このところ日中は30℃越えの
真夏の暑さが続いています。
水辺に引き寄せられます。
祖師谷公園に川が流れ水辺を間近にできるのは
この公園の大きな魅力の一つ。
それだけ生態系も豊かになり生物多様性に繋がります。
起き上がったナガエミクリもその一つ。
「川うどん」と呼ばれ、そうめん流しのように
水中にあった沈水性植物のナガエミクリが
この時期、立ち上がってくると〜
それは開花の合図!
ほらほら、
丸く串団子にように連なっているのが
花序です。
上部に雄花。
一番下に雌花があります。
終わりました。
花の代わりに見たのは
ハグロトンボ!
メタリックな玉虫色に輝く腹部をもつのはオス。
メスは黒っぽい地味な腹部です。
おやっ?
黒い羽の全体が金粉をまぶしたように
宝石をちりばめたように
輝いています!
これまで何回かハグロトンボにはお目にかかっていますが、
羽は黒一色かと思っていました。
こんな姿は初めて見ます。
王様ですか? ゴージャス!
メスが集まってきそうですね。
別のオスは光っている部分が異なっています。
家来か?(笑)
羽の前べりだけ光っています。
こちらも別の個体ですがオスです。
羽を立てて逆立ちしているみたい。
その姿勢からゆっくりと
羽を広げたり閉じたりしています。
4匹目の個体もオスです。
こちらの羽は黒一色。
家来の見習いか?
前胸の部分もメタリックなのは共通です。
おしゃれ!
でもどんなに美しさを競っても
メスがいないことには話になりません。
メスはどうしたのでしょう。
仙川に流れ込む細い水路には
ハチが集まっています。
腹部が黄色いからセイヨウミツバチ。
水を飲んでいるのでしょうか、それとも
水中の藻にようなものに関心があるのでしょうか。