ヤマボウシ もう秋がきた?勘違いの木 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる「ふれあいの森」。

そこにあるヤマボウシは

 

6月10日に下にたくさんの実が落ちていてジューン・ドロップとご紹介しましたが、

今朝は赤くなった実が一面に落ちていました。

 

 

真っ赤に色づいているのですが、

秋にできる実とは

大きさが全く違って、小さい小さい。

 

見上げると

赤い実が目にたくさん入ってきます。

 

そう、4月の東京は25℃以上の夏日が6日と

記録的な暑さでした。

あれを「夏」と勘違いしてしまったのかもしれません。

5月は寒暖差が激しくて、

秋がきたとばかりに、大慌てで

実を赤くしたのでしょう。

正確といえば正確、ちゃんと気温に合わせて

自らを変身させたのですから。

 

近くのサクラもほんのり色づいていました。

 

そういえば先日訪れた浜離宮恩賜庭園でも

秋に咲くハギが満開でした。

 

しかし祖師谷公園のほかのヤマボウシをいくつか見たのですが

これほど赤くはなっていませんでした。

季節に敏感な木と頑固な木?

木にも個人差(個体差)があるものです。