兵庫・神戸・加古川
心屋塾認定講師で心理カウンセラー
中村佳代です。
もうすぐ夏休みですね。
夏休み前にいつも気が重ーーーーくなる行事があります。それは、三者懇談。
昨日、中学2年の息子の懇談があったのですが。
あまりにもイヤで、こんなことをFacebookにつぶやいてみました。
そしたら、世の中には強者がいるもので。
こんなポジティブなアドバイスをくれた友人がいました。
スキップって(笑)すごいな(笑)
他にも、いろんなアドバイスもらいました。
・アッハッハと、あっけらかんとしてる
・ひたすら申し訳ない顔しとく！
・無だよ無ーー（笑）
・態度デカくしてみる…笑
アドバイスを踏まえて、まず、懇談は地獄じゃなくて、息子とのデートだと設定！
息子と手をつないで、ルンルン笑顔で学校へ行きました。(私が強引に腕をつかんだだけですが・・・。)
ほんでね、教室前で順番を待っていたら
師匠からこんなコメントが。
図星すぎて、痛すぎる。
うん。泣いたよね。
教室の前で、息子の横で泣いたよね。
そう、これは息子の問題ではなくわたしの問題。
わたしの罪悪感の問題なのだ。
お母さんを幸せにできなかった罪を降ろすときなのだ。
なので、もう、どうにでもなれ。
いいたいこと全部言ってしまえ。
と思って肚をくくって、先生の前に座りました。
そして、始まる15分の旅。
結果、楽しかった（笑）
人生で初めて楽しい懇談を経験した。
終わったときには、
あれ？これ私のカウンセリング？心が軽くなったよ？状態。
まず、先生の話を待たずにこちらから話し始めたら、堰を切ったように言葉があふれてきて。半泣きになりながら、今までの懇談がどれだけ辛かったかを先生に訴える。(この時点でもうおかしい)
あまりの圧力に、学校いち怖いベテラン先生を引かせる。が、全部言い終わるまで聞いてくれ、「お母さんのお気持ちよくわかります。息子さんにもいいところたくさんあるから安心してください。」と言われる。
そして、息子さんのだらしないところはただのうっかりです。だから、コツコツ言い続けるしかない。最近少しずついい方向に変化してきている。少しずつの変化を積み上げていけるよう、教師側からも家庭側からも、うっかりが少なくなる声かけをしていきましょう。
あと、息子さんはお母さんに怒られるんじゃないかと怖がってるところがあるから、あまり感情的に怒りすぎないように。息子さんへの期待が高すぎる。そして、心配しすぎてる。そんなに、心配しすぎなくて大丈夫。
でも、怒ることは悪いことじゃないから、必要なときは怒ってあげてください。怒るのも愛情。ときには、八つ当たりしちゃってもいいと思います。
と、まるで先生からわたしへのカウンセリング状態。息子の進路の話はタイムアウトで出来ず。ほぼ、わたしの気持ちを落ち着かせることに時間を使って終了。
一体誰の懇談や？息子ほったらかしやないかい。先生って大変な職業ですね。本当申し訳ない(笑）
先生は敵だと思ってた、息子を信じることも怖かった、何よりわたしがダメな母親だと責められるのが怖かった。
言いたいこと言って、話聞いてもらって、発展的な話ができて、私の心はとてもスッキリした。
わたしを責める人は誰もいないんだから、安心して、自分の信じた子育てをすればいい。ということ。つまり、今のままでいいということ。
そして、自分責めからの息子責めだけはやめようね、ということ。
やっぱり怖い世界は妄想だったし、助けてと言ったら手を差し伸べてくれる人がたくさんいたし、学校は敵じゃなかった。
帰り際に、なんでも相談してくださいと先生に言われてホッとした。息子を応援してくれて、一緒に育ててくれる人がいるんだという安心感。子育てって、一人でしなくてもいいんだね。
というか、友人に甘え、ぢんさんに甘え、学校の先生にまで甘えるわたしって、ヤバい。いやほんと、周りの人がすごく大人で尊敬しかない。
またひとつ世界が優しくなったよ〜。
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