仙川沿いをコガモがいるかなと目を凝らしながらいくと、鞍橋のそばにいるのは、これはめずらしい！
カワセミです！お腹が赤いのでブルーの部分は少ししか見えないのですが、目を凝らしていた甲斐がありました。
近くの野川にはよくいるのですが、仙川ではほとんど見ない。川の両側をコンクリでかためてしまったので巣が作れないんです。
すると後ろで声がしました。
「カワセミですね。コサギのえさを狙っているんです」
振り返ると声の主はツミのことをいろいろ教えてくださった黒柴の飼い主さんです。
コサギがいるのはわかったのですが、たまたま偶然そこにいるのかと思ったのですが、そうではないんですか！
カワセミとコサギの位置関係はこんなんです。
コサギが何をしているかというと、じっと水中に目を凝らしています。
「足で川底を探って、魚が出てきたところを食べるんです。そのおこぼれにあずかろうとしているのがカワセミです」
な〜るほど。じっとコサギの足先に目を光らせているんですね。
カワセミが獲物を見つけたとみえて飛び立ちました。
シャッターを押したのですが、この程度しか撮れませでした。
なにしろ目にも止まらぬ早さ。一応連写にはしたのですが、もっとシャッタースピードを上げないことにはダメでした。それには三脚が欠かせないでしょうし、朝の散歩では無理です。
獲物は狙い通り口に入ったのでしょう。たぶん。
また別の場所に飛び移りました。くちばしの下側が赤っぽいからメスかな。
なおも獲物を狙っています。
後ろ姿は美しい！このブルーは宝石のようです。
なおも狙っています。コサギは気がついているのでしょうか。
