コガモ エプリクスから一丁前の男への道のり | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

寒くなってきました。昨日の昼間の最高気温は10℃代だったんですって。

そんなに寒かったんだ、と聞いてびっくり。

10℃といったら冬の気温です。つい一昨日は確か夏日でした。

こう気温の変化が激しいとついていくのが大変です。

 

さて、北国から到着したコガモを初めて見たのは9月19日でした。

 

そして今朝、仙川の浅瀬にいるのは2羽のコガモです。

 

写真上のコガモは、

頭のてっぺんが茶色になってきたのがよくわかります。

 

そして目の周りはなんとなく黒っぽくなってきました。

この部分はやがて濃い緑色になるはずです。

これぞエクリプス(生殖羽になる前段階の姿)ですね。

 

手前にいるのは大きさからいってもコガモでしょう。

しかしこちらは頭のてっぺんの色も顔の色も、もう一羽とはちがっています。

ということはこちらが雌なのでしょうか。

でも雄でこれから変化していくのかもしれない。

鳥は動くので植物と違って定点観測はできないし、個体を特定することもなかなか難しいので、同じ個体を継続して観察することはできないけれど、まあ毎日見ていけば、全体としてのこれからの変化を捉えることはできるでしょう。