こんにちは!
昨夜は妻と料理教室の体験レッスンを受けました。
モンブランづくりに挑戦。
見てくれはお世辞にも良いとはいえませんが、手作りという事も有って美味しかったです。
モンブラン作りを通じて、料理は手間(時間)がかかる、ロジック(論理)が大切だということも学ぶことが出来ました。
ある意味、マラソンと共通する部分があると感じています。
さて、大阪マラソンまで2ヶ月を切りました。
フルマラソンを完走するための鍵を握る脳について考えてみたいと思います。
自分は専門家ではありませんが、脳の特性には2つあると思います。
「不快を避けること」と「快を求めること」
の2つです。
「不快を避ける」ためには2つのポイントがあります。
1つは未体験なことや、やり慣れないことを少なくしておくことです。
【体験談①】袋井クランメロンマラソン(初フル):未体験のオンパレード
それまでハーフしか走ったことがなかったため、マラソン後半は未体験ゾーン。
しかも、コース”予習”をしていなかったため、最後の上り坂でにびっくりして、立ち止まってしまう羽目に。
脳が未体験な出来事から身を守ろうとして安全係数を高くし、結果的にパフォーマンスの低下につながったと考えます(勿論、基本的な体力のなさもありますが)。
今は、フルを走る前に30km走を入れる、動画等でコースの”予習”をすることで、極力”未体験”を少なくする努力をしています(その結果、東京マラソンではPB更新)。
もう一つは苦手なことに立ち向かう姿勢を持つことです。
【体験談②】今年9月23日のハーフマラソン:ぬかるんだ大地に戸惑う
平均気温35℃の中、撃沈してしまいましたが、実は暑さだけが原因ではないと考えています。
アップでアスファルトではない、ぬかるんだ地面を走った時のことでした。
「えっ、本当に、ここを走るの?」
そう感じた時に、舗装された道を走ることに慣れきった自分の中で不快を避けようとするスイッチが入ったように思います。
そう思った根拠は、あまりにも有酸素運動(通常は4以上)も無酸素運動もトレーニング効果が低かったからです。
今後は、砂利道、山道、砂の上などを走ることを通じた苦手意識の克服。
どんな地面の状態であろうと”しっかりと走れる”よう、立ち向かう姿勢を持ちたいと思います。
続いて、「快を求める」脳の特性について。
快を求める特性の活かし方は、やる気のスイッチを入れる「仕掛け」を作っておくことが重要です。
【体験談③】東京マラソン2019:丸の内仲通で全力疾走!
丸の内仲通はゴール直前の最後の2.195kmで、事前にここを全力で走る練習を何度か行いました。
一週間ぐらい前からは楽しい気持ちとともにイメトレも毎晩行いました。
丸の内仲通を全力疾走するイメージを脳に焼き付けるという「仕掛け」を用意して臨んだ本番。
グラフの横軸は距離、縦軸はスピードを表しており、ゴール直前にペースが急上昇していいます(キロ5分54秒→キロ5分38秒)。
40km付近はほとんど低血糖症のような状態でしたが、やる気のスイッチが入って3時間59分52秒でゴールすることが出来ました。
快を求め、不快を避けるという取り組みは奥が深く、しばらくは手探り状態が続くと思いますが、マラソンの結果を大きく左右する事なので、今後も継続していきたいと思います。
最後に、ランの話。
いつもの豊洲ぐるり公園でインターバルトレーニング。
1kmを5本、結果は次のとおり。
平均はキロ4分43秒で、ようやく良い感じに走れるようになってきました。
9月の月間走行距離は150kmを越えました。
10月と11月は199kmを目標にトレーニングを続けたいと思います。
限られた期間中、やるべき事は山のようにあります。
脳のためにも、楽しみながら仕上げていきたいと思います。
ありがとうございました。