ちな語りラスト | ゆっこ☆の趣味多過ぎBLOG(仮)

ちな語りラスト

そろそろ別の記事も書きたいのですが、

次期トップが決まった鳳月杏さんについて

もう少しだけ語ります💦


鳳月杏さん。2006年宝塚歌劇団に入団の92期生。

この春に研19で次期トップ就任が決まるという、異例の経歴の持ち主です。



  鳳月杏さんの驚きの歴史


新公は「アルジェの男」で2番手までとったあと、

新公卒業の「ベルサイユのばら」でアンドレ役。

(主演の龍真咲がWキャストで演じたため、主演カウントになるのか微妙なところですが、

新公プログラムはオスカル役の煌月爽矢のみ。東京公演のみ煌月と共に主演挨拶をさせてもらいました。)

で、その後のバウでいきなり2番手をやったり(月雲の皇子)

芝居やショーでは、新公主演をとった近い学年の方達(宇月・紫門・煌月・珠城)と同ポジで使ってもらっていたり、

謎に「NEW WAVE」のメインメンバーに入れてもらったり(美弥・宇月・鳳月・珠城)

そしたら突然の花組組替えと、バウ主演決定。


組替えは、月組にいたら上がれない状況から抜け出すチャンスだったけど、

組替えしたことで、まだバウ主演をしていなかった同ポジで上級生のあきら(瀬戸)がいたし、

ちなつ(鳳月)が来たことで、同ポジで上級生のふじP(鳳)のポジションは下がったので、

ちなつ本人としたらやりづらいことも多かったと思います。


その後、花組で当てられた配役といえば、

「新源氏物語」の夕霧(涼風真世さんが2番手時代のお役)や、

「ME&MYGIRL」のジャッキー(歴代男役ジャッキーはみなさんトップになっているジンクスがあるんだそうです)

「アーネスト・イン・ラブ」のアルジャノンを当時2番手のキキちゃん(芹香)と役替わり、

「あかねさす紫の花」の中大兄皇子を当時トップの明日海さんと役替わり、

「CASANOVA」ではコンデュルメル夫人で大ナンバー。


なのに、「金色の砂漠」のジャハンギール王や、「MESSIAH」の松倉勝家みたいな、

重要なキーパーソンでありながら、しっかりと脇役もこなして

まさに別格スター路線を爆走してますね笑

でも普通の役者じゃあり得ない役幅、レパートリーで半端ないったら。

外野から見ているだけなら、とっても楽しそうな宝塚人生です。


そしてそろそろ明日海さんと同時退団か?と覚悟を決めたら、

まさかの月組出戻り!?

「I AM FROM AUSTRIA」でヒゲのダンディーなパパさんを演じ、

「ピガール狂騒曲」のときは、これまたヒゲのコミカルで嫌な旦那役


いよいよ珠城と同時退団か?と覚悟を決めたら、

下級生のれいこさん(月城)を支える形で、なんと2番手羽根を背負ってしまった✨

でもすぐ下の3番手ポジションには、月組御曹司ありちゃん(暁)がいるし、

これは3作くらいで退団か?と覚悟を決めたら、

ありちゃん、まさかの星組へ組替え(しかも同ポジの補填なし)


ん?じゃあ、おだちん(風間)の成長待ちで5作くらいで退団か?と覚悟を決めたら、

まさかのれいこさん退団発表😱

そして先日の次期トップ就任発表に至るわけです。






  ​鳳月杏さんのFirst Impression


私が初めてちなつをしっかりと認識したのが、

それこそ「ベルサイユのばら」新公がきっかけだったと思うんだけど、

(新人公演ステージトークでの、煌月&鳳月のトークが余りに仲良しで楽しそうだったのが印象的)

その後、「ベルサイユばら」「ルパン」で舞台上の彼女をしっかりと認識していきます。


そのときの第一印象は

「濃い」

「黒い役が似合いそう」

「香寿たつきさんみたいな渋さが出そう」

「芝居が上手い」

「路線じゃないかもしれないけど、良い仕事しそう」

「地味に目立つ」

などなど、ブログに記しています。


当時から「もはや濃い人しか愛せない症候群」で、

「私の春風」こと春風弥里さんを絶賛応援中の頃ですから、

やっぱ濃い目で職人さん的な男役さんがいると、

気になっちゃったんでしょうね笑


  鳳月杏さんを推しに認定!!


愛しの春風弥里さんが、歌劇団からご卒業された翌年に、

まさかのちなつが、私の愛する花組へ組替えと発表!!!

もう、かなり運命的な気持ちでいっぱいでした。

気持ちは、絶賛ちなつ応援モード。

(ご贔屓を失って、ヨロヨロと彷徨っていた頃です😭)


ちなつバウ初主演の「スターダム」は仕事激務で遠征無理ってなったんですが、

どうしても見たくて日帰りで遠征までしちゃったくらいなので、

もうその頃はドップリ沼ってます笑


ただ、私はちなつを元々トップ路線として応援していたわけではなかったし、

いつか退団をするであろう、そのときまで

一緒に駆け抜けようと思って応援していたので、

まさかトップ就任なんて展開が待ち受けていようとは

驚きでもあり、戸惑いが強いですが、

それでもやっぱり果てしなく嬉しいです。




  ​鳳月杏さんの退団に怯えるあまり、妄想は果てしなかった


どうして新公主演をさせなかったのか。

どうして組替えさせてバウ主演までさせたのか。

どうして月組に戻そうと思ったのか。

劇団の構想も今となっては全くわかりません。


でも、近年上級生2番手がことごとく2番手で退団しているケースを見ていると、

個人的妄想では、劇団は月城さんは7作くらいはトップをさせたくて、

(日本物のショーとかこんな適任者がいるのに、やらないで退団とかあり得ん!!)

相手役は海ちゃん(海乃)4作、みちる(彩)3作

ちなつは3作目に退団で、おだちん2番手を4作で次期トップ就任

とかまで勝手に思っていました。

じゃなければ、みちるが月組に組替えしてきた意味もわからんもん。

(結果ちなつの相手役にもならんかった💦全てはタイミングと縁か)



  鳳月杏さん写真集「FOCUS ON」から読み取る、演出家からの期待


そして数年前に発売された、

ちなっちゃんの写真集「FOCUS ON」

発売当初、私も感想をブログに載せましたが・・・


上級生の皆様や、特に演出家・振付家の先生方からの厚い信頼が

読んでいてひしひしと伝わります。


特に大野先生からのコメントが印象的。

「下級生の頃からちゃんと考えて役作りしていて男っぽさもあり、かっこよくて上手い。

ただ派手さに欠けるところがあって、スター演劇においては損をするのではと危ぶんでいたところはありました。

でも今回の中大兄皇子を見ると、ようやくやることに華が出てきて、良い人ではない強引な役でも魅力ある人物として魅せていて成長を感じました」

そのあとに更に

「俺がやったらどの役も全部OK。みんな納得するよ。ぐらいのスターの気持ちで取り組んでみたらいいんじゃないと思います。

脚本を深く読み込んで良い演技をしたいという思いが先に立つ人ですが、

僕はスターとして演じる鳳月を見てみたいと希望として言っておきます。絶対に魅力的だと思うので。」

というお言葉まで。

先生からすれば、もどかしい部分もあったんじゃないかと思います。

良いものをもっているのに、器用さゆえに、それが発揮出来ていない部分もあって、

でももっとこうしてみたらいいのに。

という課題のようなものも書いてくださっていて

当時ものすごく印象に残っています。


もうキャトルオンラインでは発売終了してるっぽいのですが、

鳳月さんファンの方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。



  鳳月杏さんの相手役について語ります


そうそう。先程みちるちゃんの話もちょっと書きましたが、
ちなちゃんの相手役さんについて。

天彩峰里の組替えが取り消しになって、
ますます次期娘役トップが誰になるのかは、大注目されていました。
で、次期トップ就任発表後に、色んな方のブログを拝見しましたが、
やっぱり圧倒的に「みちる推し」の方が多かった。

そりゃ「ELPIDIO」でも組んでますし、

みちる組替え当初から、ちなちゃんと組む機会も多かった。

そして何よりお似合いでしたから、「ちなちる推し」が多くて当然です。

なんでしょうね。芝居も上手いし、とにかくちなちゃんをお慕いしてくれている感を

すっごい出してくれる娘役さんですよね、みちるは。





ただその前には、じゅっちゃん(天彩)の組替えまで決まっていたわけですから、

きっと彼女が相手役筆頭だったと思うし、

ちなつとじゅっちゃん(天彩)用に決まっていた作品を

誰がやれるか。となったときに、

天紫が適任となったんではないでしょうか。

(「琥珀色の雨にぬれて」のシャロンだったら、みちるよりも天紫のほうが合うしなぁ。)


個人的には去年の「フリューゲル」代役公演が偶然にも見れたことは本当に良かったです。

みちるにとっては、貴重なトップポジションでしたしね。

ちなつトップ時代にも残ってくれるわけですから、

それこそガッツリ娘2として、ちなつとの絡みも沢山あるといいなーと思っています。


因みに私の希望は、実は最終的には天紫だったかなぁ。

(絶対天紫がいい!ってほど、決め手もなかったですが)

背が高いのが本当にネックで、しかも元男役さんなので、

身体は細いのだけど、骨格がかなりしっかりしているせいか

マジでちなつが小さく見えたから(@ギャツビー)

そこだけは本当に・・・・なんだけど、

普段の雰囲気も自然体で良い子だし、

とにかく舞台姿が華やか。これに尽きる。


特にこのあいだの代役公演「万華鏡百景色」のときの、

プロローグの花魁と、フィナーレのデュエットダンスのときの彼女は

トップ娘役と言っても通用する華やかさでした。

ちなっちゃんが渋めなタイプだから、相手役は華やかなで大人っぽい子が良いんだろうな。


ま、決め手にかけるのは確かなので、

天紫だけじゃなくて、みちるとも、りりちゃんとも、きよらとも、

色んな娘役さんと沢山絡んでほしいです。




  長くなりましたが・・・・


私が今から準備しているのは、

まず月組次回作「Eternal Voice」のチケットをどう入手するか。

友会はこれからですが、

もう・・・光ちゃん(柚香)の退団公演が大惨敗でしたから、

本命月組はなんとか枚数を、回数を増やしたいですね。

このあいだムラ行ったばかりだから、

月組ムラは特にチケット取らなかったんですが、ここはグッと我慢です。


このあと秋の全ツに向けて、いよいよ遠征、計画しなければですね。

灼熱の真夏スタートで、本気で震えていますが、

市川は行くとして、梅田、仙台、富山、北海道、

さて。どこ行こうかなぁ・・・・。

(その前にチケットな💦)


というわけで、長々とお読みいただき、ありがとうございまいました🙇‍♀️

明日以降は、今更なんですが、

1月の遠征日記を細々とアップしていこうと思います✨