番外編 小豆島 オリーブ と ホルトノキ | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

小豆島に行ってきました。
羽田空港12:45→徳島空港14:00→屋島観光、高松泊
高松港→小豆島土庄港
 
小豆島は
オリーブで知られる瀬戸内海の島。
まず行ったのは
千年オリーブテラス。
 
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に立つ建物は
建材は島内のヒノキを用い
屋根は潮風に強い特注品。
 
そしてこちらが
樹齢千年のオリーブです。
2011年3月にスペイン・アンダルシアから旅をし、
小豆島のオリーブの森にやってきたといいます。
 
移植には葉をすべて落とした状態で運ばれ、
無事にこの地に根付きました。
その十年余りの経過が紹介されていました。
 
続いて訪れたのは
小豆島オリーブ園。
ここには
1917年(明治41年)に苗木が植えられた
樹齢100年の
オリーブの原木があるのです。
 
園内はオリーブの木で埋め尽くされ、

 
実もできていました。
品種は3種類あり、
実の形や葉の形も微妙に違うんです。
 
園内を散策していると、
こんな木がありました。
 
ホルトノキです。
なぜオリーブ園にこの木があるのかというと、
この木がオリーブの木と間違えられて紹介されたから。
間違えて命名したのは江戸時代の蘭学者
平賀源内だとか。
 
小さなつぼみができていて
これから白い花を咲かせるといいます。
 
じつはホルトノキは西日本に多い在来の木。
これまで何回かお目にかかったことがありますが、
花はまだ見たことありません。
 
この木の特徴は一年中、
部分的に赤い葉をつけ、落葉すること。
 
じつは
祖師谷公園にもあるんですよ。
一昨年、
新たに公園地になった
公園東側の区道に沿った一角です。
 
まだ幼木ですが、
きっと近いうちに
花を咲かせてくれることでしょう。
 
ところでオリーブはモクセイ科、
ではホルトノキは何科かと調べてみると
ホルトノキ科だそうです。