先日、身近な草本をご紹介したら
とても好評でしたので
続きをすることにしました。
名前がわかると草との距離がぐっと縮まりますね。
コマツヨイグサ 小待宵草 アカバナ科
仙川に面した区道の道端に見つけました。
直径4㎝ほどの優しげなクリーム色の花。
花が咲いてしぼむとオレンジ色になるのです。
北アメリカ原産。
マツヨイグサは他にも種類があって
こちらはかなり前に掲載したのですが
よくご覧いただいている記事の一つになります。
ギシギシ 羊蹄 タデ科
仙川沿いの土手です。
50㎝〜1mほどの草が群生しています。
緑色一色なので葉かと思いきや
この下向きに茎を囲んで輪生しているのが
花なんです。
漢名が羊蹄。
日本全土、朝鮮半島、中国、千島、樺太に分布。
タケニグサ 竹似草 ケシ科
これも仙川沿いの区道です。
やけに大きな葉が目立ちます。
すでに折られたのもあって
邪魔者扱いなのですが
ヨーロッパでは日本庭園などに植えられているそうです。
花は夏に細かい白い花を咲かせます。
本州〜九州、中国に分布。
ドクダミ 蕺草 ドクダミ科
この花が咲くと梅雨も近いと毎年思います。
葉はハート形、花は白い十字。
なかなか美しいのに何故か嫌われ者。
臭いが強いのと繁殖力が旺盛だからでしょうか。
本州〜沖縄、中国、ヒマラヤ、東南アジアに分布。
この白いのは花弁ではなく、集合花を包む「総苞片」。
4枚の大きさが違うのはなぜでしょう?
考えてみてくださいな。