昔、国語の時間に、教科書に書かれた小説に対しての解釈問題には、常々疑問だった。
この作者は行間にこのような思いを込めた…云々。
あんた、それ、本人に聞いたんかい?
それ、誰が確定したん?
と、いつも、思ってた。
だいたい、その「これが回答」とされている解釈は、私には
「へえ…そうなんですか? そういう風には思えないけど…????」
っていう内容のことが多く。
そもそも、それを「試験問題」にする意味ってのが、全くわからなかった。
その問題から試験できることとは、結局は
「授業中に教師がしゃべったことを聞いて記憶しているのかどうか」
ということにすぎない。
教師によっては、一言一句正確に「板書した通り」を解答用紙に書かなければ正解と認めない人もいた。
たいがい国語の成績は良い方だったけど、そういう教師にあたった年は、国語の点数を稼ぐポイントは書き取り…ということに陥るのが、常。
そんなことを暗記して、一体何になるんだ…。
今も、思う。
しかし。
そういう経験が役に立っていることも、ある。
まさに、今の状況。
行間を察した気になっている…という人がいて。
自分もまた、そういう気になっていて。
勝手に決めた「これが正解」に照らし合わせて、解釈する。
…さて。
自分の中では一段落ついた、このドタバタ。
最後に、今の状況からの、総まとめを。
一枚だけ。
………また、これかい(苦笑)