ドイツのダルムシュタットは、フランクフルト中央駅から列車ですぐですが、国際空港からでもバスで25分ほどの近場です。


マチルダの丘は、標高は180m程なので、ダルムシュタット中央駅からなだらかな坂を登って行きます。歩くと意外に遠いです(たぶん40分ぐらいかかったような)。なので、路面電車(トラム)かバスが便利です。


1900年前後に最後のヘッセン大公であるエルンスト•ルートヴィヒが、数多くの芸術家や建築家を召集し、芸術家村(クンストラーコロニー)が建設されました。新しい流麗な曲線など装飾模様などが素晴らしく、芸術家達も活動していました。所謂、ユーゲントシュティール(フランスでは、アール•ヌーボー)。


大公とマチルダ妃の結婚を記念して建てられた「結婚式の塔」、「ロシア礼拝堂」を見学した後、近くにあるデザイン豊かな建築物を見て周ります。


エルンスト•ルートヴィヒ•ハウス。

男女の立像が迫力あります。

現在は「芸術家コロニー美術館」とのことです。

少し下ると、またモダンな建築物があります。

ハウス オルブリッヒ。建設家のオルブリッヒの邸宅です。

壁の美しい模様が魅力的です。

ハウス ダイタース。「ドイツ芸術の記録」展の事務局長、ヴィルヘルム•ダイタースのために建てられたようです。

独特のデザイン模様。

ぐるっと周り、綺麗な小道を登ります。

グリュッケルトハウス。植物や花のモチーフやユニークな曲線を使ったデザインがいいですね。

ハウス ベーレンス。改装中で残念。エルンストの芸術的なデザインはよく見えませんでした。

何やら銅像。

元のロシア礼拝堂に戻って、公園を抜けて街に向かいます。

歴史ありそうな壁。

街には、移動式遊園地(キルメス: Kirmes)来ていました。

遊園地のマーケットは、やっぱりドイツ🇩🇪ですね。ちょっと覗いてみたいと思います。