「墨雨雲間」 白き梨の花に埋もれて 15話まで視聴 | kaykay-syusyuのブログ

kaykay-syusyuのブログ

好きな中国ドラマの感想と妄想を綴っております

you-tubeの更新を待って、

見続けているこの作品。

もう先が楽しみで仕方がない。

 

主役二人が魅力的なだけに、

バッドエンドは勘弁してほしいな~💦

 

 

女主・薛芳菲を演じるのは、吴谨言。

前作の「尚食」でのオフショットで、

色っぽい女優さんだな~と思っていて、

次は大人な女性を期待していたのよね。

今作はまさにその要望どおり。

 

 

  掴みはホラー。。?

 

博学な夫・沈玉容と彼女は、

裕福ではないけれど、

互いを思いやる幸せな生活を送っていました。

 

ところがある晩、泥酔して寝込んだ寝所に男が侵入。

そこへ夫と義母、義妹が現れ、

彼女は不義密通の罪を着せられ、

なんと、山で生き埋めにされます。。

オープニングなしで、一気にここまで見せる、

息をのむような展開。。上手すぎる!

 

沈玉容を演じる梁永棋。

気弱な二枚目だけど

その心に妻への愛があるのだけはわかる。。

闇オチでない、複雑な役柄。

 

けれど、彼女は穴から這い出て、山をさまよいます。

気を失った彼女を見つけたのが姜梨という少女。

彼女は近くの「貞女堂」(修道院?)で修行をしていました。

善良な彼女は自分の危険を顧みることなく

芳菲を助けるために出かけたところを見つかり、

酷い罰(虐待)を受け、死んでしまうのです。。

 

姜梨は、この国の中書令太師の嫡女であるにもかかわらず、

幼い頃、してもいない罪を継母に着せられ、

この過酷な「貞女堂」に送られていたのでした。

しかもそのまま10年も放置されていたのです。

父にここでの辛い思いを知ってほしい。。

自分が無実であることを知ってほしい。。

死にゆく姜梨の切実な願いは、

夫に貶められた薛芳菲の心を強く揺さぶります。

 

薄幸な少女、姜梨を演じるのが楊超越。

彼女の演技力には??がついていたけど、

チョイ出ながら、これは秀悦。

少女の無念さが痛いほど伝わる😭

 

 

  リベンジ

 

「(自分たちを陥れた)彼らが怖れるのは、

私たちが生きていることなの」

姜梨の言葉に力づけられた芳菲は、

彼女と入れ替わり、「貞女堂」を出る画策をします。

 

そんな「貞女堂」に現れる男主・蕭蘅。

彼は、塩の密売案件を追っていて、

その容疑者が逃げ込んだ「貞女堂」へやってくるのです。

 

 

蕭蘅は爵位を持ち、主に犯罪の取り締まりをしているよう。

彼を演じるのが、王星越。

22歳と若手ながら、演技力は確か。

今回、初めてアイラインを入れたと話していましたが、

彼の切れ長な瞳を際立たせていて。。いいわぁラブラブラブラブ

ツンツンな役柄に相応しいクールさがあります。

 

容疑者を追い詰めるなかで、二人は出会います。

ただ、蕭蘅は、芳菲を見知っているふう。。

姜梨と名乗る彼女の顔を

曰くありげに見つめる蕭蘅。。

 

実は、沈玉容の妻である芳菲を見たことがあるのです。

それは決して偶然では無く、

それなりに理由があるのですが、

それは後々わかることになります。

 

 

 

芳菲は、蕭蘅との事件をきっかけに「貞女堂」を出、

姜梨として都に戻ることになるのです。

 

姜家に何の知識もない彼女ですが、

姜梨に子どもの頃から仕えてきた桐ルの助けをかり、

うまく屋敷に入り込みます。

しかし、頭から続く継母のジャブのような嫌がらせ。

それを躱し、反対に追い詰めていく姜梨(薛芳菲)。

 

そこで頭に浮かぶのが「瓔珞」での吴谨言。

さすがにキャピッてはいませんが、

蕩々と持論を展開していくさまは、

イメージが重なります。。

唸るほどの上手さなんだけど😅

 

姜梨(薛芳菲)と共に主の願いを

かなえようとする桐ル。

可愛い、可愛い艾米が演じます♪

 

 

「姜梨が手にしていたはずのものを取り戻す」

決死の覚悟で、堂々と姜家の面々と渡りあう姜梨。

そんななか、夫であった沈玉容との再会、疑惑、

朝廷でのパワーバランスなど、

様々な事実が明らかになっていきます。

 

そして、沈玉容が妻を殺さざるを得なかった理由も。。

それは、彼を寵愛する公主(皇帝の姉)の存在でした。

これが。。狂気じみた女で。。

皇帝も持て余し気味。

ただ、皇帝自身が即位した際に彼女が尽力したためか、

頭が上がらないだけでなく、

しっかりマウント取られてます。。

 

 

 

 

  「笑い」って難しい

 

「貞女堂」で10年を過ごしたくせに

やたら弁がたち、知識もあり、筆も達筆、

琴までプロ級?となれば、

本当の姜梨か。。?と疑いを持たれるのもトーゼン。

そんな張り詰めた空気なのに、

よくわからない「笑い」のキャラがぶっ込まれてくる展開。。💦

緊張を緩める目的?

個人の好みだけど、成功しているかなと思うのは、

蕭蘅の侍衛の一人だけ。

あとは。。ちょっと寒いかも。。

悪い者は悪いなりに不気味なキャラになってほしいんだけど。

 

 

  近寄っていく主役二人

 

15話まで視聴しましたが、

物語は新しい章に突入。

 

不審死らしい姜梨の実母の実家「葉家」へ赴き、

自分の実家でもある「薛家」の様子も探ります。

生き埋めにされる時、沈玉容が言った言葉。

「義父も横領の罪で処刑された。義兄も殺された」

芳菲は、その事実を確かめようとします。

一方、蕭蘅も、別案件の探索のため、

同じ淥陽へと向かっていました。

「薛家」が粛清された事件が

実は繋がっていることがわかってきます。。

 

さて、これから二人はどう関わっていくのか、

そして、二人が互いに抱える感情はどうなるの?

助け合う状況が続き、

まんざらでも無い二人。。

無垢な乙女らしさに欠ける吴谨言と

若々しい王星越。

ちょっと無理感あるかもと思いながら、

見目麗しくセクシーなので、許します💖