オナガガモの雌雄 くちばしはお揃いです。 | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今朝は13.4℃。肌寒いのですが、ようやく本来の季節に戻ったくれたという安心感もあります。

 

仙川は今年はカモたちが多く集まっているような気がします。

今朝見たのはオナガガモのカップル(かどうかまだわかりませんが)。

これは雄のエクリプス(生殖羽になる前の羽が生え揃わない状態)。

 

これから頭がもっと茶色くなって白いラインが首筋から伸びるはずです。そして尾ももっと長くなってその名前の通りの尾が長いカモになります。

 

そばにいるこちらが雌。

 

こうして比べると違いがよくわかります。

羽の色も模様も全く違います。

ではどうしてカップルとわかるのかというと、くちばしが同じなんです。

薄い水色に黒い線が入っています。

カモは種類によってくちばしが明確に違い、しかも雌雄は一緒なんです。

 

盛んに水草をつついて食べています。

 

シャクチリソバの最盛期です。

 

ピンクに見えるのはよく見たら雄しべなんですね。