全身ピンクに染まっていますか? | 「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

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◎全身ピンクに染まっていますか?
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◆東京の桜の開花

ここ10年で一番遅れているとか。
3月は寒い日が続きましたからね。

桜と言えば大岡信さんの
「言葉の力」というエッセイの
最後の数ページにある

「京都の染色家志村ふくみさん
と桜の木のエピソード」

を思い出します。
要約すると以下の内容です。


◆志村さんの工房を訪れた時

美しい桜色に染まった着物が
「桜」から取り出したときいて
てっきり花びらを煮詰めたもの
だと思ったら、

実は桜の幹の皮から煮詰めたものだった。
そのようなピンク色になるのは
桜の花が咲く直前に一時期だけだという。

その話を聞いて大岡さんは
もうすぐ開花しようとする桜が
木全体で懸命に最上のピンクになろう
としている姿を思い浮かべる。

花は全身のピンクが
ほんの先端だけを姿を出したものだった。

そして大岡さんは、
「それは言葉も同じで
 外に発せられる言葉(花びら)は
 全身で生み出している」
と気づく。

…という感じの内容です。
(ぜひ原文を読んでください)


◆さて、あなたが何か

自分だけの「花」を咲かせたいとして
いま、全身でピンクになっていますか?

現時点でなっていないとすると
すぐに花が咲くことはないでしょう。

だとしたら今からスタートして
来年でも3年後でも花を咲かせるために
徐々に全身をピンクにしていきましょう。
(これ自分に対して言ってます)

ちょうど新年度も始まるので
「全身ピンク化計画」始めましょう。