TRUE WEST | 恥ずかしながらSATOSHIC

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いいお歳なので、こそっとSATOSHICなんです。
よろしくね❣️

こんばんは夜

 

今日から「嵐にしやがれ」の通常放送になりまして「VS嵐」も始まったしお正月も終わりですねぇほっこり

 

最近ブログも遅れ気味で申し訳ないとは思いつつ、遅れついでに舞台のことを書いちゃいますふふん吹き出し

残念ながら舞台はひとっつもナマで見たことがないのですが、この舞台は…なんか他のとは違うような気がしてどういう風に書けばといいかなとずっと思っていたんですよねぇあはは…

以前動画で見ることがあったんですけどほぼ2人芝居で心に鬱積した思いをためながら兄弟へのお互いへの憧れや嫉妬、甘えと個性のぶつかり合いと葛藤とかいろんな思いがいっぱい詰まったお芝居でした。

 

 

 

 

物語が複雑に展開するから、観ててすごいドキドキする作品になってるはず。

ぼく個人としては、今まで見せてこなかった自分の新しい面を見せるためにも、頑張っていきたいですね。

 

 

TRUE WEST

 

【作】  サム・シェパード
【訳】  広田 敦郎
【演出】 アリ・エデルソン

 

 

配役

Lee(リー):松岡昌宏
Austin(オースティン):大野 智
Saul Kimmer(ソウル キマー)プロデューサー:手塚とおる
Mam(マム)母親: 木内みどり

 

 


      

 

あらすじ


ロサンゼルス近郊に住むアラスカへ旅行中母親はで次男のオースティンは妻子を500マイル北の自宅において、母親宅で留守番をしている。

職業は新進気鋭の脚本家。
オースティンは母親宅で留守番をしながらプロデューサーにソウルに売り込むための脚本を書いている。
そこへ砂漠を放浪の旅をしていた兄のリーが5年ぶりに帰ってくる。

 

オースティンは物静かで大学出のいわゆるエリートの弟。

リーはろくに学校の行かず、家を飛び出した陽気で行動派の兄。

 

プロデューサーと落ち着いて話をすすめたいオースティンは、リーがいてはきちんと売り込みができないと思い、リーを追い出したくて、6時までに返すという約束でしぶしぶリーに車のキーを貸すことになる。

オースティンの脚本はプロデューサーのソウルに気に入ってもらえたところで、出かけていたリーが盗品のテレビを抱えてリー帰ってくる。
リーは初対面のソウルにうまく取り入り、翌朝に2人でゴルフをする約束を取り付けた。
リーがソウルと意気投合しイライラしたオースティンは、ソウルを帰そうとするが、リーは自分にも、とっておきの西部劇の話があるとソウルに話を持ちかける。
しかしリーは字が書けない。物語を文章にする力もない。
ソウルはリーは字が書けないのを知るとオースティンに書いてもらえばいいということになった。
オースティンは仕方なくリーの話をタイプライターで文章にする。
物語を作り上げながら、ぶつかり合い話し合うことで、お互いに対しての憧れを持っていたという事を告白してゆく。
夜通しで物語を書き上げた。


翌日のゴルフでリーの物語をソウルがとても気に入り、ゴルフで賭けを思い付き、賭けに勝ったリーの物語を映画化するという話しになったというのだ。
お祝いしようと母親のシャンパンを開けようとするが、その脚本を書くのはのはオースティンだとリーから告げられた。
自分の作成した脚本もソウルが気に入っていたので、同時に2本も書けないと断るが、りーはオースティンの話はボツになったと聞かされ怒り狂う。
プロデューサーとリーはなだめようとするがオースティンは聞き入れない。
自分の作品が認められず、リーの話が認められたというショックで自暴自棄に陥っていく。
酒に溺れていくオースティン。

 

だが、リーはタイプライターで文章をかこうとするが全くできずイライラが募る。
少し落ち着きを取り戻したオースティンは、リーといるのが楽しくなってきて何かと話し掛けてくる。

りーは、そのオースティンが鬱陶しくてたまらない。
まるで今までとは逆の立場になり、けんかが始まる。

 

リーは一人で脚本を仕上げるんだと言い、オースティンは自分にもリーのようにテレビを盗んでくる才能くらいあると叫ぶ。
お前なんかトースター1台盗むだけでゲロを吐くに決まってるとリーが言う。

そんな言い合いが続く。

 

リーが物語を書き上げて入ったお金で放浪する父を救いたいと言うと、オースティンはあいつ(父)はお金をやったのに自分に唾を吐いた、帰ってこなくていいと怒鳴り散らす。
リーはなんとかなだめようとするが、オースティンは頑なに拒否する。
そしてリーも知らなかった父親の話をし始める。どうしようもない父親の話だ。本当の話なんてそう上手くはいかないもんなんだ。これが本当の物語なんだと…

 

朝を迎え、オースティンの中で何かが切れてしまったように、今までの世界から一歩外へ踏み出すために砂漠へ連れていって欲しいとリーに持ちかける。
お前なんか1日だって砂漠にはいられない。エリートのお前が砂漠に行く必要はない。
俺は好き好んで砂漠にいるわけじゃない。ここでは俺は物にならないからだと言うリー。

 

それでもつれていって欲しいと必死に言うオースティンにリーは、お前がこの物語を俺が言った通りに書き上げるなら連れていってもいいと取り引きを持ちかける。

話に乗ったオースティンはペンでセリフを書いていく。

オースティンに手直しされたセリフをすっかり本物らしくなってきたと喜ぶりー。
すっかり打ち解けあえた二人は大喜び。

そこへアラスカに絶望した母親が予定より早く帰ってくる。
リーは一緒に砂漠へ行くんだというオースティンに対しリーはやっぱり一人で行くと言い出す。

オースティンはリーに「リー、一歩先に、一歩だけ先に行かせてくれ!」そう言ってリーの首を夢中で絞めるオースティン。

ぐったりしたりーを見て我に返り動揺するオースティン

リーは起き上がり 睨み合い 暗転

 

 

ざっくりこんな感じのお話みたいです。違っている部分もあるかもしれませんがゆる~い目で見てくださいねsao☆

 

オリジナルの作品もその後どうなったかは・・・?

 

だんだん自我が壊れていくオースティン。崩れてゆく美しさがありました。

 

 

演出家アリ・エデルソン

「ものすごいエネルギーと存在感で、周りにも影響を与えているのが松岡さん。大野さんは、静かに、内省的に物事を考えてゆく人。異なった性質の知性を、ふたりは共に持っていますね。それは彼らが演じる人物の資質にもつながるもの。だから今回のキャスティングは最高だと思います。

また、個人的には、ふたりが新しいことに挑戦しようというひらめきを常に持って進んでいるところに感銘を受けています。舞台を作り上げていくプロセスを学ぶこともふたり共とても貪欲です。」

 

 

大野 「僕はオースティンみたいな役ははじめてで、どうやっていいかまだわからないし、
僕にオースティンみたいなところないし、僕、賢くないんで…」

アリ 「智今の言葉は信じないよ。」

 

2004年の舞台のおはなしでしたほっこり音符♪

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『忍びの国』

https://www.toho.co.jp/movie/lineup/shinobinokuni.html
http://shinobinokuni.jp/

皆さんが、これからもずっと笑顔ですごせますように では