一昨日、
近くに用事があって
そうだついでに行ってみようといい天気に誘われて
出かけました。
入り口を入ると
いきなり竹林に続く山道。
ここは国分寺崖線の一部なのです。
センリョウは真っ赤な実をつけ、
モミジも真っ赤に紅葉し、
ミズキは黄色から茶色に。
坂道を登っていくと
30mはありそうなヒマラヤスギがど〜ん。
その先にあるのが
小坂邸です。
小坂順造氏の別荘として建てられた
贅をつくした木造和風平家建。
小坂氏は日本の実業家、政治家、
信越化学工業及び東信電気及び長野電灯創業者。長野県生まれ。
和室の天井は屋久杉
廊下の梁は京都北山杉の長〜い１本柱。
寝室の天井は漆喰仕上げ。
寝室に続くサンルーム。
サンルームからは富士山が望めます。
書斎
マントルピースの上には仏像が置かれていたそうです。
床は寄木のフローリング
壁には
さりげなく集中暖房が備えつけてある
お茶室、水屋、浴室、台所、電話室なども意匠が凝らされ
昭和12年に別邸として建築された
その当時の最高の素材と技術が用いられています。
管理、運営は成城の猪俣邸、山田邸と同じ
世田谷トラストです。
解説もお願いできます。
お散歩におすすめです。