5月29日
鳥仲間との合宿で
長野県富士見町の入笠山へ。
頂上付近まではゴンドラで、
その後、頂上までは約1時間の行程です。
天気は文句無しの晴天でした。
正面は八ヶ岳。
入笠山は花の宝庫と言われ
150種を超える山野草が自生しているのですが
中でもこの看板にある花は
「まぼろしの花」と呼ばれています。
その見たことも聞いたこともない花が
(礼文島のレブンアツモリソウは見ましたが)
ちょうど咲いているとはなんとラッキーだったのでしょう。
保護柵で囲われたエリアに何株もの
カマナシアツモリソウ(釜無敦盛草)が咲いていました。
ミヤマエンレイソウ 深山延齢草
エゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎)は満開!
レンゲツツジ(蓮華躑躅)のつぼみは独特で
なにかと思いました。
サンリンソウ(三輪草)
イチリンソウ、ニリンソウは知っていましたが
これは知りませんでした。
必ずしも3輪咲いているわけではなく
葉の形がイチリンソウ、ニリンソウ、サンリンソウ
それぞれ違うのでした。
八ヶ岳も見る方向によって山容が違います。
ガマズミ科のムシカリ(虫狩)。
もう散り始めていました。
最後30分の急騰は息が切れました。
頂上からは360度のパノラマ。
南アルプス、北アルプス、中央アルプス、乗鞍岳、御嶽山
ぜ〜んぶ見えました。
帰り道にはウワミズザクラが
白い花穂を風に揺らせていました。
鳥はハルゼミの声が賑やか過ぎて
その声にかき消されて
あまりよく聞こえませんでしたが、
キビタキ、クロツグミ、ホトトギス、カッコウ、ウグイス、
ルリビタキ、コガラ、コゲラ、サンショウクイ、エナガ、ホオジロ
などの声を聞くことができました。
写真は残念ながら撮れませんでした。