今日はパソコンの調子が悪くて写真がパソコンに取り込めませんでした。
そこで、番外編になります。
一昨日25日は、とある会の自然観察会で埼玉県の城峯公園へ冬桜を見に。前日はこの季節には稀な積雪。滅多に見ることのできない景色に出会うことができました。
中央自動車道→圏央道→関越自動車道の車窓からは見える富士山は、もう真っ白。
朝日に白く輝いて、それは美しい。
冬に咲く桜の名所である城峯公園に到着。埼玉県の群馬県との県境の近くです。
真っ赤に紅葉したイロハモミジに真っ白な雪、
という光景は関東では滅多に見られるものではありません。
講師は「もう一生ないでしょう」と私たちの年齢を十分に鑑みておっしゃいました。
アスファルトの上にもまだシャーベット状の雪が。
昨日でなくてよかった、よかった!
これが目的の冬桜の一種、コブクザクラ(子福桜)。
花びらが八重で雌しべが複数本あることからその名前が。
これから春まで咲き続けます。
ロウバイももうこんなにつぼみがふくらんで、今にも咲きそうです。
ロウバイの花が咲くときには葉は全て落ちているはずなのに、まだほとんどの葉が緑。
そこに雪、で何重にもおかしな光景。
ヤマツツジの返り咲きも半端な数ではない。
昔の人は「狂い咲き」とは決して言わなかったそう。
「返り咲き」のほうが言葉としてどれだけ綺麗か、知っていたから。
その美意識を見習いたいものです。
カエデの一種、カジカエデ。
カナダの国旗の葉と似ているが、カナダのカエデは北米原産のサトウカエデがモデル。
そしてこちらが冬桜のもう一種のジュウガツザクラ(十月桜)。
つぼみは濃いピンク。咲き始めは薄いピンク。
咲き終わりは濃いピンクと色を変えていく。
こちらは色とりどりに紅葉するオオモミジ。
イロハモミジより一回りも二回りも大きくて、
雪の上に散っている姿は、鮮やかそのものでした!