちになるからです。
 
それでもどうしてもほしい!でもなるべくなら安く・・・!というものなのであれば、次の技。
「終了10分前を狙え」
多くのオークションでは、「自動延長」が設定されています。
それは、オークション終了間際で入札をすると、終了が10分延長するというシステム。
終了が予定より10分延長すると、もともと落札を狙っていた人には「あっ高値更新された!」とバレやすくなってしまい、対抗手段を取られてしまいます。
もっとも、高値更新の際にはメールで通知が行きますが、PCにかじりついていなければメールも見ないので、高値更新したままスマシ顔でいることもできます。
まあ人気の商品の場合は敵も複数いるはずなのでそう簡単にはいきませんが、主敵に諦めたと思わせて不意打ちをすることもできます。
ただそれが敵にバレてしまい、さらに高値更新されてしまったら、もうあきらめましょう。
※もし自動延長が設定されていない場合は、終了1分前とかでもOK。

「入札は最初の方にしておけ」
全く入札せずに、終了間際にしれっと入札するのもいいですが、レア物の場合、出品者がなぜか早期終了をしてしまうことがあります(官品とかそういうヤバめなものほど)。
そうなったら逃してしまうので、なるべく早いうちにツバをつけておくほうがいいこともあります。

「他の同一商品が出品されていないか確認せよ」
ついつい熱くなって入札合戦をしているような時、一度冷静になって他に同じ商品がないか検索してみるのも時には必要。
たまに、もっといい条件のものが出品されているのを発見することもあります。
自分も、自分が欲しいわけではないが動向が気になる同じ商品を両方ともウォッチしていて、片方がえらい高値で終わり、もう片方は低い値段で終わった…という状況を何度も見ています。
これも、「入札で熱くなってしまった」例と言えるでしょう。
なので、両方をウォッチリストに入れ、自分にとって有利な戦場で戦いを進めるようにしましょう。

「取り逃がしてしまったら縁がなかったと忘れよ」
「あっ!例の○○のオクの終了時間、過ぎてた!」ということは、よくある話。
そんな時はつい「いくらで落札されたのか」が気になって、見てしまいますよね。
で、「えっ?あのレア品が38,000円だったの?なんだ~残念~38,000円なら出せたのに~」などと悔しがる人もよく見ます。
残念ながら、その認識は正しくありません。
なぜか。
もしアナタがその出品をちゃんと追い、忘れずに入札していたとしたら?
そう、38,000円で落とした人とアナタが競り合うことになるのです。
そうなったら、お互いどうしても欲しいものでしょうから、競り合って競り合って、最終的に5万円とかになったかもしれません。
アナタが競らなかったから、38,000円で終わったのです。
ついつい終了時の価格で「なあんだ畜生」と思ってしまう気持ちは分かりますが、その値段では確実に済まなかったはずなので、悔しがるのもほどほどにしておきましょう。
 
 
その他のことも、機会があればまた紹介していきます。
さーて、ボキとハメハメする権利はいくらでぢょしに売れるかな~!