シメ 食べているのはエノキの実! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今日は二十四節気の大寒にあたる日。

一年で一番寒いこれからの半月ですが

その通り。

今朝7時過ぎの公園は−3.0℃。

当たりました!

霜柱は2〜3㎝です。

 

先週メタセコイアのてっぺんにいたシメ。

あまりに遠くて

上手く撮影できませんでしたが

今度はもう少し近くにいました。

祖師谷公園を気に入ってくれたようです。

 

スズメよりも一回り以上大きい

ずんぐりしたプロポーションで

シメとわかります。

 

冬鳥ですが

北海道など北日本の一部で繁殖し

冬になると各地の林に飛来する

いわゆる漂鳥。

 

何を食べているのでしょう。

 

口に入りましたね、小さい丸い果実が。

 

この太いくちばしで

かたくなった実を砕いて食べているのです。

 

わずかに残った乾燥した実も無駄にしないんですね。

 

雌雄の見分け方は

目先が黒いのがオスで淡色がメス。

 

ということはこの方はオスですね。

嘴も冬羽のときはこのピンクで、

夏羽になると鉛色になると図鑑にはありました。

 

カモ類ですが

今朝はカルガモ、マガモ、ヒドリガモ、コガモ、ヨシガモ

勢揃いしてました。その数もかなりのもの。

大寒、真冬の賑わいでした!