海外でも日本国内でも、旅行に行ったらその土地の美味しいものを堪能するのが、私の一つの楽しみとなっております。
さて、今回はその食べ物に関するちょっとおバカな話です。
南イタリアに行った時のことです。南イタリアは温暖な気候の土地で、レモンの産地。レモン系の何か食べたいな~と思っていたのですが、お昼ごはんに入ったレストランのメニューにレモンジュースなるものを見つけました。
「お!これはレモンの味わいを比較的そのまま楽しめるじゃないか!」と考え、ウキウキしながらレモンジュースを注文。
ちなみに皆さん、英語の "juice" の意味ってご存知ですか?日本語にすると「ジュース」ではありますが、日本のジュースと英語の juice とではモノが少し違います。
英語でいう juice は、果汁100%の飲み物だけを juice と呼び、果汁のほとんど入っていないジュースは juice ではなく cordial 、ものによっては sodt drink と呼ばれます。日本で飲まれている「ジュース」の大半は、厳密にはジュースではないんですよ。
ここまで読むと、私が何を注文したのか、うすうす気がついてきた人もいるかと思います(笑)
話を戻しまして、イタリアのレストラン。私の前に登場したレモンジュースは、レモン果汁100% の、激酸っぱな飲み物でした。しかも、ビールの中ジョッキぐらいの大きさのグラスで登場。氷はほとんど無し。一口飲んで、顔の全てのパーツがギュッと中心によったまま戻りません。。。店員さんが私の目の前に、角砂糖を5個ぐらい入れた小皿をそっと置いてくれます。迷わず全投入。しかぁし!!! 角砂糖5個じゃ全く足りない…!!!頑張って飲み、少し空いたスペース分だけ水を足しながら飲み切りました。
教訓。juice の定義に例外は無かった…!
知ってるはずなのに、注文するときにはなぜか忘れているというアホさ加減、なんなんでしょうねぇ。自分で呆れますわ。まぁ、だからこそ笑い話が増えて楽しい旅になるんでしょうが(笑)