先日は、

 

■ 鉛筆でざっと描いた物(128)(コピー紙+鉛筆)【ラクガキ】

 

の記事にてカメラの視点や被写体の向きによる変化や被写体自体いの変化について書いており、その中では、先日作った割りばしペンも使用してみました。

 

 

 絵を描く場合、状態を考えて描くことになりますが、絵を描く時には視線が存在するので、何処から付見て居Rのかで絵の状態が変わります。その為支点の高さと視線の向きが存在します。これについては、高低差も確かに存在するのですが、カメラで考えると、俯瞰とあおりは、被写体を原点とした回転と考えることが出来るので、

 

 

のような変化が発生している事になります。これが、空間内で発生す津カメラワークになります。しかし、物体自体の動きもあるので、カメラ自体もこの状態に合わせて6DoFの自由度で動作する事になりますから始点の変化を作る事ができます。これについては、

 

 ■ DSLR動画

 

の中で触れていますが、関節などの無い物体の場合、空間内で移動できる自由度が決まっており、この自由度は回転と移動になります。現実世界は三次元なので、

 

 

■ 軸移動                 

 

■ 軸回転                 

 

の6つの自由度を組み合わせた

 

■ 6DoF                 

 

の自由度が存在しています。これは、ポーズが決まった人で当ても同じなので、キャラの向きや距離の変化が発生するのですが、カメラとの位置関係で

 

 

のような向きの変化が発生します。後、顔の見え方も変わるので、俯瞰とおアオリでは、

 

 

のように物体の見え方自体が変わってきます。

 

 人の正面の状態を描く場合

 

 

の王なアタリを取って、手足の場合だと、

 

 

のようなアタリで対応できますが、

 

 

のように足の指の表情がある場合だと、手と同じように指のアタリを付ける必要が出てきますが、人のパーツは頭部のあるので、

 

 

の表情金で変わります。イラストの場合だと記号化されてているので省略されている部分もあるようですが、顔のパーツだと口の周りで表情金が変わるので輪郭も変化します。ここは現実と同じ部分だと思いますが、口だと

 

 

のように変化します。目も眉毛などと組み合わせて表情が出来ている感じがしますが

 

 

のようにいろいろな形があります。眉毛も

 

 

のように変化します。

 

 リアルな場合だと、

 

 

の様な感じで筋肉の変化かが発生しますが、口も開いた場合には表情筋の影響を受けるので、口が横に広治様な豊穣だと鼻も表情金に引っ張られて広がります。

 

 

 絵を描く場合、

 

 

の様な感じで描いた場合、この段階である程度形を整えて行く事になりますが、ここから

 

 

のように色を加筆してい行く事になりますが、ここまで描いてしまうと種す栄するのは難しくなります。穴ロツの場合、塗りがおかしい場合だと大幅な修正を入れることになりますが、工程が進む程、修正をする時の作業の量も増加します。その為、形状については塗る前にある程度ッと小野得ておく必要があります。ここから、

 

 

の様な感じにして、髪の毛を追加したり加筆をする事になりますが、

 

 

のように髪の毛に対して肌の色が強すぎると感じる場合もあります。この場合のアプローチは2つあって、

 

    軟質の芯で暗い部分を描く

    肌の色を練ゴムで落とす

 

 

と言う方法があります。軟質の芯を使うと濃度が上がるので、使用している鉛筆よりも軟質の物で加筆するとその部分の濃度を高くすることが出来るので黒で占めることができます。

 

 これに対し、逆に絵として見た時に肌の色が強すぎる場合には、練ゴムで色を落とすという方法があります。その為、デッサンや鉛筆画の場合だと、

 

    高度の異なる鉛筆

    練ゴム

 

を用意したほうが描きやすくなります。今回はHBで描いているのですが、この濃さが強すぎる場合、同じ筆圧で2Bで描くと取り返しがつかないことになるので、肌の濃度を影の加筆でコントロールしたい場合だと、最初に硬度が高く、もっと薄く色が出る鉛筆を使う事になります。HBで強めに感じる条件だと、2HやHなどで質感を描いて、そこから影をHB~2Bなどで描いていくという方法があります。高度の間隔があいてしまいますが、

 

    H

    HB

    2B

 

の3つの硬度で濃淡をコントロールして描くと、2BだけとかHBだけでは描きにくい濃淡の幅の広いし被写体を工程を考えて描くことが出来るようになります。この範囲だと間にFとBが入りますが、この3本でもHでベースを作ってHBと2Bで濃度をコントロールしていくと結構調整幅が広がると思います。

 

 中学校の美術だと、単一の鉛筆で濃淡による階調の変化を体験するというような趣旨でカリキュラムが組んである気がしますから、絵を描く時に使用する 【 筆圧をかけない描き方 】 と言う物を使う事になりますが、2Bは力いっぱい描くと物凄く消しにくくなるので、濃度は密度で出していくという方法が正しい描きアKたになります。あと、強い黒が乗っている場所にあふれると手が汚れるので、描いていく程に画用紙が汚れてくるので、画用紙が汚れないように塗っていく事になります。

 

 絵を描く場合、漫画とかイラストのように机に座って描くという文字書きに近い状態をイメージするかもしれませんが、この場合だと、汚れてはならない条件で描く場合には、1枚用紙を挟んで擦れないように注意して描くことになります。その為、文字を書くのと同じような状態で描くとしても、用紙が汚れないようにしたり用紙に触らないようにする工夫をしながら描くことになります。

 

 鉛筆の場合、濃淡の付け方を覚えると表現の花場が広がりますから、二値で描くインク画とは異なり、階調を持ったグレースケールの表現が出来るようになります。

 

 先日作った

 

 

を今回も使ってみました。太いほうを使うと結構水が乗るので

 

 

のようにウェットオンウェット(コピー紙なので物凄い事になっていますが...。)もできました。あと、ウォッシュを試してみたのですが、

 

 

のように安定しませんでした、水墨画のような筆運びをすると筆の動きだけで母を描くこともできます。あと、

 

 

のような形状も筆運びだけで描くことができます。葉については、

 

 

の様な感じのを描けますがウェットオンウェットと乾いた後の加筆を行うと写真のように塗る事ができます。ラインについては、

 

 

の様な感じの物も描けますが、筆運びだけで

 

 

 

のような物を描く音もできます。実際のサイズは、

 

 

 

な感じになりますが、割り箸ペンだけでもこんな感じで塗れます。

 

 

 点と視線              

 

 絵を描く時には目の高さで物の見え方が変わりますが、映像や写真を撮る時も同様に

 

    視点の高さ

    視線の向き

 

は存在します。その為、

 

 

のような状態になっており、カメラ自体の高さに愛レデルがあってその延長線上に消失点が来るので、内観パースを描く場合も、カメラを持っている人の視点がどれくらいの高さで部屋の高さと幅がどの程度あるのかを考えて形を作っていく事になります。こうすると俯瞰とあおりをコントロールできるのですが、この時のアイレベルの基準となるのが絵の中の青いラインになりますが、被写体を撮る場合にはカメラの場合だと視線を決めるので、ここから角度が付きます。そうなると、パースの向きが変わるので何をどう撮っているものなのかを考えて視点を作る必要があります。基本的に、カメラが正面にある時にアイレベルを指定した場合に内観パースのような考え方だと青いラインに合わせてパースを撮ればいいのですが、視線が変わると話が変わってくるので注意が必要です。

 

 アイレベルで考えた場合だと、水平線が上迎に移動した状態になりますから、一点なのか、それとも三点で考えた時の上下方向の変化が存在する物なのかで少し条件が変わてきます。

 

物を見る場合、

 

 

のように面を見るのと角を見るので結果が違ってきますが、この2つだと

 

 

のような見え方の違いが出てきます。これが、中学校の美術で学習する透視図法になりますが、一点透視図法は、

 

 

のように面を基準に考える物で。二点透視図法は

 

 

のように単体の物体を角から見た時に使用できる技法になります。これに高さ方向のパースを追加した物が三点透視図法になります。一点透視図法は奥行きや高さを表現鶴のに向いており、空間だと 【 奥に抜ける物 】 を描く時に使用できます。

 

■ 縦構図と横構図            

 

 絵や写真の場合縦構図と横構図がありますが、これは描く物状態で使い分ける物になりますが、縦構図だと縦長の方がいい物で横構図だと横長の物を使うときに使用します。動画については、横構図で固定なので、常にスクリーンは横向きになっていますが、これは人の視界が縦方向よりも横方向の方が広くなっているので、視界(視野角)の広い物を用意したほうが臨場感があるのでそう言った作りになっています。漫画の場合、コマの割方で支点を縦に移動させて次のコマに移動させる方法もありますし、縦長の用紙を使うので、コマの作り分割前は縦長になりますから1ページの範囲を使うとそのまま縦構図になります。これを3分割にして使うと横長のコマになるので横構図になりますが、漫画の場合だとコマの割方で縦構図と横構図を切り替えることが出来る仕様になっています。

 

 動画の場合だと、縦の視野角よりも横の視野角が広いので、安定して見れるのが横長のスクリーンなので、横構図になっており、ブラウン管の時代ですら4:3の白銀比を使ったアスペクト比でしたし、現在の映像は16:9のアスペクト比を使っているので横長の映像になっています。映画で使用されるシネマスコープのアスペクト比は更に広く2.35:1ですから、映像を見る場合だと横長の方が見やすいのでそうなっている訳ですが、写真の場合だと、動きがないので横と縦のを使う事が出来ます。絵も写真と同じ静止画なので、縦と横が使用できるのですが、一点透視図法でこの構図の違いを見てみると縦構図だと、

 

■ 縦構図                 

 

のように狭い通路のような物だと、まっすぐ抜ける奥行きを感じる描き方ができますが、通路などで使用すると 【 距離 】 の表現に使用する事ができます。あとは縦長の物の対比などでも使用できますが、これが 【 縦構図 】 の特徴になります。

 

 これに対し、横構図の場合だと

 

■ 横構図                 

 

のようになりますから、この場合は奥行きの表現もできますが、縦構図では出来ない 【 横の広がり 】 を表現できます。つまり、 【 幅のある空間 】 の表現ができます。

 

 このように状態に合わせて用紙を使い分けることになりますが、縦構図と横構図のいずれの方法を使うとしても、視点の高さや視線の向きで描き方が変わってくるのでどこからどう見えているのかで絵の状態も変わってきます。

 

 

 状の捉え方             

 

 絵を描く時に形状を描いていく場合、

 

 

のようにパーツ単位でアタリを取るとある程度形状のバランスが取れますが、これを線分だけで描こうとすると

 

 

のように結構難しいと思います。この描き方の違いですが、前者がデッサンとかで形をとる時のアタリノラインで、後者がクロッキーになります。クロッキーの場合アタリを取らずに形を捉える練習になるのですが、これをやってみると信じがたい難しさがあると思います。

 

 この理由はいたって単純で、

 

    アタリを取る : 変域の一致

    線分で描く  : 座標の一致

 

と言う全く異なる事をしているからです。クロッキーの場合

 

 

のように線分で形状の特徴を寄せて行く事になりますが、この場合、 【 座標平面上の線分の近似値 】 を出す事になります。

 

 線分は座標が極ベンレベルで層をなしたものになりますから、座標のズレが発生するだけでも形状は結構違ってきます。この事例では、水平を取る事が出来れば再現できる内容ですが、それを行わずに形状を描くとこの絵のようになります。ここまで簡素な状態だと、色々と特徴の違いがあるので 【 違う理由 】 が解ると思いますが、逆に考えると、

 

【 特徴を合わせていけば、似た形状になる 】

 

訳です。このように線画を描く場合、線分の特徴を捉える能力が高くなると形を得やすくなりますが、この能力は、彩色が発生するような絵の場合だと形をとるのに必要になりますから、絵を描く時の下書きをラインで描く時に必要になります。デッサンや水彩画などでも最初にラインを描いてから練ゴムでラインを薄くして本当に使うラインを描いたり塗りでそれが目立たないようにするなど色々な使い分けをしますが、塗りのアタリなどでそう言った形状を線で描くことがあります。この場合、対象物に関係なく線画を描くことが出来るようになりますから、絵を描く上では有効な練習方法になります。

 

 ただし、この条件は 【 座標の変化をトレースする 】 ので形を取りにくい訳ですが、形をとる場合だと、座標ではなくbっ体の形状を面として考えた方が扱いやすくなります。つまり、ざにょうで構成された線分と言う傾きの集合体ではなく、面と言う変域で考えた方が形を似せやすくなりますし形状をイメージしやすくなります。その為、

 

 

の様な感じで面で考えると形状の差異は面の構造の差異になりますから、小学校の算数で行った複数の形が合わさった形状の面積を出す時に行うような形の仕組みの解析で判断して違う部分を修正していく事で形を整えて行く事が出来ます。

 

 その為、形状の見たとしてはアウトラインは線分なので微分的なアプローチで、こうしたシルエットを一つのマスク形状のような物として考える状態は積分的な考え方になります。

 

 これを踏まえて

 

 

のような物のアウトラインを取る場合、クロッキーで形を取っていく場合だと、見えているラインで形をとるので、見えている線の特徴で描くことになります。ラインだけで特徴を撮る場合だと、

 

のようになりますが、この形状を立体ではなく、平面的な物体でそう言ったマスクが存在す津と考えると、この形状のシルエットは

 

 

の様な感じに見えるはずです。つまり、形状その物を二次元に落とすと物体以外を除去した形状になるので、これをマスクのように単一色で塗りつぶすとこの状態になりますが、このアウトラインをそのまま取得すると線画ができます。ただし、この状態だと

 

 

の天井の部分がありませんが、これは、別の形状の構成要素なのでそこに存在してる楕円を別の単一の形状として面で捉えて重ねると異なる境界線を持つものができますから、その双方の外形線を取得するとクロッキーで取得する線分の情報と同じものを得ることができます。

 

 形状を見る場合、日常で使用するのは奥行きなどの情報を判断するので視差のある情報で立体を見ているのですが、絵を描く場合にはこれを平面にする必要があるので、物体の形状を平面に起こして描くことになります。

 

 

これが形をとる時に必要に案る能力ですが、物体を描く場合、形状自体を回転させて言え方が変わっても対応できるようにしておいた方がいいので、絵を動かす場合には、これとは別に形状を理解してどう言った変化が発生しているのか?を描けるようにする必要が出てきます。

 

 ちなにクロッキーや時間を区切った状態での形状の特徴を得て描く練習は、【 形を取るための練習 】 になりますが、デッサンの場合は、【 光と影を理解する為の練習 】 になります。これに色彩の情報を加えた物が絵の具や色鉛筆を使った表現になります。小学校や中学校では、色彩の方を多く使い色々な画材と技法を体験できるようになっていると思いますが、それを行って見て 【 楽しい 】 と思えた場合、その画法はその人に向いているのかもしれません。

 

 基本的に学校で学習する物は体験を通しての画材と画法の理解と実践になりますが、現在は墨汁も文字を書くだけでなく図画工作でも使うようになっているので水墨画の技法なども使うようですから、多分、昭和の時代だとやっていなさそうな、モノトーンの表現も学校の授業で行うようになっています。

 

 デッサンではグレースケールを使うので、白の表現をする際に

 

    塗り残す

    プラスチック消しゴムで消す

    練ゴムで消す

 

と言う3つの方法があります。色鉛筆も同様の方法で描くことができますが、水彩画の場合もそうですが、白を残すような方法で白い部分を描くことになります。水彩絵の具だけで描く場合もそう言った描き方になります。

 

 デッサンの技法では、【 白の加筆 】 がありますが、色鉛筆で絵を描く場合、白の表現をする場合だと、

 

ホルベインのブレンダーがマーカーみたいに上に色が乗る

 

ので色鉛筆の選択とは別に特別な物として追加しておくと色鉛筆で白の加筆が出来るのですが、絵を描く場合だと白の加筆で対応する場合があります。この技法は、不透明水彩での絵作りの時に行いますが、ガッシュで描く時に

 

    水滴の飛び散った部分

    ハイライト

 

などは後から塗った方が扱いやすいので、乾燥後に重ね塗りで後ろの色を隠すように色を乗せることで白を際立たせることができます。

 

 このように加筆で白を出す事もできますが、透明水彩だとこれが出来ないので、スパッタリングによる白の加筆やハイライトの加筆様な物はマスキング剤で形を最初に濡れないようにしておいて描くことになります。水彩絵の具の場合、

 

 

のようにトーンを重ねて塗る事が出来るのですが、基本的にはディテールの加筆なので、

 

 

のような白抜きをする事になります。ただし、液体の動きのように少し複雑な物だと筆では難しいので、ます金不在で抜いておいてから加筆をするか、

 

 

のようなバチックの技法を使う事になります。バチックを使うとそこだけクレヨンの質感が出るので、マットになるようなコート剤をかけて質感を均一にする必要がありそうですが、透明水彩だけで飛沫のような表現をしようと思うと白抜きしかないので、塗り分けるかマスク処理をマスキング剤で施すか、バチックのようにクレヨンの白色をマスクにして色を乗せる方法を取る事になります。水彩絵の具だけだと、塗り残しのプランニングと滲みを抑えて描くことになるので、使う用紙で再現できる物が変わってくると思います。

 

 その為、透明水彩絵の具で白い物のディテールを入れる時には、白抜きをして薄い順にグレースケールで加筆する事で再現できますが、

 

 

 り箸ペンを使う           

 

 先日

 

 

を使ったので、実際にどんな感じに描けるのかを試さないと画材の特性が解らないので、モノクロでどんな感じになるのかを試してみました。

 

 薄い部分もありますが、インクのように描くと

 

 

の様な感じになりますが、グレースケールで濃淡を入れると、

 

 

の様な感じになります。これをもう少し違う描き方をすると、

 

 

の様な感じに描くこともできます。動画だと描いている状態そのままなので写真のように乾く時間が発生しないように撮れるのですが、写真で撮っているので、乾いてしまっているので黒が強く出てしまっていますが、描き方を説明すると

 

 

のように強い黒を出して、それを用紙(コピー紙を使っています。)の上で広げていきます。

 

 

光が反射しているので、相当濡れている事が解ると思いますが、結構水浸しになっています。少し水が多すぎるので、ティッシュで吸い取って

 

 

のようにした後に乾かすと

 

 

のようになります。ここにヘタを付けて

 

 

のようにした後にドライブラシでディテールを入れると、

 

 

のようになります。透明水彩の上から修正液やマーカーなどでレタッチが出来るので、

 

 

の様な感じで白を追加する事もできます。ただし用紙の色で白を再現する場合だと、この色は少しおかしくなるので、単色で描く場合だと白抜きをする方がいいかもしれません。この場合、用紙にもよりますが、白の追加についてはカラーだと先程の重ね塗り(重色)で上から色を乗せる方法もありますが、透明水彩だと無理なので、不透明水彩などを使って色をんセル方法もありますが、モノトーンだと用紙の色を使った方が綺麗に見える場合もあるので用紙の色や見え方で描き方を使い分けた方がいいかもしれません。

 

 この描き方は、水たまりを用紙の上で動かしているので、用紙によってはこの方法だと相当ひどいことになる場合もありますが、コピー紙だとこの方法が出来ました。この方法は、コットンで色を吸い込んで滲みの表現な用紙だと無理なので、用紙を選ぶ描き方になります。

 

 あと、割り箸ペンの平筆の部分を使って描いたのが

 

 

になりますが、

 

 

のような描き方もできます。

 

 

の部分では、面と辺を使っているのですが、絵筆の平筆も先端をマイナスドライバーの世に尖らせて線を引くことができますし、面を塗る事もできるので同じ使い方ができます。後、ラインも縦と横で使うと

 

 

のような塗り方ができます。そして、この筆を使って色を広げる手法を使うと

 

 

の様なのも描くことができますが、

 

 

のように濃淡を使って色を作る事ができます。この絵の中には白い部分が残っていますが、これは塗り残しをにじませたものになります。

 

 水彩画の場合、色のついた水たまりの部分が濃い色になるのですが、水たまりを広げて色を作ると

 

 

のような濃淡をつけることができます。その為、色を広げるだけも丸い形を作る事ができます。これを加筆すると、

 

 

の様な感じになります。あと、平筆の場合線をうまく使うと

 

 

のようなディテールを描けるので、花のしべの部分を描くこともできます。あと、この技法を使うと羽毛の表現などもできます。

 

 使って見て思ったのですが、平筆とペン先のような作りの物を併用すると平筆の表現とディテールの描き込みが出来るので結構いろいろできる気がしました。

 

 

 今回も鉛筆を使ってコピー紙に描いており、Panasonic Lumuix DMC-TZ85で撮影しています。