ハリガネオチバタケとハナオチバタケ 違いはここですって! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

この雨続きでキノコがかつてないほどに生き生きとして存在感をアピールしています。
太極拳広場の道路(車道)沿いには、10mほど続く落ち葉の上に群生しているこのかわいいキノコ。


ランプを灯したようなメルヘンの世界です!


傘の直径は小さいもので数ミリから大きいものでも1〜1.5㎝くらい。
だから余計に小人のランプのようです。


この名前はハリガネオチバタケと先日のキノコ観察会で知りました。
でも、確か以前これをブログで紹介したことがあったはず、と調べると、ハナオチバタケとなっています。
あらっ?間違えでしょうか。それとも同じものの別名でしょうか。

調べると、これが似ているけど別のものとわかりました。
こちらのキノコブログによりますと、ひだの数の違いで明確に区別できるんだそうです!
『北陸のきのこ図鑑』によると
 ハナオチバタケ
   傘径0.8~1.5cm
   ひだ16~19枚

 ハリガネオチバタケ
   傘径1~3cm
   ひだ13~15枚



ということで数えてみましょう。
13枚!ということはハリガネオチバタケでした。


ということは以前ハナオチバタケと思っていたものも、
数えてみたらやはり13枚でハリガネオチバタケでした。
う〜ん、今度からひだを数えなくては!
でも、こんなに似たもの同志がいるなんて、キノコは難しい、けどおもしろい!