今日はまた曇り空です。昼頃から雨との予報で、花盛りのキンモクセイも見納めかもしれません。
木の下にはすでにオレンジの敷物が。
サクラよりももっと短い花期です。香りに気づいてからわずか6日間です。
フヨウのように一日花もあるのですから、それほど短くもないですか。
祖師谷公園にはキンモクセイがいったい何本あるのでしょう。テニスコートの裏以外にもあちこちにあります。普段は気付かない。
ここにも1本ありました。下を見ると草原に花が咲いているようです。
この草はかつて止血に使ったというチドメグサ(血止め草)です。
かがんで覗き込むと、何か動くものが。
5〜6㎜ほどしかないのですが、ぴょんぴょん跳ねる姿はコオロギのようです。
うん、この形はコオロギでしょう。コオロギを見たのはいつぶりでしょう。
祖師谷公園では初めてです。今日だってキンモクセイに誘われなければ絶対にお目にかかkることはなかったでしょう。
おしりから突き出ているのは産卵管。だからメス。
こちらはそれがないからオスということになります。
カメラを近づけるとぴょんと跳ねて逃げてしまうのですが、あちこちに何匹もいます。
家に帰って図鑑で調べると、マダラスズ。あのスズムシの隣に載っていました。
スズムシかスズムシ科ですが、マダラスズはマダラスズ科。北海道から九州に生息し、鳴き方は「ビービー」だそうです。聞いてみたいものです。
今年はもう見納めかもしれないキンモクセイです。
すぐそばで、鳥が大きないい声で鳴いています。なんだろうと探すと、いました。
クスノキにいるのはヒヨドリ。
見えないのですが近くにもう一羽いて、掛け合いをしています。会話の中身はなんでしょう?