葛飾会議 VOL.38 | 総天然素材革工房 革榮

総天然素材革工房 革榮

革だけでなく糸や接着剤、その他すべてを天然素材で創り
「土に還ること」をコンセプトに革製品を創っています!

最新情報&出展スケジュール

工房移転作業の為、出店予定は少しの間ありません><

OPENは2019.6月を予定していますのでご期待ください!!

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どもども「 土に還る革製品 」の革榮です♪(´ε` )

 

しばらくお休みしていましたが復活です。

そして地域活動の一環で参加させていただいてる熱き会、「葛飾会議」から再開です!

 

今回は防災をテーマに有事の際の災害支援の実情、地域での役割などを話し合いました。

 

 

4年目になる葛飾会議ですが今回は初めての病院開催!!

会場となったのは国道6号線沿いにある平成立石病院です。

知られざる災害医療の最前線、葛飾区での防災活動をクローズアップします。

 

今回のタイムテーブルはこんな感じ。

主に講義型というか今回はプレゼンの時間を長くとっていますが葛飾区に10年居たとはいえ

知らないことだらけでしかも今回の開催場所である平成立石病院も受診したことはあるのですが

え!?そんな病院だったの??という事が山ほどです(関係者の皆様スミマセン)

区での防災活動も後述しますので自分の自治体や防災関係者の方もご参考ください!!

 

まずは「平成立石病院」の院長、大澤秀一氏です。

この病院は葛飾区に3か所ある災害拠点病院の一つです。

 

どういったものか詳しくは以下リンクをご参照ください。

災害拠点病院とは?

葛飾区災害緊急医療救護所

災害拠点病院は3か所、連携病院は9か所(うち透析可能は3か所)、他にも救護所が8か所設定されています。

こうした区内の各病院、区施設間で連携しながら有事の際の緊急医療を支えているんですね!

院長のお話では特に脳疾患に関してはかなり高度な医療を受けられるようです。

私も先日、とあることで受診したのですが診察室に脳疾患患者受け入れに関しての紙が

貼ってあってとても広く受け入れているのだと頼もしくなりました。

全てにおいてかとは思いますがその中でも脳は時間との勝負って聞きますしね!

 

次は副院長で救急のスペシャリスト、大桃丈知氏です。

登壇では実際の災害救助へ行った際、現場で撮影された未公開動画なんかも見せていただきました。

基本的にみな静聴しているのですがこの動画が流れたときは一瞬のどよめきの後

固唾を飲むというか言葉を失うというか独特の緊張感に包まれていました。

中でも私が「なるほど」と思ったのは自助・共助・公助の説明で実際の救助例をもとに

話してくださったものです。

とある災害で救出された人のおよそ7割が隣人などの民間人によって救助されており

消防や自衛隊などのいわゆる公助の部分は1割強であったと聞きとても驚きました。

ここでもやはりスピードが命なのでしょう。

公助で来ていただく隊員などはどこに誰が居るかわかりません、近隣で顔見知りなら

あ!〇〇さんのおばあちゃんが居ない!!とかなりますもんね。

やはり普段から向こう三件両隣は意識しておきましょう。

 

 

続きまして葛飾区危機管理課(前防災課)の加藤学氏です。

葛飾区は土地柄、水害に関して地域によって脆弱な場所があります。

私が住んでいた地区も水害危険地域で二階の窓を開けると目の前の電信柱に

水害時最大水位のシールが貼られていました。最大4M浸水だったかな?

そんな葛飾区ですから日ごろから水害に関しては相当な警戒をしていて

実際に起きた後の対処も綿密に計画&演習を繰り返しています。

また23区では唯一、水陸両用車を配備している区でもあるらしいです!

皆さんの住んでる地域はどうですか?

必ずお住いの自治体でハザードマップが作られていますので確認を。

 

最後の登壇者は我が葛飾会議メンバーの一人、佐藤純氏

彼女も大桃先生と同じDMATのメンバーで災害医療現場で活躍しています。

普段は訪問看護師として地域の在宅医療を最前線で支える一人です!

彼女の話で興味深かったのは死に場所難民という言葉・・・

ちょっとド直球すぎるなんて言葉も聞こえてきそうですがこのくらいの勢いで

問題提起しまた取り組まないといけないと感じますよ?

提示していたデータは2030年、2055年での話ですからそう遠くない未来で

近々の問題でもあります。

要は病院のベッド数は限られているのに入院患者が増えると受け入れきれなくなり

死に至ったりするという事ですね。

その一方で8割以上が最期は自宅で迎えたいと考えているというデータもありました。

病院には行けない(入れない)、自宅で最期を迎えたい、そんなときにこの訪問看護は

とても大事な役目を担ってくれるものだと思いました。

※画像の数値は文中のデータとは違います。

 

今回はディスカッション的な時間は少なめでしたが色々な意見が出ていました。

中でも岸本さんチーム

「水害の多い地域の災害拠点病院だからこそ緊急時二階からの出入りができる構造にしたほうが良い」

これが一番フックしました!

確かに!ですよね。まぁハードを変えるのが一番大変なんですが

大澤院長はじめ、病院関係者の皆様よろしくお願いします。

 

 

☆総括☆

「すんでるまちをせまくする」

これが葛飾会議の大きなテーマですがこういった会議を通して

 

官民の連携もとれて

左 葛飾区危機管理課 加藤氏

右 平成立石病院院長 大澤氏

 

そして区民もそれを知り、また活動に意見し参加できる!!

すんでるまちをせまくすること、連携をとり、互いを知ることで間違いなく有事の際に大きな力になります。

自然災害を止めることは出来ませんが私たちの手で減らしたり防いだり、

減災、防災は必ずできますので今一度、関心をもって取り組みましょう。

 

※地元メモ※

病院関係者の方々は平成立石病院を「へいたて」と呼んでいましたw

短縮して平と立を読み「へいたて」なんですね~親しみやすくなりますね

これ読んだ方はちょっと通ぶって「へいたて」、使ってみてくださいグッド!

 

注)会議の中では様々な資料や動画で登壇者が具体的に説明してくださっていますが

部外秘の資料も多くあるため文字が多い説明になってしまい申し訳ありません。

参加していただければこういった貴重な資料なども見ることが出来ますのでテーマを聞いて

興味が沸いたらぜひご参加いただければと思います!

 

次回開催は3/20(水)です。

アーティスト、理科大生が登壇予定で新しい風がまた吹き込みそうで期待大です!!

 

下差し参加してみたい方はクリック!クリック!下差し

 

葛飾会議に興味がある!

直で申し込んじゃう!!

 

では(。・ω・)ノ゙

 

総天然素材革工房 革榮
 

プレゼント包装も革で出来ます!!

 

 

 

 

 

名入れも別途承りますのでお気軽にご相談ください

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

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