8月1日から始めた
10歳の長女のチャリティウォークが
終了しました。
最初は50キロ歩いて500ドルの寄付を
集めることを目標にスタート。
徐々にハードルを上げて
250キロ歩いて
3000ドルの寄付を集めたい
というところまで頑張った結果、、、、
どちらも至らず。
歩行距離は243キロ。
寄付金額は$2547でした。
目標を達成できなかったけれど
大満足で終わったチャレンジ。
それは、目的が実現できたから。
今回のチャリティに挑戦した目的は
「一人でも多くの人に視力を届けたい」
という思いからスタート。
実はユミ自身、生まれた時から極度の弱視で
片目が見えなくなる可能性がありました。
そのことに気づいたのは4歳の時。
そこから私の後悔と、専門家巡りが始まり
毎日3時間アイパッチをつけて
30分の視力回復トレーニングを続けること4年。
今では問題なく日常生活を過ごせています。
目が見えなくなったら
大好きな本が読めなくなる。
その恐怖と不安な気持ちを
ユミ自身わかっていたので
数あるチャリティの中から
Fred Hollow Foundationを選んで
始めた挑戦。
母親である私の「裏」目標は3つ。
🔷 部屋の中に引きこもりっぱなしの
10歳児を外に出したい。
🔷 会話がどんどん減ってきて
親子関係が希薄になてきたところを
なんとかして挽回したい。
🔷 自分でやると決めたことを
最後までやり抜いて欲しい。
親子講座の講師として
ブログに書くのは恥ずかしいのですが
思春期に足を突っ込み
反抗期に入り始めた娘との関係に
悩み続けて数ヶ月。
なんとかしたいと思って
始めたチャレンジです。
目標として掲げた250キロは
歩けなかったけど、
最終日に驚くことがあったんです。
もう最後だから頑張ろうよ。
疲れた、、、寒い、、、
歩きたくない。
みんな応援してくれてるよ。
あと1日だけ、歩こう。
嫌だ。
実は朝、こんなやりとりがありました。
5:15に起きたのに
家を出るのにも、
歩き始めるのにも時間がかかり
私は口にしてはいけない台詞を
言ってしまいました。
もう辞めよう。
みんなに歩けませんでしたって
謝って終わりにしよう。
これだけ言って、家に戻りましたが
ユミは一言。
やっぱり歩く。
1ヶ月間、ずっと一緒に歩いてきて
何度か歩きたくないと言った日がありました。
一人で歩いたことは一度もなかったので
口だけで家に戻ってくるでしょ、
と引き返してみたものの、
娘は帰ってきません。
そして1時間半後。
ママ、ごめんね。
と渡されたタンブラー。
いつものルートを歩いて
私にコーヒーを買って
帰ってきてくれたんです。
たった一人でも、暗い道を歩いて
自分のために飲み物を買うのではなく
私のためにコーヒーを買ってきてくれた10歳。
もう、朝から号泣。
大人になったなぁ、、、
これで私の中で目的は100%達成できました。
この子は大丈夫。
そう言い切れる気がします。
きっとこれからも母娘喧嘩はするだろうし
いい加減にしなさい!
いい加減にしてよ!
と言い合うこともあるでしょう。
でも今日、娘はまた
一つ成長の階段を登ったな、と
実感しました。
1ヶ月、お疲れ様。
あなたの方がママより大人でした。
立派に育ってくれてありがとう。
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モンテッソーリで育った子の社会貢献