シラカシ どんぐりが違いすぎ。木にも個性があるのですね。 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

 

昨日のアオダモの種と一緒に落ちていたのが、このどんぐり。

あらっ?なんでしょう。

丸っこくて長さは1.5㎝ほど。

見たことあるような、ないような。

 

辺りを探すと坂の土手の上に、根元にそのどんぐりがたくさん落ちている木がありました。

 

このざらざらした樹皮はシラカシです。

 

これも大木で20mくらいありそうなシラカシのです。

 

シラカシってこんなに丸いどんぐりでしたっけ?

 

太極拳広場のシラカシのどんぐりはもっと細長かったはず。

舞い戻って見ると、ほら、やっぱり。

 

こちらもシラカシの木の根元に転がっているから間違いありません。

 

こちらが太極拳広場のシラカシのどんぐり。

 

そしてこちらが神明社のシラカシのどんぐり。

 

それぞれの代表選手に出ていただくと、こんなにも違います!

 

図鑑で確かめてみると、細長い。

 

あの丸さは、そうです。アラカシです。

 

神明社のシラカシはもしかしてアラカシの間違いでしたか?

さっそく確かめに行きました。高い木の上の葉を望遠で撮ると・・・

どう見てもこれはシラカシの葉です。

 

根元には実生が出ていて、こちらもどう見てもシラカシです。

ということは、木によってこうもどんぐりの形が違うということなんですか。

木によってこんなにも個性がある、ということなんですね。