昨日とは打って変わってどんよりした曇り空。広場の気温も19.1℃と肌寒さを感じました。体操の途中で霧雨も降り出して、昨日の青空はまた雲のかなたにいってしまいました。
先日、サクラの木にキヅタが這い上っている記事をアップしました。
それがそれが、なんとこの姿。葉が全部縮れてしまったんです。
サクラの木の根元に近いところを見ると、キヅタのつるが切られてます。
何本か這い上がっているつるが全部切られてます。ここなんかはつるの間が30㎝ほどなくなっています。
水を上げられなくなったらもうお手上げです。
こないだまで見事に青々と茂って、実もつけていたキヅタが見る影もありません。
地面には落ちてきた葉が積み重なっていました。
秋になったら紅葉してサクラの木を真っ赤に染め上げてくれると楽しみにしていたのに。
なぜ切る必要があったのでしょうか。
キヅタは、木に巻きつく熱帯性のガジュマル(別名絞め殺しの木)などとは違って、巻きつかずに上に這いのぼるので、木を枯らすことはめったにないんです。
だから仲良くサクラと共存していたはずです。
キヅタは落葉樹に這いのぼることが多いのですが、それも冬に葉を落とす木ならば、その木から光をうばうことなく充分に光を受けて光合成ができると知っているからでしょう。
邪魔はしてないんですよ。
そして私も不用意だったと深く反省しました。
それはあのタイトル「乗っ取りそう」なんていかにもキヅタに悪者のイメージを与えてしまったから。
もちろん、公園の管理者が私のブログをご覧になったわけではないでしょうが、万が一にも見たとしたら、私の表現がいけなかったと思いました。
これまでもツル植物は何回もこういう目にあっています。
とくにガガイモは悲しかった。あのかわいい花はもう祖師谷公園のどこにもありません。
どうかツル植物を悪者にしないでくださいと、ツル植物に代わってお願いします。