「一念关山」 君を運命と呼ぶ | kaykay-syusyuのブログ

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好きな中国ドラマの感想と妄想を綴っております

皆さま絶賛の「一念关山」、視聴しました🎉🎉

(you-tube、vpn設定)

 

見るまえに、

「神隠」・「喬家的ル女」を完走したのだけど、

見始めたら、面白すぎて二作品の感動が吹っ飛びました。。

「神隠」は、また他のと一緒にまとめようかな?ほんわか

 

とにかく、途中で感想を書く気持ち、一切起こらず、

全速力で最終話までたどりつくことに。。

止まりません。

これから見る方、覚悟してくださいにっこり

 

 

 

   一大エンターテイメント作品

 

まずは、こう断言して間違いないと思います。

美しい女主、二枚目で包容力のある男主。

脇役キャラたちは逞しく、愛らしく、

彼らのチームワークが素晴らしい♪

若者たちが苦悩しながら成長していく姿も描かれ、

アクション・シーンは、華麗に切れ味するどく、

迷いがありません。

物語の設定も進み方もわかりやすく、

その分ドラマの中にすんなりと入っていけました。

愛憎も嫉妬も、

陰謀も皇位争いも。。

全てが詰まった作品でした。

 

エンディング。。曖昧さは残るのですが

私は、そのまま受け止めたい。

夢ではなく、空想でもなく、現実として。

なにしろ、主役がこの二人ですから👍

 

 

 

 

 

  必殺仕事人?

 

盛りに盛られた話が続き、とても書き切れません。

なので、さらっと簡単な流れだけを。。

 

梧国と安国が対立をし、

梧の皇帝は戦場で安国の捕虜となってしまいます。

安国は、皇帝解放の条件として、

財貨と皇子一人が交渉人として来ることを要求するのです。

 

安国の諜報機関「朱衛衣」の長で最強刺客だった任如意。

彼女は、前皇后殺害の罪を着せられると

死を偽装して国を出奔。

事件の真相を探っていました。

 

。。その映像とアクションが、見事。。

水中から顔を出した彼女の髪からゆっくりと落ちる水滴。。

彼女の鋭い視線、一瞬で止めを刺す動き。。

浮かんだのが「必殺仕事人」の映像でした。

演じているのは劉詩詩。

しなやかな舞のようなアクションと

凍り付いた表情が、めちゃくちゃカッコいいラブ

 

 

どの動きも無駄が無く、容赦ありません。

的確に殺す、その技術にどれだけ長けているのか。。

1分にも満たないシーンでわかってしまう。

その殺陣が、ほんと素晴らしいグラサン

 

しかし、追われるなか、彼女はある屋敷に忍びこみます。

そこが、劉宇寧演じる男主・寧遠舟の屋敷。

梧国の諜報機関・六道堂の前堂主だった彼は、

任如意と同じく謀略で、一兵士として前線に送られ、

戦死を偽装して帰ってきたのでした。

 

 

 

二人とも諜報機関の長だけあって、

考えること(死んだふりして帰還)が似てる。。

序盤、互いの腹の探り合いがなかなか面白い展開。

 

さて、六道堂の堂主として返り咲いた寧遠舟。

皇帝の身代金と男装した公主を連れ、

頼もしい側近たちとともに安国へと赴きます。

一方、任如意も事件の黒幕を探るために

彼らと共に安国へ行くこととなるのです。

 

 

寧遠舟は、男装の公主・楊盈のお目付・教育係として

任如意を連れていく目的がありました。

任如意の目的は、事件の捜査への彼の協力。

。。そして、彼の子どもを産むこと。。笑

 

誤解なきよう。

彼女に愛はありません。

ただ、単に彼の能力を見込んだだけ。

優秀な遺伝子が欲しいだけなんです。

その理由も、慕っていた前の皇后の遺言だから。

「男は愛すな、でも、子どもは産みなさい」って。。

 

それを知って、寧遠舟は、彼女に惹かれながらも

適当に約束の言葉を濁します。。

(すでに本音は透けてる)

 

 

  愛すべき脇役キャラたち💖

 

六道堂の面々が、ほんっとにいいんです。

 

まず、愛の全包囲網を持つ、寧遠舟の相棒・于十三。

弩の名手であり、

女性を着飾る名スタイリストでもあります😅

任如意を「美人さん」などと呼ぶのは彼しかできない。

主役二人の微妙な感情をうまく纏めちゃう立役者。

しかし、特定の女性はいらないと思っているよう。

それはきっと、いつどうなるかわからない

六道堂の任務が原因でしょうね。

つまり、彼は実に誠意ある(?)男なのです。

 

演じるのは、方逸倫。

優しい2番手役が多いのよね。

キャリアも演技力も主役級で間違いない俳優なんだけど。

でも、これでブレイクしたっぽいので、

来るでしょう~、主演作!

 

寧遠舟の信頼厚い右腕、銭昭。

武だけでなく、文、医学等々、知識も豊富。

冷静沈着だが、熱い感情を持つ一面も。。

 

愛すべき二枚目半キャラ、孫朗。

猫とかアヒルとか。。常にもふもふを抱えこむ優しき男。

六道堂のいじられキャラ?

でも、アクションは骨太。

 

メンバー全員の「弟」である元禄。

手先が器用で、多彩な武器や暗器を作る。

先天性の疾患があり、

あと何年生きられるかわからない18歳。

彼自身は穏やかな癒しキャラ。

彼と公主・楊盈との心の交流は、切なくて涙が出た。

この二人が想い合ったらどうしよう。。

任如意も同じだったと思う。。

 

 

彼らのわちゃわちゃ感をぜひ楽しんでほしいわ~💖

 

 

男装して、敵国・安国へと向かう公主の楊盈。

母親の身分が低かったため、

不遇な公主として育ち、性格は素直で純粋。

結婚して後宮を出、普通に暮らせることを願っていたが、

兄である梧の皇帝を救う難時に立ち向かっていく。

その旅程のなかで知る、国家のあり方、民の暮らし、

後宮の謀略、理不尽な暴力。。そして、

皇族としての義務、生きることの意義。

その隠れた強さと能力を徐々に著わし、

物語の終盤、誰よりもしたたかな女性へと変貌する。

実に魅力的な少女でもある。

 

 

他の華流ドラマで、男装とは思えないメイクが多いなか、

彼女のメイクは控えめで、ごく自然。

登場人物全員に言えることだが、ヘアメイクが秀逸。

綺麗なアイライン一つがすごく映えることもある。

真っ赤な唇男子も、あまりいません。。(ないとは言えない)

 

 

安国の皇帝の甥である李同光。

母親は王女だが、父親が楽士とも言われる。

その身分ゆえ軽んじられて育ったが、

不憫に思う前皇后の計らいにより、

当時近く仕えていた任如意の弟子となる。

しかし、文武の能力はあるものの、

性格は。。子ども。。

師匠の任如意から自立できず、

女性として彼女を求めるという。。引くわっ💦

そのくせ、変に女をタラすこともする。。

梧国一行への嫌がらせも実に子どもじみてるし。。

演じるのは、常华森。

この名前を前に検索した記憶がある。。

自分にはキラリと感じるものがあったのかな。

表情は硬いが、目では感情を表現できていたと思う。

あまり出演作はなさそうだけど。。

 

 

  未知数な二人

 

主役二人は、早々にできあがりそうな雰囲気。

安国への途中で起こる困難に、

時々離れながらも、

互いを認め、相手への想いを認めていきます。

任務を遂行した後は。。

二人で旅をするか、穏やかに暮らすか、

そのまま共に生きることを選択するのです。

。。ラブラブなので、ご安心ください。

 

しかーし、そんな主役CPは置いといて、

私にはどストライクにハマった二人がいます。

誰であるか明らかにできないの。。

だって。。これネタバレしたら

ぜんっぜんっ面白くないんだもん😭

 

個人的には最後まで露出してほしい二人でした。。

 

ま、少なくとも男側には、

彼女への慈しみと信頼が見て取れたので、

二人が仲良く人生を共にするのは間違いないんじゃないかと。。

彼女も、将来の自分の子・孫に言及しているので、

それなりに夫婦として生活しているのだと察しました。

 

この二人が、

それぞれが自分の運命の相手だったのだと

そう思えたら。。あぁ、そんなシーンが見たいぃ💖

 

 

  怒濤の10話

 

全40話のなか、最後の10話は、

どこに話が持っていかれるのかわからない

トルネード状態で、物語が進みます。

 

梧国にしても安国にしても、

皇位、及び皇太子の地位は安定しておらず、

それぞれ不安分子を抱え込んでいました。

しかもその隙を突くように、

強敵が迫っていたのです。

 

主役二人の子作りは遠のくばかり。。

でも、武侠ものの根幹「闘い」は、こうでなくちゃ♪

 

内容は、これも語りたいけど、語りません。

ハラハラドキドキの楽しさが半減するので。。

けっこう心臓に悪かったわ。。

 

 

 

 

武侠物は今まで完走できずにいたのがあったので、

苦手なんかな~と危惧していました。

物語が好みなら、イケそうだと気づいたので、

これもまた好評の「少年歌行」へ

続いて行こうと思います✨