先日は、

 

■ 鉛筆でざっと描いた物(127)(コピー紙+鉛筆)【ラクガキ】

 

の記事にてアタリや割りばしペンについて書きました。

 

 絵を描く時にどんな形なのかを把握して描くと色を塗る際に凹凸を考えやすくなりますが、形をとる時にはシンプルな形状の集合として考えるとイメージしやすくなります。

 

 この時に矩形や円などを使ってそれがどうつながっているのかを考えて行くと状態をイメージしやすくなります。

 

 例えば、居地図の平面図では、角度が付いて曲がっている場合だと、ベクトルの向きを変えるだけなのでそれほど難しくないと思いますが、これが片方が角で片方が面のようなテーパーが付いている状態やRが付いている場合だと少しイメージがしにくくなります。これが平面で発生している場合、

 

 

のような、漢字になりますが、L字の場合だと辺同士は斜線になりますが、このような形で角度が変わったものが曲がり角になります。T字路は間に道幅分の矩形を入れて延長した形になりますが、直線だとカーブのような曲がりは相似の円弧を内外に入れる事になり、テーパーで両端が切れているような物は曲がり角を曲がり角で補完した形と考えると形状を把握しやすくなります。

 

 平面だとこんな感じになりますが、立体的に筒が繋がっている状態だと、円柱と球でか投げるとイメージしやすくなります。

 

 

の様な感じになりますが、これも平面で使用できるのですが、

 

 

のようにパーツの位置関係を考えて球のような形状と円柱や円錐台のような形状を重ねて行ってアタリを取って

 

 

のように形を整えた方が形状のバランスを取りやすくなります。

 

 形状を描く場合、

 

 

 

の様なのを描く場合に方向が定まらない事があり案スが、この場合、向きがどうなっているのか?というプランを立てておくと形状を正確に描けます。この形状は円柱と球なので、その中心を通過するラインが存在しするので、

 

 

のようなガイドを作って、それを基準に描くと、

 

 

 

 

のようにガイドラインを基準に円柱の向きを書けばいいので、向きを安定させることができます。こう言った形状は電柱とか、携帯電話のアンテナとかでも見かけますが、塔を描く時にメインの塔から別のパーツが突出しているような構造を描く時にも円柱の中心を抜けるガイドとなるラインを引いてから描くと形状と向きを安定焦る事ができます。

 

 このアタリの取り方を使うと

 

 

 

のような動きに対応できるので、奥行き方向の変化をパースなどで正誤して考えるようにするとどのポースにも対応できるようになります。キャラクターを描く時のアタリが体幹部分が肋骨と鎖骨と骨盤を描いて腕と脚は棒で描くのですが、鎖骨を意識すると鎖骨の付け根が腕の具ケ根なので、体のバランスがとりやすくなり、腕の付け根が決まると視点を決めると僧帽筋のバランスもとりやすくなり案ス。

 

 人を描く時のアタリについては、

 

 

の様な感じになりますが、手の表情を付ける場合にH、

 

 

のように動作する物を基準に考えて行く事になりますが、中手骨は個別に動くことはないので、この部分は面として課Bが得ることができます。その為、面に弓が繋がっていて、親指だけは手首から動作する関節が複数ある構図になっています。これで動きを考えて指の開閉の時と同じように開いた時には関節の部分に皮膚が伸びるのでそれを描くことになりますが、人関節の構造だと手は結構複雑な作りになっています。

 

 とは言っても腕や脚のようにきんに君変化で形が変わるわけではありませんから腕や脚は手とは違う難しさがありますが、手は稼働する部位が多いので複雑な構造になっています。足の場合、指の表情がない場合だと、

 

 

 

のような足袋のような構造で考えることもできるのですが、

 

 

のような開閉まで考えると、手のように指のギミックも考慮したアタリを付けて描いていく事になります。

 

 

 

 り箸ペンを使ってみる        

 

 画材の中には 【 竹ペン 】 と言うのがありますが、自作出来そうな物に 【 割り箸ペン 】 と言うのがあったので作ってみることにしました。

 

 割りばしペンは面相筆のように削った物なんですが、最初に平筆っぽいのを作ってみました。

 

 

今回も試供品の黒色を使って塗っているのですが、水彩絵の具でも気兼ねなく塗れるのですが、

 

 

のようなラインが引けます。使っていたら折れてしまったのですが、

 

 

の様な感じで描くことができます。更に描いてみたのですが、

 

 

の様な感じで絵の具の濃度を変えるとはね居されますが絵の具の持ちが悪く感じました。あと、下書きなしでざっと描いてみたのですが、

 

 

な感じでラインの太さを変えることが出来ました。平筆なので、

 

 

の様なのも描けるのですが、普通の筆だと壊れそうな事も気兼ねなくできるのがこの筆の強みかも知れません。

 

 これとは別に

 

 

のように太い筆も作ってみたのですが、これで塗ると

 

 

の様な感じで塗る事ができます。これとは別に、

 

 

の様なのも作ったのですが、これは、

 

 

のように異なるペン先になっており、細いほうだと

 

 

のように描け、太いほうだと、

 

 

のように描くことが出来るのですが、これを使うと

 

 

の様な感じで塗る事ができます。この絵もコピー紙で行っているのですが、割りばし程度でも水浸しになったので、大きな筆で塗ると紙が持たないので、コピー紙の場合通所の水彩の描き方はできません。あと、厚さのある木材パルプは乾くのが速いはずなんですが、保水が効きすぎている状態ですでに紙が潤い過ぎているので水分を多く使うと乾くまでに時間がかかります。

 

 

 点の変化              

 

 絵を描く場合、状態を考えて描くことになりますが、絵を描く時には視線が存在するので、何処から付見て居Rのかで絵の状態が変わります。その為支点の高さと視線の向きが存在します。これについては、高低差も確かに存在するのですが、カメラで考えると、俯瞰とあおりは、被写体を原点とした回転と考えることが出来るので、

 

 

のような変化が発生している事になります。これが、空間内で発生す津カメラワークになります。しかし、物体自体の動きもあるので、カメラ自体もこの状態に合わせて6DoFの自由度で動作する事になりますから始点の変化を作る事ができます。これについては、

 

 ■ DSLR動画

 

の中で触れていますが、関節などの無い物体の場合、空間内で移動できる自由度が決まっており、この自由度は回転と移動になります。現実世界は三次元なので、

 

 

■ 軸移動                 

 

■ 軸回転                 

 

の6つの自由度を組み合わせた

 

■ 6DoF                 

 

の自由度が存在しています。これは、ポーズが決まった人で当ても同じなので、キャラの向きや距離の変化が発生するのですが、カメラとの位置関係で

 

 

のような向きの変化が発生します。後、顔の見え方も変わるので、俯瞰とおアオリでは、

 

 

のように物体の見え方自体が変わってきます。

 

 

 タリについて            

 

 人の正面の状態を描く場合

 

 

の王なアタリを取って、手足の場合だと、

 

 

のようなアタリで対応できますが、

 

 

のように足の指の表情がある場合だと、手と同じように指のアタリを付ける必要が出てきますが、人のパーツは頭部のあるので、

 

 

の表情金で変わります。イラストの場合だと記号化されてているので省略されている部分もあるようですが、顔のパーツだと口の周りで表情金が変わるので輪郭も変化します。ここは現実と同じ部分だと思いますが、口だと

 

 

のように変化します。目も眉毛などと組み合わせて表情が出来ている感じがしますが

 

 

のようにいろいろな形があります。眉毛も

 

 

のように変化します。

 

 リアルな場合だと、

 

 

の様な感じで筋肉の変化かが発生しますが、口も開いた場合には表情筋の影響を受けるので、口が横に広治様な豊穣だと鼻も表情金に引っ張られて広がります。

 

 

 

 り                 

 

 絵を描く場合、

 

 

の様な感じで描いた場合、この段階である程度形を整えて行く事になりますが、ここから

 

 

のように色を加筆してい行く事になりますが、ここまで描いてしまうと種す栄するのは難しくなります。穴ロツの場合、塗りがおかしい場合だと大幅な修正を入れることになりますが、工程が進む程、修正をする時の作業の量も増加します。その為、形状については塗る前にある程度ッと小野得ておく必要があります。ここから、

 

 

の様な感じにして、髪の毛を追加したり加筆をする事になりますが、

 

 

のように髪の毛に対して肌の色が強すぎると感じる場合もあります。この場合のアプローチは2つあって、

 

    軟質の芯で暗い部分を描く

    肌の色を練ゴムで落とす

 

 

と言う方法があります。軟質の芯を使うと濃度が上がるので、使用している鉛筆よりも軟質の物で加筆するとその部分の濃度を高くすることが出来るので黒で占めることができます。

 

 これに対し、逆に絵として見た時に肌の色が強すぎる場合には、練ゴムで色を落とすという方法があります。その為、デッサンや鉛筆画の場合だと、

 

    高度の異なる鉛筆

    練ゴム

 

を用意したほうが描きやすくなります。今回はHBで描いているのですが、この濃さが強すぎる場合、同じ筆圧で2Bで描くと取り返しがつかないことになるので、肌の濃度を影の加筆でコントロールしたい場合だと、最初に硬度が高く、もっと薄く色が出る鉛筆を使う事になります。HBで強めに感じる条件だと、2HやHなどで質感を描いて、そこから影をHB~2Bなどで描いていくという方法があります。高度の間隔があいてしまいますが、

 

    H

    HB

    2B

 

の3つの硬度で濃淡をコントロールして描くと、2BだけとかHBだけでは描きにくい濃淡の幅の広いし被写体を工程を考えて描くことが出来るようになります。この範囲だと間にFとBが入りますが、この3本でもHでベースを作ってHBと2Bで濃度をコントロールしていくと結構調整幅が広がると思います。

 

 中学校の美術だと、単一の鉛筆で濃淡による階調の変化を体験するというような趣旨でカリキュラムが組んである気がしますから、絵を描く時に使用する 【 筆圧をかけない描き方 】 と言う物を使う事になりますが、2Bは力いっぱい描くと物凄く消しにくくなるので、濃度は密度で出していくという方法が正しい描きアKたになります。あと、強い黒が乗っている場所にあふれると手が汚れるので、描いていく程に画用紙が汚れてくるので、画用紙が汚れないように塗っていく事になります。

 

 絵を描く場合、漫画とかイラストのように机に座って描くという文字書きに近い状態をイメージするかもしれませんが、この場合だと、汚れてはならない条件で描く場合には、1枚用紙を挟んで擦れないように注意して描くことになります。その為、文字を書くのと同じような状態で描くとしても、用紙が汚れないようにしたり用紙に触らないようにする工夫をしながら描くことになります。

 

 鉛筆の場合、濃淡の付け方を覚えると表現の花場が広がりますから、二値で描くインク画とは異なり、階調を持ったグレースケールの表現が出来るようになります。

 

 

 り箸ペンを使う           

 

 先日作った

 

 

を今回も使ってみました。太いほうを使うと結構水が乗るので

 

 

のようにウェットオンウェット(コピー紙なので物凄い事になっていますが...。)もできました。あと、ウォッシュを試してみたのですが、

 

 

のように安定しませんでした、水墨画のような筆運びをすると筆の動きだけで母を描くこともできます。あと、

 

 

のような形状も筆運びだけで描くことができます。葉については、

 

 

の様な感じのを描けますがウェットオンウェットと乾いた後の加筆を行うと写真のように塗る事ができます。ラインについては、

 

 

の様な感じの物も描けますが、筆運びだけで

 

 

 

のような物を描く音もできます。実際のサイズは、

 

 

 

な感じになりますが、割り箸ペンだけでもこんな感じで塗れます。

 

 

 今回も鉛筆を使ってコピー紙に描いており、Panasonic Lumuix DMC-TZ85で撮影しています。