続・草刈りの前に コマツヨイグサ ギシギシ タケニグサ ドクダミ | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

先日、身近な草本をご紹介したら

とても好評でしたので

続きをすることにしました。

名前がわかると草との距離がぐっと縮まりますね。

 

コマツヨイグサ 小待宵草 アカバナ科

仙川に面した区道の道端に見つけました。

直径4㎝ほどの優しげなクリーム色の花。

 

花が咲いてしぼむとオレンジ色になるのです。

北アメリカ原産。

 

マツヨイグサは他にも種類があって

こちらはかなり前に掲載したのですが

よくご覧いただいている記事の一つになります。

 

 

 

ギシギシ 羊蹄 タデ科

仙川沿いの土手です。

50㎝〜1mほどの草が群生しています。

 

緑色一色なので葉かと思いきや

この下向きに茎を囲んで輪生しているのが

花なんです。

漢名が羊蹄。

日本全土、朝鮮半島、中国、千島、樺太に分布。

 

タケニグサ 竹似草 ケシ科

これも仙川沿いの区道です。

やけに大きな葉が目立ちます。

 

すでに折られたのもあって

邪魔者扱いなのですが

ヨーロッパでは日本庭園などに植えられているそうです。

花は夏に細かい白い花を咲かせます。

本州〜九州、中国に分布。

 

 

 

 

ドクダミ 蕺草 ドクダミ科

この花が咲くと梅雨も近いと毎年思います。

葉はハート形、花は白い十字。

なかなか美しいのに何故か嫌われ者。

臭いが強いのと繁殖力が旺盛だからでしょうか。

本州〜沖縄、中国、ヒマラヤ、東南アジアに分布。

 

この白いのは花弁ではなく、集合花を包む「総苞片」。

4枚の大きさが違うのはなぜでしょう?

考えてみてくださいな。