こんにちは、かわともです。
最近は特に古着やアメカジブームだそうですね。
もっと前から流行っていたのかもしれませんけども。
そんなわけで便乗して記事を書いてみました。
スカジャンとジーパンをこよなく愛しているのですが、90年代の服が古着とか感慨深いものがあります。
今でも現役で稼働している私の服はビンテージ扱いなんか・・・。
歳をとりました。
あんまり華やかなところにはいかないので、ユニクロなんかのファッションが主流の昨今、ビンテージブームには気づかない自分の鈍感さに頭を抱えます。
さて久しぶりにジーパンを洗いました。
一年に一回くらいですけども~まぁ育てているのは別として、20本を着まわしているので問題ないでしょう?
と思いながら、日々履いてますけども。
デニム用の洗剤で洗ってますが、染料が出てこないので最近の洗剤は凄いですよね。
手洗いでジャブジャブと洗うと、埃や砂、皮脂などが染み出てきます。
趣味の一つがアウトドアなんで汚れるのは早いです。
キャンプ・釣り、普段使いくらいですけども。
ステットソンだかデブスのハットかぶってカウボーイ風に野宿してたら、インディジョーンズがいると言われたことありますがww
20~25分くらいモミ洗いしてから放置しておくと水が茶色くなります。
※食事中の方すみません。
黒いデニムは赤茶になりました。
そんなわけで数日をかけて洗ったわけですが、夏はあんまり履かないのでこの時期に一気に洗ってしまいます。
画像はラングラーになります。
個人的には、ジーンズの中でラングラーが一番好きですかね。
リーバイスのビンテージと比べると同じ年代でも五分の一くらいの価格で購入できますし、アーバンなリーバイスよりもヒックなラングラーを気に入ってます。
ジェ-ムスディーン以降、憤りや葛藤するアメリカの若者の象徴になったジーンズが作業着から一気にアーバン(都会的)に変貌していく中、ラングラーはカウボーイのスポンサーやったりと少し路線が違うところが非常に良い。
(映画「理由なき反抗」の時はLEEだったかな?ひと世代上の作品なので後にレンタルでみただけですけども。)
カントリーというかヒックというか。色合いも洗練されていないところが好きです←個人の感想です。
もちろん王道のリーバイスも沢山もってますし日本の素晴らしいデニムも持ってますけども。
エドウィンが主力ですが、最近のお気に入りはビースオブロックとムラマサかな。
若いころは風味を出すために買ったジーパンを履いて風呂に入ってみたりwww
山登りで持ち帰った軽石を洗濯機に大量に入れて洗ってみたり、壁に擦り付けてみたり紙やすりで擦ってみたり、小学校の頃に兄貴の買いたてのジーンズの膝をハサミで切ったときはボコボコにされましたが、三年後くらいにダメージブームが来たときにそれを兄貴が履いていて笑いましたが(笑)
まぁ基本的には上記はすべておふくろに竹刀でボコボコにされましたが(笑)
特に軽石を大量に入れた時は底のプロペラモーターが動かなくなり三倍ボコボコにされましたw
あと暇だったので洗濯糊をつけてバリバリにしてみました。生乾きのまま30分くらい履いてスクワットしたりして、ハチの巣や髭をつくるパターンもありますが、細かく髭を作りたいなら生乾きで履いてから上記をして干す、大きめの髭を作るなら乾かしてから履く。責任は取りませんが所感としてはこんな感じです。
好みなんですけども、そもそもこのやり方が是なのか非なのかもちろん個人の主観で、やっぱり天然な風味が良いんだと言う方も沢山いるでしょう。
所詮は作業着だろう。という方も沢山います。しかしアーバンな履物になったのも事実ですから、しょせん作業着とは言い難い角度もあると思います。
もはやビンテージからアンティークの域に入ってきた大戦モデルやそれ以前のような物は糊づけして綺麗に後世に残すのもありかな?と思いますけども。あるいは知名度の低い会社のデニムや若いデニムに塗ると安くても見栄えがとても良くなりますのでこれもありかなぁと思います。
私のは70~90年代が主力なので染料が濃く残っているものや安いのを糊付けすることがありますけども。
あまりにも上手くできたものはおねだりする後輩らに譲りましたので今は一本くらいしかありません。二本追加してみました。
30年前に買って履いてないデニムもかなりストックがありますしね。
釈迦に説法ですけども、洗うと全体が1inchくらい縮みますしレングスは2inch近く縮みますから、注意が必要です。
更に洗わないで買ったまんま履くときもあると思いますが、いずれは洗わないといけないので最初に洗濯することをお勧めします。洗わないとミクロマクロの世界ですけども埃や砂が生地の間に入り込みそれらがヤスリのように擦れ合い劣化が早くなります。
上手に髭やハチの巣を作りたい場合は1年くらいしたら洗濯をすることをお勧めします。
2年を超えると劣化で裂けたりするので洗いましょう。
それから、タイトルをGパン・デニムとしたのか!
ジーパンとはジェノバパンツ→ジーンパンツの略ということ!
日本だと戦後に米兵の古着。GIパンツ→Gパン
ジーパン、デニムで年代がばれると言われるし、Gパンはおっさん呼びと言われますが、個人的にはジェノバパンツと流行らせたかったので度々ジェノバパンツを提唱しましたが全く誰にも響きませんでしたw
そしてイタリアのジェノバから下記の地図をみてもらいたい。
左真ん中に「ニーム」これは南フランスですが、これがデニム生地発祥の地になります。
ドゥ・ニームが訛ってデニムになるわけです。
ニームから商業都市・港湾都市ジェノバに運ばれてアメリカに輸出されていく。※違ったらすみません
創業者リーバイストラウスがリベットを打ち込んだジーパンを売り出していく。共同特許だったかな。
そしてインディゴブルーは蛇除けの染料と信じられていた。染料の匂いが蛇が嫌う的な。
こんな流れだったと思います。
中三の時に「机上クラブ」と言う、パンフレットで旅行の計画を練る、行った先の場所で何を求めるか?どんな気分になるのか?どんな歴史があるのか調査しよう!
という、無茶苦茶なクラブに入ってましたが(笑)
その時に行きたい場所がなくて、「川井君の好きなものは何?それについて調べましょう」みたいなことを言われて、イタリア南仏の旅の企画を立てた時に調べたんですよね。
しかし後に中国や米国で鼻くそほじってた独り旅や今でも意外に重宝していて調べたり計画を練るのが得意ですw
当時は机上の空論クラブとか計画倒れクラブと言われてましたけども(笑)
昔ですからネットなんて無かったですしね、流行りや情報は多岐に渡ってアンテナはってないと入手することは出来ない時代でしたし青山原宿渋谷などに出向いたり、コミュニティの先輩から情報を仕入れたり、刑事のように情報は足で稼ぐ。そんなことをしてました。だから学校や駄菓子屋もあらゆるコンテンツの情報交換の場だったと思います。
今はネットで直ぐに出てくるから楽ちんになりましたが逆に「わざわざ出歩く」という人が少なくなったようにも思えます。
その時代時代で変貌するのでそれはそれで良いのだけれども。
それから!
スカジャンになります。
スカジャン大好きです!死ぬまで着るでしょう。
同時に輩にならないように気を付けて着ています。
おっさんになってくると着こなしが非常に難しいときもあります。だが、しかし!おっさんだから着れないものではないですし、デニムやスカジャンを着続けたいから理想の体型になっていないときは着ません。
今年で49歳になります。
同時に私が逝去するときは何歳でしょうか?80?90?寿命の平均は伸びていく一方です。つまりあと40~50歳近く生きるんですよね。そうすると今の歳で中年は無難な服装しないと。は違和感がある。
歳のせいにしてみたり、数打ちで満足して生きるのは嫌だな。と思う。
最近は特に考えるテーマになってます。
と、意気込んでますが現実は・・・・。
自分の理想の体型が181センチ72キロ。
デニムは34/36あるいは33/36
しかし72~110キロまで体重が変動しますwww
そうすると最近は36/36・・。
110キロのときは40サイズになりますw
これだと大分情けないしスカジャンやデニムが限られてしまいます。
これはいかんと今、8.5等身に戻そうと体を絞ってます。そして2度と戻らないと決めて挑戦してます。
蛇足でした。
しみじみ蛇足でした。
さて、スカジャン。
20歳から愛用しています。
当時、まったく知識が無くて上野に行ったときにバイク乗るのに調度いいやと思い購入したのが真ん中の茶色生地のもの。
始めて買ったスカジャンです。
本家本流が横須賀とかも知りませんでした。
初代から4枚目くらいに横須賀のアメカジショップに足を運んで購入しました。
今だと22枚スカジャンを持ってますが港商東洋テーラーがほとんどになります。
滅多に着ないビンテージは圧縮袋にいれて保存してますが、それ以外はボチボチ着てます。
夏は来ませんので、梅雨の時期に陰干しや高級クリーニングにだしてメンテナンスしてからしまってます。
なのでこの時期は家中にスカジャンが干されますw
毎年、新作はみてタイミングが合えば欲しいかな?みたいには思ってます。
最近値段が高いですけどね。ビンテージじゃないとだめだ。というこだわりの人もいますが、買って応援をする。と言うのも大事な事だと考えますから、お金があるときは買います。
最初に落選して浪人したときは全財産1362円しかなかったので4年間は本当にしんどかった・・・。
今も傘貼り浪人中ですが、前回の時よりは生きるノウハウがあるので生活できてますが~1362円の時は流石に一瞬悩んだかな(笑)
ただまぁ苦しさを誰かに伝えるよりは苦しくても笑っている方が周りも家族も楽しいし幸せだと思いますから前向きにひたすら前向きに生きてます。
首鶴寸前まで追い詰められたのは三回ありましたがwww
こんなブログでも当時の事を思い出しながら書いてますけども三時間くらいかかってしまうことがざらにあります。
振り返り反省することはいつも毎日ありますね。
私だけではないですし誰かを恨んでも仕方ない自分の甘さですから、なんとも。
最後にこれ。ローリングタイガーと言います。スカジャンの刺繍は様々なデザインがありますので呼び方がボチボチあります。
例えば、トラの顔だけのものをガンドラ、龍も同じくガンドラ、竹藪のトラを藪虎、笹虎とか。
で、このローリングタイガーですが、スカジャン好きな後輩も勘違いしてましたが、回るトラという意味ではなくて、ロワーつまり咆哮と言う意味の方なのでお待ちがいなく(笑)
もっともスカジャン持ってるいる人がどれだけいるのかわかりませんけども(笑)
あとプリントのスカジャンをみて偽物と言われたことがありますが、約90年つづく横浜の伝統技法の捺染(なっせん)というリトグラフのようなプリント技法です。
それを用いて丹念に作ってますから横振りミシンと同等それ以上にコストの掛かる手法ですので珍品になります。
最近の復刻でも手捺染を組み込んでいるのもありますから注目してみてください。
捺染(手作業なので手捺染)がわかると、またスカジャンが楽しくなると思います。
総じて、15~20歳くらいの時に熱中したものが自分の中で組み込まれて今でも愛しているのだな。と思います。
若者が着るからダメ、おっさんが着るから似合わない。はぁ?俺が着るんだよ。文句あっか?くらいローリングタイガーくらい咆哮あげたいよね(笑)
好きなもん着ればいい。しかしオシャレかどうかになると人の評価が入ってくる事になる。
好きなもんを着ればよい。他人は関係ないのもそうですが、年を取ってもスカジャンやデニムを着こなせたら、後進の誰かのお手本になれれば分けのわからん風潮や産業が縮小つぶれることはないでしょう?
まぁファッションは語れませんが(苦笑)
ともかく服飾にまできちんとお金が使える経済発展をしていかなければだめだよね。
日本も本当にパワーが無くなってしまった。きちんと若者にも賃金増えた実感がないと心に栄養を与えることは出来ないし健全な社会にならんわな。
心を豊かにする栄養は文化に他ならない。と考えています。
つまり伝統や文化、芸術。映画や音楽、サブカルなど好きなものを愛して育む精神。
その中で生きることで自分の価値や自らを大事にできる。
自分を大事にできるからこそ、他人にもやさしくできる。
そんな風に考えてます。
こいつ何言ってんだ(笑)
そりゃそうとこないだユニクロで発売されたFFTシャツとか買ってしまった。
ユニクロも年代が気持ち若者層でもないような気がしますが~コラボTシャツシリーズは気に入ってます。