富士山がもう真っ白に冠雪しました。昨日は寒かったです。
11月2日
一晩水につけたムクロジです。
そのうち4個を取り出しました。
水から取り出したムクロジの実を乾かします。
実には何の変化も見られません。
11月7日
1週間経って、残り5個から2個を取り出して乾かしました。
上が1週間水につけたもの、下が1日水につけたものです。
1週間つけたものはふやけてずいぶん大きくなりました。
表面の殻のしわもなくなって、柔らかくなっています。
う〜ん!うまくいきません。
この実験、何を確かめたかったかというと、こんな話をある方から耳にしたのです。
「ムクロジは水散布で、水に流されたあと、陸地にたどり着くと、乾燥してポットの蓋のような部分がぱかっと割れて中から種が出て発芽する」というものです。
これを確かめたくて水に浸けたら、何の問題もなく、浮きました。
ふむふむこうやって水に浮いて流れていくのですか。とここまではよかったのですが、
一晩浸けて乾燥させてみても、何も変化はありませんでした。
そこでもっと遠い所に行きたいのかと、1週間水に浸したものを乾かしても、実は大きく膨らんだものの、蓋は開きませんでした。
う〜ん、どうしたものかとネットをいろいろ検索していたら、「ムクロジ」についてのじつに詳しい記事を見つけたのです。
そこでそれを書いた方に質問のメイルをしたところ、すぐさまお返事をいただくことができました。
その方はすぐさま実験してその結果を「ムクロジ種子の散布戦略について」という記事になっていました。どうぞごらんください。
それにしてもこの方のムクロジに関しての飽くなき追求は素晴らしいです!