長女の算数があまりにやばい話は散々書いてきました。
色んな努力をしたにもかかわらず、
とうとう4年生になって初めての算数テストで「5」(落第点)を取ってきてしまったので、
先生からも「算数障害の認定をして、この点数が進学の差しさわりにならないように今検討中です」と言われました…。
秋から算数障害向けの子のセラピーにも通っていますが、加えて専門家のところで検査をしてもらうことにしました。
合計6回で、一回90分とかかかる結構詳細なテスト。
一回目は両親面接で、今までの経緯を聞かれました。
色々話をした後、「こんなに家庭で努力してから来るケースは初めてです。大体みんな、学校のせいにするんですよ」なんて言われました。
私の努力を認めてもらえて涙が出そうになりました・・・
さあテスト結果はなんと出るか…。
来年は上の学校に進学なのですが、こんな感じなので(大学進学コースの)ギムナジウムはどう考えても無理。
ゲザムトシューレGesamtschuleを検討しています。
ゲザムトシューレというのは、成績の良い子もそうでない子もみな受け入れる、日本の中学のような感じを目指している学校です。
私立・公立両方とも何件か見てますが、どこも帯に短し、タスキに長しというか‥。
この間見に行ったキリスト教系の私立はとてもきれいで、設備が充実していて、先生もいい感じでした。
日本の私立学校みたい。音楽室にはグランドピアノ含めいろんな楽器がある。デジタル機器も最新鋭。
きれいな図書館もある。
カリキュラムの中にチームビルディングのような小旅行がいくつかあって、クラスのまとまりが良くなるように考えられている感じ。
先生は優しいけれど厳しさをたたえていて、きちんと勉強をフォローしてくれるんじゃないかと期待できます。
が、遠い。一時間弱かかります。
しかも、始業時間が7時半。なので家を出るのは6時半前。
私も長女も学校自体は気に入り居ましたが、ちょっと通うのは無理そう。
近くの公立は、先生のやる気が素晴らしく、
「自分で主体的に学ぶものを、自分のテンポで選んでいく」というコンセプトで、最近人気が出てきています。
が、もともと超多様性地域の落ちこぼれが行く学校だったので、
「先生は素晴らしいが生徒がちょっと・・・」という感じが否めません。
で、この学校の売り、「自分で決めて、自分のテンポで学んでいく」も、
長女にはあまり合わないような気がするんですよね…。
何しろ優柔不断横綱の長女、なにも決められない、しかも嫌なものを避けまくって、結局何にも学んでないで卒業…、なんてことになりそうで心配です。
なかなか頭が痛いですが、出来ることを進めていきたいです。
何が優先順位なのか、忘れないことが大事かな。
楽しく学校に行って、ドイツ語や算数がイマイチでも、自信をもって出来ることを見つけてくれればいいと思います。