こんなの自分だけ?な感覚 | 手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

手が知っている異界の彩~絵師・緋呂 展示館~

神・仏・天使。そして、「あなた」の光を、緋呂が描きます。陰陽併せ持つ「人間」の中に、すべては在る。
描くべきもの、進むべき道。すべては、手が知っています。

「もしかして、こんなの自分だけ?」
っていう不安を持つ…っていうこと。

誰でも経験あると思う。
程度の差こそあれ、一回もない、っていう人はほとんどいないと思う。


日本人は横並びをヨシとする部分が大きいから、どうしても、そうなる。


けど。
それは、考えなくてもいいことです。

人はみんな違うし、それが当たり前。

「同じ」と思う相手のことを、よーーーーく見てると、全然同じなんかじゃないってことは、すぐにわかる。

「似た部分がある」
「共通の体験がある」
「発想や感性に共通点がある」
「似たようなものを好きになる」

そういうことでしかなく、「同じ」っていうことは、ないのです。


その、似た感じっていうのも、よくよく分解してみれば、全然違う。
そういうもの。


誰一人として、同じってことはないのです。

それを言うと、今度は孤独感につぶれるっていう人がいる。

人間って、あっちがあればこっちがない…の繰り返し。


諦めろということではなくて、違うのが当たり前で、だからこそ一緒に何かできるのだ、ってことを、知っていて欲しいと思う。

完全に孤独なら、そもそも、生まれて来てないから。