「唐朝詭事録」・「我的秘密室友」 楊旭文を愛でる | kaykay-syusyuのブログ

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好きな中国ドラマの感想と妄想を綴っております

 

  「唐朝詭事録」 青年と中年コンビの物語

 

弁解ですが、

初めはね、白猫の丁禹兮を見るつもりだったの。

でも、「唐」って言ったら、「妖」のイメージ。。

日本だと、奈良から平安にかけて

同じイメージがあるのは、私だけ?

 

なので。。イメージ通りの唐時代の作品を

先に視ておくかーなどと、軽~く思いまして、

。。見事に沼りました。。

「唐朝詭事録」、もとい、主演の一人、楊旭文ラブラブラブラブ

 

(メッチャ「塩顔」

そのせいか、塩対応の演技にハマる。。)

 

設定は、唐・景雲年間、則天武后亡き後の時代。

優しげで実は狡猾?な皇太子・李隆基と

権力欲が強い太平公主(皇帝の妹・則天武后の娘)は、

朝廷を二分するような覇権争いをしていました。

 

(皇太子・李隆基って、

史実では、なかなかの人物。

後の玄宗で、例の楊貴妃を寵愛した方)

 

(武則天の影響か、女性が帝位を狙った時代。

太平公主もその一人と言われています)

 

そんな情勢のなか、

皇太子の側近の 卢凌风(楊旭文)は、

皇太子から、巷に出回る「長安紅茶」の調査を命じられます。

 

皇族だけが嗜むと言われた「長安紅茶」は、

闇の取引で法外な値段がつけられていました。

 

 

忠誠心が強いこの若き将軍・ 卢凌风。。

生真面目で融通はきかないし、

しかもプライドが高く、「傲慢」と評される青年。

文武両道で、出来はいいんですけどね。

 

その頃、花嫁が次々と行方不明になるという事件が起き、

新任の長安具尉・蘇無名が調査を始めます。

彼は、数々の怪事件を解決した探偵?狄公の最後の弟子。

その教えを受け継ぎ、なかなかの能力を発揮します。

 

(演じるのは、楊志剛。

ダミ声の渋~い俳優さん)

 

この花嫁連続殺人事件と長安紅茶が繋がり、

この「傲慢」な青年と「練れた」中年のコンビは

事件の真相を明らかにすることに。。

 

しかし、解決したものの、皇太子と公主の不興を買い、

卢凌风は、金吾衛中郎将を解かれ、資産没収、

杖責30打を受け、長安から追放させられます。

。。つまり、突然国外退去の「プー」になっちゃったの😭

 

蘇無名もまた、降格の上、南州という辺境に左遷。。

しかも、徒歩で行けという公主の厳命が。。絶望

 

結局、旅は道連れとなり、二人は南州へと下ります。

蘇無名には、卢凌风を伴う理由があって、

それは最終話にわかるという。。そんなオチですあせる

 

 

南州への途中でも怪事件を解決していく二人。

けっこういいコンビで、物語は進みます。

 

さて、この堅物・卢凌风を慕う美少女が登場ラブラブ

 

 

郜思雯が演じる、裴喜君。

琴と絵を描くことが上手な高官の娘。

彼女は、卢凌风の従兄弟の許嫁でしたが、

彼が従兄弟を名乗って会いにいったために

彼女から一途な想いを寄せられることになるのです。

(ちなみに従兄弟は戦死したので、障害はなし)

 

一本気で律儀な青年は、それでも拒絶オンリー。。

しかし、彼女も一本気。

彼の後を追って、南州に向かいます笑

 

 

融通の利かない青年は、

一途で、機知に富んだ、しっかり者の娘に

いつしか惹かれていくことに。。💖💖

 

私的な見所は、このいけ好かない卢凌风の成長でしょうか。。

 

 

いつも眉間にしわを寄せているような男が、

彼女の危機に命をかけて守り( キューン飛び出すハート )、

こんな表情も見せてくれます。

 

(食べさせてもらう卢凌风ラブラブ

精一杯の譲歩なんですが。。

まだ難しい顔してますな笑

 

(この場面はね、嬉しくてたまらなかった。

ちょっと無骨な抱きしめかただったけど😅)

 

最終章は、長安に戻り、

彼らは未解決の事件に取りかかります。

卢凌风の出生もここで明らかになるのですが、

それは見てのお楽しみということで。。

 

これ、第二季が制作されているようです。

予定では、三部作みたいなので、

続編の配信が待ち遠しい♪

俳優陣に大きな異変はないみたいなのが、また嬉しい♪

 

 

 

  「我的秘密室友」 質量の論理

 

これは、現代劇のタイムスリップもの

ミステリー風恋愛ドラマ。

ここでも、楊旭文、「傲慢な」男を演じています笑

彼が演じる塩対応って、好きだわ~ラブラブ

 

 

新人のジャーナリストである

女主・陳嘉嵐を演じるのは、向涵之。

まだ若いけれど、透明感のある容姿で演技は確かです。

 

2022年、男主・何正钰(楊旭文)は、

敗訴しらずの有能な若手弁護士として活躍中。

その言動で「傲慢」と評されています。

そんな彼は、友人でもある女優の離婚訴訟で敗訴。

めちゃくちゃ叩かれ、事務所を解雇され、

。。「プー」になります(ここでもかいっ)

 

高級マンションから、安アパートに越した彼でしたが、

夜の10時6分から10時52分の間、

2021年の夏に住んでいた女性が家財ごと現れることに。。

 

そりゃ互いに驚くわな。。

ベッドの隣に突然知らん人が寝てるんだもん絶望

しかも枕と毛布持って。。

 

驚きながらも、止める術がない二人は、

その状況をそれなりに受け入れることに。。

 

反発しあう二人ですが、

友人であった女優の離婚問題に裏事情があることに気づき、

協力しあうことで、互いに好意を抱いていきます。

実は、彼女の結婚相手というのが、

陳嘉嵐の幼なじみだったからです。

 

陳嘉嵐が、2022年の何正钰は好きだけど、

自分が生きてる?2021年の偉そうな彼は嫌いなのも面白い。

 

多分、人生初の挫折を味わった2022年の何正钰は

けっこう凹んでいて、

弱気になっていたのではないかしらん。

だって、2021年の彼って。。(←ややこしいな。。あせる

ほんとオレさまなんだもん。

 

想いが通じあう、2021年の陳嘉嵐と2022年の何正钰。

彼女は言います。

 

事件が解決して2022年になったら、

あなたに会いに行くから。。

 

しかし、彼女は来ず、

何正钰は、交通事故にあった彼女が

植物状態になっていることを知るのです。。

 

さて、ここからは、ネタバレになりそうな

私の感想を書くので、

このドラマに興味のある方は、

この先、侵入NGですよグラサン

 

 

「質量の論理」とは、そんななか、

2021年の何正钰(偉そーなヤツ)がする、

タイムスリップのパラドックスの説明です(多分。。)

 

同じ時空間の質量は同じ。

だから同じ人間が同時に存在することはありえないし、

失われた一人の命の運命を変えるならば、

おそらく、関係する第三者の命が失われるのではないかと。。

 

女優の不審死の衝撃から、

彼女の命を救うべく行動する二人。。

しかし、それが後々、植物状態になった陳嘉嵐の命を

奪う結果になるのではないかと、

二人(陳嘉嵐と2022年の何正钰)は

その怖れに苦しんでいきます。。

 

実は、その前から、変な違和感と予感がありまして。。

 

2021年の何正钰は、

2022年の何正钰のキャラとあまりに違い過ぎていたのに、

だんだん陳嘉嵐に対する言動に柔らかみがでてくるのです。

下手すると、2021年の彼が、

2022年の自分に嫉妬してそうな態度まで見えて。。

 

 

その時、ふと思ったんですよね。

場所は違えど、同じ時のなかに、二人の何正钰がいる。

境遇も陳嘉嵐に対する感情も違う二人の何正钰。

だけど、もし、この違う二人の何正钰が

同じ感情を陳嘉嵐にもち、

同一人物のようになったとしたら。。

その瞬間、2022年の何正钰は消えるかもしれない。。って。

(↑2021年の彼が消えたら、彼の存在自体がなくなるから

それはないと思った。。)

 

結果は。。

そこはネタバレしたらいかんですねおやすみ

 

どちらにしても、「唐朝詭事録」では見ることのない、

ちょっとだけ甘々な楊旭文を見ることができました💖
 

 

  「紫川」 こいつは難解。。泣

 

IQIYIで配信されたばかりのこの作品。。

楊旭文を愛でようと、

調子にのって、見始めたんですけど。

暗い。。男くさい。。状況がわかりにくい。。

それに、多分女主と思われるキャラがうざい。。

かなり難儀しております。

 

 

共演者は、刘宇宁。。

190cmちかい二人のアクションは映えるんですけど。。

現在、最後まで完走できるか不安。

白猫ユーシーの方へいっちゃうかも。