今年の春、樹名板をつける準備作業をしていたとき、確認したいサクラがいくつかあって、研究施設に花の現物を送って同定してもらったのですが、そのうちの一つが十月桜です。
その十月桜が今、花を咲かせています。
場所は飛び地、健康遊具の隣のブロックです。
もう11月の下旬ですが、
10月からほんの少し咲き始めていたような気がします。
ご紹介が遅くなりました。
花は半八重で花びらの数は10〜15枚。
淡いピンクです。
つぼみが濃いピンクなのが特徴。
花が終わるころにはまた赤味が増します。
ほかの多くのサクラも白から赤への変化は同様ですが
十月桜はとくに際立つように感じます。
今は花木広場の冬桜も花盛り。
秋咲きのサクラは、もう１種類、やはり飛び地に「子福桜」がありますが、
こちらは昨年補植したばかりの苗木です。
この先は来年の２月ごろ、「寒桜」から開花がスタート。
そして「カンヒザクラ」「陽光」「枝垂れ桜」「里帰りのサクラ」「オオシマザクラ」
八重の「御衣黄」「鬱金」「関山」、
最後は、
やはり昨年同定した「カスミザクラ」が飾ってくれるはず。
サクラリレーはすでに始まっています！