こんな気分の時の読みたい本 | 「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

「言葉」をミカタに、人生に「物語」を!

コピーライター&作家の川上徹也が 
心に刺さる「言葉」、心を動かす「物語」の
生れる舞台裏を公開!

あなたの人生を変えるのは、
あなたの「言葉」だ。

今日はこんな気分(どんな気分?)だからこそ、

読んでみては? という本を何冊か集めてみました。

テーマは、「絶望を描いているのになぜか元気になる本」

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)/村上 春樹

¥460

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阪神大震災をモチーフにした短編集。
(でも神戸を舞台にしている訳ではない)

根底に喪失感のようなものが流れているにも係わらず、

なぜか元気がでます。

終末のフール (集英社文庫)/伊坂 幸太郎

¥660

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8年後地球に小惑星が衝突し、地球は滅亡。

そう予告されてから5年後。

絶望からのパニックもおさまり小康状態になった頃の

仙台を舞台にした連続短編小説集。

こちらも絶望を描きながら、なぜかほっこりします。


 

百年の孤独 (Obra de Garc〓a M〓rquez (1967))/ガブリエル ガルシア=マルケス

¥2,940
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学生の時に読んだきりで内容はまったく忘れてるけど、
とにかくおもしろくておもしろくて、
「スゴイ!」「スゴイ!」とつぶやきながら、
一気に読んだと記憶している小説。
ある村の百年の歴史を描いた物語だけど、
きっと今の空気で読むと元気になれそうな予感。
本棚を探したけど見つからない。
猫のゆりかご (ハヤカワ文庫 SF 353)/カート・ヴォネガット・ジュニア
¥777
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スローターハウス5 (ハヤカワ文庫 SF 302)/カート・ヴォネガット・ジュニア

¥756

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こちらの2作も学生時代に読んだ本。
カート・ヴォネガットがまだジュニアだった頃。
どちらも超傑作だった記憶。
重いテーマや絶望を描いているのに、
軽やかで元気がでる本だったと思う。