卒乳で過換気⁉︎ | かゆみのブログ ✨出張助産師✨母乳相談✨青空yogaマタニティ産後ママヨガベビマ✨名古屋✨
今朝は急に寒くなりました。朝は雨が降っていて、
御器所のカフェでモーニングしてきました✨



途中からは晴れて洗濯日和でした。





先日のことです。


発熱と過換気で救急車で運ばれた30代後半の女性がいました。



熱は39℃。過換気になっていて、泣きじゃくっていました。


インフルエンザの検査をしましたが、陰性。



右の乳房がすごく張っていて、熱感があり、


右の乳首にだけ絆創膏が貼ってありました。


乳腺炎かと思いましたが、赤くはなく、乳頭の傷もありません。


過換気になっていて、泣きじゃくっていたので、深呼吸をして落ち着かせ、


少しずつ話を聞きました。


話を聞くと、


お子さんは2歳。


今日から卒乳を始めたと。3日間でやめたいと思っていたそうで、


ネットで検索して、


乳首に絆創膏を貼って、母乳を飲めないようにして。


周りからは、2歳だし卒乳するように言われていた、と。

(たぶん、
『いつまで母乳やってるの?まだおっぱいあげてるの?』といった感じでしょうか。)


普段は保育園には行っておらず、


上には5年生の子がいる。


3人目の予定はまだなく。


いつもは右側だけを授乳していると。



搾乳をしたら、乳房の張りは落ち着いてきました。


発熱の原因は、乳房の張りすぎ。
母乳を急にやめたことによる卒乳、急激な卒乳。


断乳ですね。




また、

過換気は、

周りからのプレッシャーや、

突然のホルモン変化による精神不安定によるもの、


お子さんが飲みたいのに飲めず泣いている、その光景を見て辛い気持ちになり、


本当は母乳をしたいのに、という葛藤。


また疲労などによるものだと思います。


あまり多くを語らなかい人だったので、付き添いのお母さんに話を聞いたり、
推測のところもありますが…





以前、
出産間近の妊婦さんが、

上の4歳のお子さんがまだおっぱいを飲んでいると話されていました。


妊娠中におなかの張りはなく、切迫流早産でもなかったので、


お子さんが自然にやめる時まで続けたら良いですよ、と言われて妊娠中も母乳を続けていました、



そんな方のお話しをして、



卒乳は、お母さんとお子さんのタイミングでやっていくこと。


周りには、

今回、急にやめたことで母にもお子さんにもかなりの負担がかかり、こういう状況になったので、

ゆっくり進めていくと良いことを伝える。


また、授乳回数を徐々に減らしていったり、


快適に感じるくらいの搾乳をすること、



など。


話をしていると徐々に落ち着かれてきました。




いろいろな背景の方がいて、

さまざまな卒乳の方法があるので、


その人に合った卒乳の方法を見つけていって欲しいです✨



助産師の私としては、


お子さんから自然に飲まなくなるまで授乳を続ける
『自然卒乳』

が良いかなぁ、っと思います。