ゴミ箱が8箇所に! 祖師谷公園の不思議 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

ずっとずっと不思議に思っていることがあります。

祖師谷公園に設置されているゴミ箱です。

「紙くず、その他」「カン、ビン、ペットボトル」

「プラスティッック、ビニール類」

に仕分けされた3点セットのゴミです。

 

ここは「ふれあいの森」のあずま屋のそばです。

この他、仙川をはさんで高台側に3箇所設置されています。

 

こんどはセキレイ橋を渡って仙川の反対側、

公園の低地部分です。

メタセコイアのある広場に1箇所。

 

メタセコイアから通りをはさんで

ハナミズキの街路樹の通路にもあります。

ここはメタセコイアのゴミ箱から

せいぜい30mほどでしょうか。

 

さらに汽車ぽっぽ広場にもあります。

 

この汽車ぽっぽ広場の通りを隔てた向こう側が

藤棚の広場になりますが、

ここから右手に1箇所、左手にも1箇所、

ちょっと見えにくいかもしれませんが

ゴミ箱が設置されています。

それぞれこちらもせいぜい30mほどしか離れていません。

つまり仙川の低地部分に5箇所設置されています。

 

全部で祖師谷公園には8箇所にゴミ箱が設置されているんです。

 

何が不思議かというと、

現在、ゴミは「持ち帰り」が

マナーとして社会的に受け入れられ

常識になっているからです。

 

公園においても、

新宿御苑、小石川植物園、自然教育園などの

国が管理している公園、

浜離宮、井之頭公園、砧公園などの都立公園、

近隣の世田谷区が管理している区立公園などでも

ゴミ箱は設置されていません。

 

それなのに、

なぜ祖師谷公園は時が止まってしまったかのように

ゴミ箱が数十年前からそのままの状態で置かれているのか。

 

そのゴミの処理のために毎朝小型トラックが

ゴミを収集してまわります。

 

中には家庭ゴミも多く捨てられているといいますし

危険なものを捨てられる恐れもあります。

 

ゴミ箱がど〜んと目立つのは

景観上もよくありません。

 

なんとかしたいものです。