台風は勢力が弱まって温帯低気圧になり、夜のうちに通過してくれました。朝、ベランダの植木が棚から落ちていることで知った次第です。
さて、久しぶりにタイサンボクの大木がある、神明社の裏手に向かいました。
そしたら、タイサンボクの手前の小道の両脇が緑のカーテンになっています!
ここは確かバイパス道路を通す予定の空き地のが柵で囲まれている場所。そこにツルが這い上ったというわけです。
見ると、赤いかわいい花がたくさん咲いています。
以前ご覧いただいたことのあるマルバルコウソウです。江戸時代に観賞用に渡来した、別名「かぼちゃ朝顔」。
さすが外来種はたくましいです!
花はアサガオをうんと小さくした形です。
もう実がたくさんできてる!初めて見ます。
日当たりのいい場所ではもう実は完熟です。
割ってみたら中から種がころんと4個出てきました。これもごくごく小さいけれど、形はアサガオの種そっくりです。
こうやって次から次へとできていくわけですから、ものすごい数の種が地上に撒かれることでしょう。バイパス道路ができるまでのつかの間のカーテンでしょうか。
野生化してあちこちで見かけるようになると、遠からず邪魔者扱いにされてしまう。いやもうされているのかも。カーテンの先のほうは枯れて茶色になったこの植物のと思われるツルが数メートルに続いてましたから。