ナワシログミ 葉っぱの中は花畑! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

昨日の東京の最低気温はマイナス2.3℃、最高気温は4.7℃。

最低、最高ともにこの冬一番の寒さでした。

今朝はなぜか目覚ましが鳴らずに(レバーの上げ忘れ)気がつけば1時間もオーバー。

歩く散歩に変えたせいで爆睡してしまったのかな。

まあそれもよしとしましょう。

 

さて、こないだ花が咲いていたナワシログミの葉です。

少しだけいただいてきました。

 

表面を顕微鏡モードで撮影すると・・・

 

わっ、びっくり、お花畑が広がっている!

白い花びらを広げた小さな小さな花の、そこは草原。

 

葉の縁には、特にびっしりと隙間なく花が続いています。

 

こんどは銀色に光る裏側です。

 

茶色の斑点がびっしりとついています。



さらにアップにすると、表側と似た形のものがさらに密についています。

花の形は表とは少し違う。

表を離弁花だとすると、こちらは合弁花のよう。

色も茶色のが混ざってる。

 

なんでしょう?

 

ネットに載っているのだろうかと探すと・・・これかな?

表のは星のように見えるから星状毛。裏側のは鱗のように見えるから鱗片毛。

星状毛も鱗片毛も、ともに乾燥を 防ぐ手段として気孔を覆うように発達し、

防寒や防虫の役目も果たすそうです。

 

知らなかった!

初めて見る驚きの世界はまだまだありそうです!