続・続 春の箱庭 クスダマツメクサ ムシトリナデシコ | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

わからなかった花の名前を

贈り主から教えていただきました。

名前がわかるとぐっと身近になるから嬉しい。

 

クスダマツメクサ(薬玉詰草)。マメ科。

花が薬玉のように見えることからの命名。

西アジア、北アフリカ原産(ヨーロッパ原産とも)。

日本には1940年代に確認された帰化植物。

 

こちらは咲き始め。

こう見るとクローバーを始めとする

ツメクサを連想させてくれます。

葉もクローバーに似ていますね。

kawasemiがこれまで見たツメクサの仲間では

コメツブツメクサ(米粒詰草)が一番近いかな。

ただしコメツブツメクサは

米粒というだけあって

この1/10くらいの大きさでした。

 

こちらは

ムシトリナデシコ。

ナデシコ科の越年草。

 原産地はヨーロッパで、現在は世界の温暖な地域に広く分布する。

 

ハエトリナデシコ、コマチソウ、ムシトリバナの別名がある。

茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分が帯状にあり、ここに虫が付着して捕らえられることがある。

名称の由来は上記の粘着部で小昆虫を捕らえることであるが、捕獲された昆虫を消化吸収することはなく食虫植物ではない。花の蜜を盗むだけで、効果的な受粉に与らないアリが、茎をよじ登って花に達するのを妨げていると考えられている。(Wikipediaより抜粋)

 

茎を触ってみましたが、

べたつきは感じられませんでした。

 

これですっきりしました。

 

もう箱庭は最盛期。

ヤマブキは10輪咲き、残るつぼみは9個。

サクラも七分咲き。

 

部屋が暖かいこともあって

春は駆け足で通り過ぎていこうとしています。