技・技・技 | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。

昔、国語の時間に、教科書に書かれた小説に対しての解釈問題には、常々疑問だった。

この作者は行間にこのような思いを込めた…云々。


あんた、それ、本人に聞いたんかい?
それ、誰が確定したん?


と、いつも、思ってた。



だいたい、その「これが回答」とされている解釈は、私には

「へえ…そうなんですか? そういう風には思えないけど…????」

っていう内容のことが多く。


そもそも、それを「試験問題」にする意味ってのが、全くわからなかった。


その問題から試験できることとは、結局は

「授業中に教師がしゃべったことを聞いて記憶しているのかどうか」

ということにすぎない。



教師によっては、一言一句正確に「板書した通り」を解答用紙に書かなければ正解と認めない人もいた。

たいがい国語の成績は良い方だったけど、そういう教師にあたった年は、国語の点数を稼ぐポイントは書き取り…ということに陥るのが、常。

そんなことを暗記して、一体何になるんだ…。
今も、思う。



しかし。
そういう経験が役に立っていることも、ある。

まさに、今の状況。



行間を察した気になっている…という人がいて。

自分もまた、そういう気になっていて。


勝手に決めた「これが正解」に照らし合わせて、解釈する。




…さて。
自分の中では一段落ついた、このドタバタ。

最後に、今の状況からの、総まとめを。

一枚だけ。



photo:01





………また、これかい(苦笑)