以前、シビックRSの廃車体が置いてあった、河北町某所のドラッグストアの隣にあるジャンクな中古車屋にまたしてもレア物件が入庫(放置?)されていました。それではドーン!

 

 

 

 六代目トヨタ・コロナハードトップ2000GTです。この型のコロナでGTというのはまず見かけません。次の代になるとセダンもハードトップも「GT」の残存率はグンと上がるのですが。今回の車体はとにかくサビの量が半端なく、茶色が迷彩塗装の如く浸食しています。これをレストアしてとなるといつぞやのシビックどころではなく難儀すると思います。

 トヨタツインカム好きのみなさーん、買うなら今ですよ~。(価格は交渉次第)

 

前回の予告通りもうちょっとだけ続きます。

 

 今回行ってきた、クラシックカーレビューin高畠2022の会場周辺の駐車場から会場へ向かう道で色々な車と遭遇しました。こちらも中々の個性派揃いです。どうぞご覧あれ。

 

 

 鉄っチンホイールで足元を飾ったユーノス・ロードスター。もう30年近く経つんですねぇ。現代の風景ともあまり違和感なく溶け込んでいます。

 

 

 お次もマツダ。初代RX-7です。ナンバープレートや塗装のヤレ具合から見てずっとワンオーナーで維持されてそうな感じのブツです。

 

 

 

 福島方面からやってきたチューニングNコロ。中は相当いじってそうです。「ナナハンより速い!・・・かもよ~。」

 

 

 ゆとりライフの象徴、ワーゲン二代目タイプⅡのキャンピングカーが楽しそうに走ってきました。「♪秋の夕陽に~、おいしいお肉~」

 

 

 この車はジモティーさんでしょうか。夕方帰り道で遭遇した5代目後期ローレル。一番デーハーな時期のこのモデルも最近はなかなか見なくなりました。

 

 

 

 この昭和な銀行建築は旧山形相互銀行(現・きらやか銀行)高畠支店の建物で、現在は倉庫として利用されているようです。この建物がある通りはクラシックカーレビューin高畠の会場になっている「昭和縁結び通り」から一区画東隣の通りで「昔は縁結び通り並みに店あったんだけど・・・」な廃れた細い通りです。

 

 帰りは町役場近くの「銘菓の錦屋 高畠店」でヤマラク牛乳の塩チーズフォンデュケーキ、

よねおり観光センターで高畠ワインをお土産に買いました。そして、夕方5時ちょっと過ぎに「早いけど夕食にすっかぁ」と赤湯温泉の「龍上海」に向かったのですが・・・夕方5時ちょっと過ぎという社会通念上ありえない時間に行列がズラッと出来ている有様。結局龍上海で辛味噌ラーメンを食べるのを諦めて別の所で晩ごはんを済まして家に帰りました。チャンチャン。

(おしまい)

前回の続きです。

 

 

 「次はどこ行こかなぁ~。バブリーマシーンはいないかなぁ。」

 

 

 誇らしい「山形5」のシングルナンバーを持つあの初代セドリックが帰ってきました。

 

 

 「あ~、オレもクラシックなラウンジでゆったりもふもふしてェ~。」

 「何言ってんの。あんたの役目は安全運転でワタシを優雅にエスコート!旧車イベントは家に帰るまでがイベントなんだからぁ。」

 

 お次はただ者でない一台。

 

 

 KPGC110のGT-Rです。たった197台しか作られていないGT-Rの中でもレア中のレアマシーンです。

 

 

 KPGC110の場合インパネがアルミ板になります。一応ラジオは付いてました。

 

 

 ガソリンスタンドは本日休業ということで休憩所となってました。

 

 これもただ者ではない一台。

 

 

 美しい国の美しいキャデラック。

 

 山形のクラシックカーイベントでたびたびお見かけする1974年式のキャデラック・フリートウッド・ブロアムセダンです。お見かけするといっても会場の駐車場等でお客さんとしてお見かけすることが多く、イベントの出展車として見たのは今回が初めてだと思います。この車のすごい所は、ヤナセの正規輸入物であるということ。趣味の車として後々にアメリカから運んできた物ではなく1974年以来ずっと日本に住んでいるわけです。重厚なオリジナル状態を50年近く維持し続けているのは素晴らしいことです。アメ車ってどうしてもイジリ倒されることが多いですから・・・。ハイドロ付けてビョ~ンビョン飛び跳ねるようにされたりとか。

 

 

 エンジンは何ccだったかな。確か8000cc近いと思いました。V8の力には勝てん。

 

 

 「ボンネットがわしの部屋より大きく見えまーす。(涙)」もちろん、BGMは四畳半フォーク。

 

 

 

 地味目ないすゞフローリアンをシャコタンでキメてくるとは誰が想像したでしょうか。「アメ車だけがアウトローマシーンじゃないぜ。近々ナイトロ装着予定(笑)」

 

 

 フィアット500にフェラーリバージョンなんかあったっけ?ってくらいよく出来たユーモア仕立てのフィアット500です。「中はどうしたらフェラーリみたいにオシャンティーになるかなぁ。ニコラに書いてあるかな~。」

 

 

 前々回に来ていたロールス・ロイスのシルバーゴースト。トラックみたいにでかいです。

 

 

 これがロールス・ロイスの心臓部。大型客船とかの発電機みたいに見えてきます。悠々巡航パワーです。

 

 

 昭和の銀幕っぽい「髙畠合同タクシー(タカははしご高)」の本社。さすがにタクシーは現代の車になっていますが、あの頃の雰囲気漂う建物は今も健在。

 

 

 埼玉から参加の「日産プリンス・スカイライン1500デラックス」です。以上今回はここまで。

 

 いつもですと、私が車関係のイベントで車の写真を一通りアップした後は、アップした車の中から「かわうそアワード」を勝手に授与していたのですが、今回はコロナ禍を経ての久しぶりの開催で集まることが出来ただけでもありがとうと感謝したい気持ちなので、参加したみんなが勝者なんだということで全ての参加車のみなさんに「かわうそ大賞」を贈りたいと思います。

 おめでとうございまーす!拍手ー(パチパチパチパチ)。

 

 こうして、クラシックカーレビューin高畠2022は終幕に近づきます。ラストは華麗なクラシックカーのパレードです。

 

 

 姉 「映え、映え、映えマシーン。・・・フォロワーちゃん達待っててね~。」

 弟1「自撮り棒持ってきたほう良かったかな~。」

 弟2「車ってこんなに音が出るんだね。」

 

 

 

 

 

 

 

 「おっ、ワタシ映え車うまく撮れた~ラブラブ。憧れの○○クンとLOVEキュンドライビングした~い。」

 「うふふ、撮れ高、撮れ高。見せて、見せて~」

 

 

 

 

 ♪ちょうど時間となりました~。エンジンの音も元気よく~。

 次に会うときはマスク無しで楽しめることを願いつつ、さよ~う~な~ら~

 (まだもうちょっとだけつづく)

 

前回の続きです。

 

 

 地元のおやじベンチャーズがイベントに華を添えてくれています。「一生青年、一生青春だぜぇ~!」

 

 

 

 生産台数が少なくレアなベレットGTファストバッククーペです。

 

 

 青い寅さんエルフ。ヤレや痛みは少なそうです。余談ですが、私の家の近所に移動販売で来ていた魚屋さんが寅さんエルフの移動販売車で長年魚を売りに来ていたのですが、とうとう限界が来たのか廃車になってしまいました。魚屋さんは軽自動車で移動販売を続けていますが、高齢なのでいつまで続けられるかはわかりません。

 「山形が排ガス規制の対象にならない限りいつまでも走り続けます。」

 

 

 

 状態良さげな初代カローラデラックス。隣のマスタングと並んでいるので小ささが際立ってますが、初代はこんな小っちゃかったんですよ。「まさかボクの子孫が勇者の証の3ナンバーを手に入れるとは・・・。」

 

 

 「久しぶりだなっす~。コロナ大丈夫だっけがぁ。」

 「みんな大丈夫だぁ~。ここは空気きれいだがらよぅ~。どだ?ごっつおう食っでぐがぁ。」

 

 

 

 ハリポタシリーズでおなじみのあの車です。クリフカットのフォード・アングリアセダンです。低く構えた車高に1500(1600?)ccエンジンを積んでパワフルにしてあったので、オーナーさんに「この車はレーシングカーですか?」と聞いてみたら、「サスペンションがへたっちゃって・・・」ということでした。

 

 

 この辺のダイハツオート三輪はイベントでは常に人気者。おじいちゃんから若者まで多くの人を惹きつけます。

 

 

 寄り目のトライアンフTR4です。

 

 

 ボンネットには謎の地球儀マーク。「僕らブリテッシュ・スポーツカーが世界に君臨する証です。」

 

 

 「ぶっぶっぶ~ん!ボクもいつかは、デーハーなスーパーマシーンに乗ってイベントさ出っぞ~!」

 

 

 ホンダステップバンとモトコンポです。モトコンポはステップバンに収納して来たんでしょうね。

 「40年前からミニマリズムでスマートライフです。」

 

 

 初代カマロはハロウィンに向けての準備も万端です。「ベイサイドでパーティーだぜぇ~。YOUも一緒にDO?」

 

 

 この像は戸川幸夫の「高安犬物語」で知られる高安犬(こうやすけん)の石像です。高畠町の高安地区にいた在来犬種で、狛犬のような見た目を持ち、猟犬として用いられていたのですが昭和前期に絶滅してしまったとのことです。

(つづく)

 

前回の続きです。

 

 

 町の内外からお客さんがたくさん集まってきました。

 

 

 新潟からやってきたトヨタ1600GT。ナンバープレートに注目です。ずっと新潟で大事にされ続けている証拠です。

 

 

 「ふぅ~む、これがツインカムかぁ。」メカ談義があちらこちらで盛り上がります。

 

 

 スバル360のコンバーチブルです。

 

 

 「どう?エンジンの調子は。」

 「煙の色が良かったから大丈夫かな。」

 

 

 こちらのLNⅢ360、キャブレターを大ぶりなのにしてパワーアップしてました。

 「♪大きいことはいい映えだぁ~」

 

 

 白のボディカラーが爽やかなW114ベンツ。

 「お嬢様、僕と一緒に松島の海に出かけませんか?(キラキラキラーン)」

 

 

 後期型のスカGです。GC10型って毎年のようにグリルデザインを変更していたんでしょうか?。この型はあまり見ないような気がします。余談ですが今回のイベントに参加していたスカGはイジリ度数が小さく、ノーマルに近い車が多かったです。

 

 

 茨城からやってきたS54。硬派つぅか番長っぽいです。昭和の番長ですから服装はもちろん学ランで。

 

 

 こちらの双子の赤ちゃん、どんなクルマの夢を見ているんでしょうか。

 「パパ~、エアサス入れて欲しいんねんけど・・・」

 

 今回の大物です。

 

 

 

 

 アメリカン・イタリアン?イタリアン・アメリカンのマッスルエキゾチックマシーン、デ・トマソ・パンテーラです!それも、メッキバンパー時代の前期型です。イタリアンといえばイタリアンだけどマッスルな要素も混じってますね。

 

 

 これが、パンテーラの心臓部。マッチョの王道たるフォードのV8エンジンです。ズバリでかい!

 

 

 パンテーラさんの横に何気に置いてあったこの大きな籠というか桶はなんじゃらほい?というわけでオーナーさんに聞いたところ、エンジンルームのトノカバーだそうで荷物置き場になるということでした。

 

 

 トノカバーをはめ込んだらネジを回してしっかり固定します。ファスナーとかスナップボタンではないのが意外でした。

 

 今回の大物その2。

 

 

 

 初代セリカクーペのGTではなく、

 

 

廉価版、しかもワンテール時代の「LT」です。クラシックカーイベントに出てくるセリカはほぼGT系のスポーツモデルに集中しますのでこういう大人しめ仕様のモデルは貴重です。

 

 

 「帰りはどっか寄ってくか?」

 「米沢ですき焼きなんかどうかしら?」

 (つづく)