いいね!がお金に変わる | 「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

コピーライター&作家の川上徹也が 
心に刺さる「言葉」、心を動かす「物語」の
生れる舞台裏を公開!

あなたの人生を変えるのは、
あなたの「言葉」だ。

既刊本のええとこドリ①

 

『いいね!がお金に変わる

 魔法のマーケティング』

~顧客と相思相愛になる

 ラブストーリー戦略~

(フォレスト出版)より

 

 

エピローグ 

 「LOVE」はいつか終わる?

 

お客さんと相思相愛になる

ラブストーリー戦略「七つの魔法」。

いかがだっただろう?

 

繁盛している会社やお店にとっては

既にやっているような

当たり前のことだったかもしれない。

 

でも、もし、あなたの会社やお店で

実施できていないことがあれば、

今日から取り組んでもらえればうれしい。

 

その過程で、

自分に魔法をかけることができれば、

お客さんにも魔法がかかり、

相思相愛になり、

商売繁盛していくこと間違いなしだ。 

 

ただそうやって一生懸命、

「LOVE」を育んだとしても、

それを何年もにわたって

維持していくのは大変なことだ。

 

あれだけラブラブだったカップルが

長年つきあっていくうちに 、

醒めてしまったということは、

人間の恋愛ではよくおこることだ。

 

恋愛が始まった時の、

ときめきや高揚感を感じさせるホルモン

PEA(フェニルエチルアミン)は、

同じ人に対しては

2年目から急激に減り始め、

3年から4年では

ほとんど出なくなってしまうという。

出会った時のときめきは

残念ながらいつか消えてしまうのだ。

 

ビジネスや商売においても、

同じことが起こる可能性は高い。

ひとりのお客さんとの関係が

永遠に続くとは限らない。

最初の頃のようなラブラブな状態は、

そんなに長くは続かないだろう。

 

でも、実はそこからが本当のつきあいになる。

 

恋愛においてはPEAが減少すると同時に、

安心感を与えるセロトニン

というホルモンが分泌する。

 

セロトニンは長くつきあっている相手と

一緒にいることで分泌が高まる。

「やっぱりこの人といると安心するな」

みたいな感情だ。

 

ビジネスや商売でも、

たええラブラブな状況が終わったとしても、

ホッとする関係になっていくことが望ましい。

そのためには、

結婚生活を維持していくうえで、

男女が気をつけなければいけない

ようなことと同じことをすればいいのだ。

 

・いくら常連だからと安心しすぎないこと。

・だらしないところを見せすぎないこと。

・どんなに親しくなっても

  お客さんであることを忘れないこと。

・たまには予期せぬプレゼントを渡して、

  新鮮な気持ちにさせること。

・「ありがう」の感謝の気持ちを

  常に表明すること。

 

そんな気持ちを忘れずに

ビジネスや商売を続けていけば、

きっとお客さんとの

安定的な関係を続けていけくことができる。

 

そして、どんどん新しいお客さんと、

新たなラブストーリーをつくっていけばいい。

ビジネスや商売においては、

何人とだって並行してラブストーリーを

築いていっていいのだから。