日本の幼稚園で好きなこともう一つ。

 

挨拶のしつけがちゃんとしてること。

 

入り口で気をつけをして「おはようございます!」という。次女も初めは恥ずかしがってできませんでしたが、毎日他の子もやっているのを見てたら1週間ぐらいでできるようになった。

 

ドイツでは、「あいさつしたくない子供の気持ち」を尊重するので、あんまり頑張らせないんですよね。

 

ドイツの戦後教育は、ナチスを産んでしまった反省から、「権威に唯唯諾諾と従わない人間」を育てることを最大の目標としていて、そのためには大人と子供という大きな力の差を使って、自分の意のままに従わせない態度を教育者が取ることが重要、、、ということで、「大人が望む姿」に子供を作ろうとしないことが重要視される。

 

なので、挨拶も、こちらはするけど、返ってこなくても何も特に言わない。

 

まあ、大体の子は、こちらが挨拶し続けて、私のことを好きになってくれたら挨拶は返してくれますが、誰にでも挨拶するわけではない。まあ、理論はわかりますが、結果として、気分や人によって挨拶しない人間が爆誕・・・。

 

保育士学校のクラスでも、ちょっと年上や、教会に通ってるとか、昔ながらの教育を受けている人はきちんと誰にも挨拶するんですが、仲間には挨拶するけど、他は無視の子の多いこと・・・。なので、クラスとしてもまとまりがなくギスギスする。

 

子供の意思を尊重するのはいいとして、挨拶は「あなたがここにいることを私は承認しますよ」というメッセージなんだから、そして人間は一人では生きていけないのだから、共同体の規範として、スモールステップでいいからちゃんと教えた方が良いと思う。

 

あとやはり、私も受けたしつけを子供が継承している、自分の価値観が継承されているのを見るとすごくホッとしますね。移民の辛いところはは、自分が継承している文化と、外で子供が教育を受けてくる文化が違うところ。

 

当たり前だと思っていることが全く当たり前ではない。移民としての生活はそんなことの連続なので、次女が「おはようございます」というのを見ると、ここには私の価値観を共有する人が私の子供を躾けてくれている、と安心するのかもしれません。