パニック障害の向精神薬の話 パキシル・セディール・リスペリドン・ドンペリドン・・・ | カワセミ電機社

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大阪府枚方市の将来精神科医になりたい高校生です。

どうもお久しぶりです。カワセミでございます。

今回は、パニック障害、鬱で飲んでいる薬をご紹介いたします。
少しでも参考にして頂ければ幸いでございます。

さて、私はパニック障害嘔吐恐怖型で、それのせいで社会不安障害などを患っております。
具体的には(診断書的には)恐怖症性不安障害のようです。

主に外出時に吐き気やめまい、息苦しさ、日中の強度の不安感、孤独感、無気力、朝が起きられない、
眠れないといった症状で2018年12月から心療内科に、1月に転院して薬物治療、カウンセリングをしております。

そこで、そういった症状で飲んでいる薬の紹介を薬学辞典を参考にご紹介させていただき、同じ症状や薬を飲んでいる方、
これから病院を受診される方の参考になればと思います。

●パニック障害

①パキシルCR 12.5mg(パロキセチン)
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)というお薬の一種です。
SSRIは昔から使われていましたが、このお薬は副作用、依存性の高いSSRIの中でも比較的
安全なお薬で、脳内のセロトニンという物質を出す部分に作用することで、脳内のセロトニン濃度を高め、
セロトニン濃度が高まると不安感や恐怖が収まります。

しかし、比較的安全とは言いつつも、やはり副作用で悩む方は多いようです。
主に服用開始時の吐き気、眠気、口渇、ふらつき、服用停止数週間のだるさ、不安、恐怖等、始めにくくやめにくい
お薬ではあります。

しかし、切れ味、効きは抜群で、私は幸い開始時の副作用は少なかったです。
服用中止時は1週間開けて5mgずつ減薬していきます。

飲み忘れなどに注意が必要な薬です。

CR錠は腸内で溶けるので比較的副作用が起きにくく、やめやすいと言われています。

 

https://twitter.com/kawasemidenki/status/1156562690963173376

②ドンペリドン錠 10mg(ナウゼリン)
脳内の嘔吐中枢に作用して吐き気を抑える薬です。
胃腸科でよく使われる薬で、比較的副作用が置きにくいです。

これといった副作用はなく、強いて言うなら長期服用時に運動障害の一種、遅発性ジスキネジアという症状が出たり、
多量摂取すると薬剤性パーキンソン症候群というパーキンソン病に似た症状が出ることがあります。
しかし、これらの症状はごくまれで、パーキンソン病の治療薬の吐き気止めに使われるほどなので心配しなくてもいいでしょう。

https://twitter.com/kawasemidenki/status/1156562972258394112

●不安
③セディール 10mg 5mg 合計15mg (タンドスピロンクエン酸塩)
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬です。
効果が現れるまで1週間ほどかかる薬ですが、これといった副作用もなく、依存性なども少ない
地味ですが安全なお薬です。

睡眠薬の効果を高めるためにも使われるようです。

https://twitter.com/kawasemidenki/status/1156562865270054916

●不眠、睡眠薬
④ルネスタ2mg(エスゾピクロン)
非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。
一般的な睡眠薬は脳を鎮静させ無理やり眠らせる薬ですが、この薬はGABAという物質に働きかけることで
比較的自然に近い眠気を誘います。

比較的副作用の少なく安全性も高く、翌日午前に眠気が残りにくい薬ですが、服用後から起床1時間ほどまで唾液が
苦くなることがあります。

私はそれほど気になりませんが、これが苦手な人もいるようです。

この副作用の仕組みなどは残念ながら解明されていません。
また、健忘性があり、服用前後の記憶が飛ぶことがあります。

私も服用後、Twitterをやって、朝起きて意味不明なつぶやきをしていたりします。

 

https://twitter.com/kawasemidenki/status/1156563172272160768

⑤レンドルミン0.25mg(ブロチゾラム)
よく使われる睡眠薬です。
昔から使われており、睡眠薬自殺などで有名でもあります。

ガツンと効き、スっと寝れます。
医者の処方する容量なら危険性はほぼありませんが、服用後はボケーっとしたり、フラフラしますのでここだけ注意が必要です。



●覚醒
⑥ベタナミン10mg (ペモリン)
精神刺激薬の一種で、コーヒーなどのカフェインより少し覚醒作用が強いです。
主に眠気を取ります。
私はあまり聞いている気がしません・・・

 

https://twitter.com/kawasemidenki/status/1156563747516735488

⑦アンナカ 0.3mg(安息香酸ナトリウムカフェイン)
簡単に言うとカフェインの粉です。単なるカフェイン。
しかし、一方で海外では覚せい剤の増量剤として使われたり、劇薬指定されている薬です。
眠気を取る薬です。
胃が痛くなることがあります。

 

https://twitter.com/kawasemidenki/status/1156563652557721600

●胃腸、分泌系
⑧レバミピド100mg (ムコスタ)
胃腸の粘膜の分泌を促し胃腸を守る薬です。
痛み止めや神経刺激薬から胃腸を守る用途で飲んでいます。

 



⑨ビオフェルミン錠剤
お馴染みのアレです。説明は要りませんね。

⑩ムコダイン500mg (カルボシステイン)
痰や膿を出しやすくするお薬です。

●鎮痛
ボルタレン25mg (ジクロフェナクナトリウム)
痛みや炎症を抑える鎮痛剤です。
整形外科や内科でも多く処方されており、効き目はかなり強いです。
手術後の痛み止めでも使われたりします。

主に親知らずの痛み止め、頭痛で使っています。

●番外編 今まで飲んでいた中で印象の強い薬

①リスパダール(リスペリドン)
不安や鎮静させる薬です。
主に統合失調症の治療で使われます。

眠気が結構きました。
私は液剤で飲んでいましたがこれがまたまずいのです・・・

②エビリファイ
これもリスペリドンと似たような薬です。

眠気は来ないのですが液剤がクソ不味い

③デパス(エチゾラム)
抗不安薬です。
飲んだらフラフラになりましたw

睡眠薬としても使われるようです。

④レキサルティ
エビリファイの改良版で、去年発売されました。
薬剤性パーキンソン症候群が出てやめました。

⑤ピーゼットシー (トラリホン)
うつ、統合失調症、めまい症、吐き気止めで使われる昔からある薬です。
一日一回4mgだったのですが、一日二回飲むようにしたら薬剤性パーキンソン症候群がおき、
中止しました。

⑥コンサータ(メチルフェニデート)
精神刺激薬です。
主にADHDの治療で使われます。
朝飲んだら夜まで効きます。
以前行っていたヤブ医者に最大量出され辞めるのに苦労しました。

効きはすごく良くて、日中午前7時から活動できますがすごく体に負担がかかります。

⑦ビペリデン (アキネトン)
パーキンソン病の治療薬で、パーキンソン症候群の治療のため使っていました。
口渇が副作用で出ました。



と、まあ後半はだいぶ手抜きになってしまいましたがこんな感じです。
様々な薬を飲んできました。

そのおかげでいろいろな薬や副作用を経験できました。
少しでも参考になれば幸いです。

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ご覧頂きありがとうございました。