サクラ7種が新たにやってきました! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

 

弱ったサクラの補植として、公園協会のご配慮により

サクラが7種、新たに祖師谷公園にやってくることが決まり、

植栽する場所を決めたことは先日お伝えしました。

 

 

昨日の午後、そのサクラを植栽することになりました。

公園協会から駆けつけた維持係長の指揮のもと、

サービスセンターの職員の方々も総出での作業を、

「樹木の会」の役員に見せていただきました。

 

午後2時に前に苗木を載せた軽トラックが

「みんなの森」に到着。

 

多摩の造園業者さんが、決められた場所に穴を掘り

培養土と黒土を入れながら

2、3年ものの苗木を植えていきます。

 

植えていく過程で「水極め」(みずぎめ)といって

水を何度も苗木の周囲に流し入れて

たっぷりと水分を含ませることが

大事なポイントなのだそうです。

 

そのあとは手でしっかり抑えて落ち着かせます。

 

もんじゃ焼きのように

土手を作って中を凹ませておくこともポイント。

凹みに水がたまりやすくなります。

周囲を鉄のポールで囲ってさらにテープを巻き

注意書きを貼って終了です。

 

この作業を7本の苗木それぞれに行い、

手際よく次々に仕上げていきました。

 

いつのまにか周囲には

じっと見入る子供達の輪が!

飽きることなくじっと作業を見つめていました。

 

最後に竹の支柱を立てて終了です。

 

来年の夏を越せるかどうかが大きな山場だそうです。

子供たちの熱心な見守りも、苗木に届いたかな。

 

花が咲くのが待たれます!